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この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

猫勇者

遠い昔、それとも、ずっと未来。遠い宇宙の彼方に。異世界の惑星に辺境の国がありました。

ほどほどの国土に、それなりの経済力、近隣には覇権を争うような国もなかったのですが、一応、ちょっとした軍備もしていました。

ところが、突如現れた恐ろしい魔王の軍勢が街の近くに現れたので、街の人々も、兵士たちも、街を捨てて逃げ出しました。

その知らせは、王都のお城に届きました。
グランシャトーより立派で、ひらぱーの近所のチャペルココナッツよりも、ちょっとだけ見劣りする感じのお城です。

兵士たちの報告が、ちょびヒゲでぽっこりお腹の王様に届いたのは、街中に魔王軍の噂が広まってから3日後の事でした。
王様の家来たちは、どうしたら良いのかわからなかったので、国で一番の魔法使いに相談しました。

魔法使いはお城にやってきて言いました。
「魔王が現れたなら、勇者を呼び出せばいいんじゃないかな〜たぶん。しらんけど」
こうして、勇者召喚の儀式が行われることになりました。

国中の魔法使い達は大興奮です。伝説の勇者召喚に、自分たちが挑戦するのですから。
昔の魔導書を調べたり、いろんな伝承を集めたりして、勇者召喚の魔法陣を考え出しました。

出来上がった魔法陣は、とても大きくて複雑でした。魔法陣を描くには、広い場所が必要だったので、
お城の倉庫からガラクタを運び出して、その床に描く事になりました。

何日もかけてやっと完成した魔法陣が、魔法使い達の魔力を注そそがれて光り出します。
演歌のような詠唱を聞きいて王様は思いました。一人だけ音程ずれてるような気がする。

魔法陣の真ん中に、おもわず目を瞑るような強い光が輝きました。
しばらくして、みんなが目を開けてみると、魔法陣の真ん中に、一匹の猫が座っていました。

「「成功だ!」」

魔法使い達は、勇者召喚の儀式が成功したことで大喜びしました。
お互いの検討をたたえて、ローブの交換を行う魔法使いもいます。

王様は思いました。近所の猫が迷い込んだだけじゃないのか?と。
いや、勇者召喚の儀式で現れた、あの猫が勇者様だ。と魔法使い達は言いました。

そうして、お城に住み着いた猫が、魔王軍と戦うかもしれない物語。
いや、猫を勇者だと言う魔法使い達と、ちがうだろと思う人たちの戦いの物語?

〜前に書いた短編の続きを書きたくなったので新しく連載として登録します〜
プロローグ
魔王と魔法の始まり
2020/01/25 21:30
3代目魔王vsおばちゃんたち
2020/01/25 23:52
ツアー開催
2020/01/26 14:28
召喚されたのは、小さな勇者?
鳩の三郎くんのお仕事
2020/03/08 15:05
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