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異世界で和菓子屋はじめました  作者: あかねん
4/6

それから


それから私は1か月ほどのんびりと過ごしていた。


基本的にマリーのお屋敷のとても豪華な一室を借りて生活している。


具体的に言うと、ジェラルドさんが所属してる騎士団の詰所に見学に行ったり、町に出て買い物をしたり、読書をしたり、箒で空を飛んだりと、普通の大学生だったら出来ないような非日常を私は楽しんだ。


ちなみに空を飛べなら箒ですよね!!と言ったから、箒を用意してくれたので無くても飛べる。



私は残念ながら魔法の才能は無いと言われたので外に出るときは相変わらず護衛がいるが比較的に自由に過ごさせてもらってる。





とてもありがたいことに、私が元の世界に帰りたがらないのに誰も何も言わない。



梅花庭の二人には悪いと思ってるけど、忙しい生活が両親がいなかった今までの寂しさを癒してくれる様で、なんとも言えない幸福が心地よい。


ついでにロイさんが「最近お嬢様良く笑うんですよ」ってなんだか嬉しそうに言うから此方まで楽しくなってしまう。



だからまだ優柔不断な私を許して温かさをくれるこの環境がとても嬉しい。



でもねちょっぴり我が儘を言うと洋風の料理に飽きてきた。


バイトで飽きてきたと思ったけどやっぱり私は和菓子が好きみたい。


だってやっぱり日本人だから。


やっぱり大好きでしょ?


ね。


異世界にいながらそんな我が儘を叶えたいなって思えた。


だから明日マリーさんに相談しようと星空を眺めながら私は考えた。

梅花庭の2人はバイトのゆかりちゃんを気にしてるだけで、高橋ゆかりとしてはそんなに心配はしてないイメージです

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