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美しい生き物は受け付けません!悪役令嬢ってもしかしてこれのこと言ってますか!?

作者: 紅葉ももな

悪役令嬢の話を書いてみたくなり投稿です。暇潰しにどうぞ。

連載版前の試し版となります。もし宜しければ連載版も御試しいただければと思います。

「「きゃー!!ルーベンス殿下よー!!」」


「ルーベンス殿下~、こっち向いて~!!」


 ウザ!


 耳障りな黄色い声援に顔を歪めて手元の本から視線を向けると、見目麗しい男どもの集団が闊歩していく。


 はぁ、なんだって折角の休み時間にここにくるかねぇ。


 小さな耳に人差し指を突っ込むとやっと静寂がやってくる。本当に毎度の事とはいえ迷惑極まりない。


 公爵家の末娘に産まれてからこのかた、常に目立たない地味な性格と容姿のお陰で平和な日々を送ってきた私リシャーナ・ダスティアは目前の集団に舌打ちした。


 いつも通りあまり人が来ない学園の校庭の隅を選んで今日も木陰に寝転がり静かに本を読んでいたのに邪魔が入ってしまったじゃないの。


 有力貴族のダスティア公爵とは言え、跡取りには事欠かない位の子沢山家系のため全てに置いて中の中なリシャーナは過度の期待もなく自由気ままに今の学園生活をそれなりに謳歌させてもらっている為、とても快適な日々を過ごさせて頂いてます。


 父様感謝!


 もちろん学業を大義名分にして堂々と心置き無く夜会やらお茶会やらをサボリまくっておりますけど。


 だってめんどくさいし。寄ってくるのは公爵令嬢と言う肩書き目当ての男と父様や兄様達に胡麻を摺りたい連中大半。思ってもいない見え透いた御世辞言われたって心になんて響きません!むしろ冷めます。


 地味な容姿も性格も本人が一番理解してますとも。ほっとけ。


 我がローズウェル公国の王公貴族が通う事を義務付けられた王立学院には現在第三王子を筆頭に、無駄に沢山の高貴な貴族の皆さんが通っておられます。


 そのなかでも目の前を歓声と彼らに近付きたい御令嬢を引き連れて歩く集団がこの学院の所謂超玉の輿物件です。


 あなたたちは魚の糞ですか?


 先頭を颯爽と歩くルーベンス殿下を含めて我が国には王子様が三人ほどいらっしゃいますが、どなたが王位をお継ぎになるか国王陛下は明言されておりません。


 第一王子様は正妃腹ですが御体が生まれつき弱く、障害を御持ちになって生まれており御公務に耐えられる状態にありません。


 第二王子様は健やかに成長されましたが、産みの母君は当時侍女をされており、御実家は既に没落済み。母君も産後の肥立ちが悪く、既にお亡くなりになっており後ろ楯がない為に王位をお継ぎなるのは難しいようです。容姿、教養共に優秀な方なだけに本当に残念です。


 そんなわけで第一王子様と同じく正妃腹の第三王子様が事実上国王陛下に一番近い訳ですが、国王陛下は第三王子様を世継ぎに指名しかねておられます。さぁなぜでしょうね?


 代々見目麗しい姫君を取り込んできた王家ですので見た目はばっちりなのですよ。キリッと整った顔立ちも、軍部で鍛えられた肉体も血統の良さも折り紙つき。


 それなのに、それなのになぜにあんなに中身が腐っているのか、完全に詐欺ですよ。詐欺!


 五歳になった年、国王陛下から宰相を勤めさせて頂いている父様に内々に、真っ先に第三王子との婚約の打診がダスティア公爵家にありました。


 しかも年齢が近いと言う理由から名指しで来ましたとも!


 始めて顔を会わせたさいに、こちらも公爵家に相応しい装いをと気合いをいれていましたよ。


 新品のドレスに流行の髪型、王族の方に失礼があってはならないと当日まで行儀作法のレッスン、レッスン、又レッスン!


 仮にも王子様との対面で緊張していた可愛いげのあった頃は、父様に手を引かれて見目麗しい彼の君に一種の憧れも宿しておりましたとも。


 目の前に現れた彼はとっても美少年!まるで絵本から飛び出したような王子さまでしたよ。見た目は・・・・・・。


「お初に御目にかかりますルーベンス殿下。ダスティア公爵が二女、リシャーナ・ダスティアと申します。以後お見知りおき下さい」


 行儀作法の講師に仕込まれた自分史上最高の優雅な礼で挨拶をし、笑顔で王子様の顔を見上げました。


 私の拙い挨拶に笑顔で頷く国王陛下と正妃様の横で己の不機嫌さを隠すことなくルーベンス殿下がリシャーナの頭から爪先まで一瞥すると、後ろに立つ国王陛下へと視線を向けて一言。


「父上、こんなちんくしゃが僕の婚約者なのですか?」


 ピキッっと幻聴が聞こえそうな速度でルーベンス殿下の言葉に同席していた一同が同様に凍り付きましたとも。


 今なんつったよこの王子、えっこれが婚約者とかマジ勘弁!


 いくら美しくても、お世継ぎ筆頭だろうがこんな婚約者は要らん!

 

 自分の中の王子様像がガラガラと音を立てて崩壊していくのがわかるのです。


「出来ればもう少し可愛い令嬢にしてください、こんな蛙みたいな娘引き立て役にすらならないではありませんか。隣に並びたく無いです」


 続いて出た要望にいち早く凍結から脱け出せたのは奇跡だろう。

 

 かっ、蛙!?仮にも国王陛下から王子の婚約者にと望んだ為に今回のお見合いが成り立っているのですが!?


 背後からどす黒いオーラを発し始めた父様に怒気を感じ取り、これは不味い!と思った瞬間思いっきり目の前のルーベンス殿下に蹴りを入れました。


 きちんと兄様達に習った通りみぞおちです。


『良いかい?可愛いリシャーナ、失礼な奴や危ないと思ったら臍の上を思いっきり蹴飛ばすんだよ?本当は性器を狙うのが最も効果的なんだけど、まだ結婚してない男にそれをすると責任をとってお嫁にいかなければならないかも知れないからね?絶対にしちゃ駄目だよ?』


 はい!兄様との御約束通りとばっちりみぞおちきまりましたよ!


「ぐっ!この!僕は王子だぞ!?」


 ドスッと聞こえそうなほど見事に決まった蹴りは油断していた鳩尾に入ったようで、瞳に涙を浮かべて呻きながらしゃがみ込んだルーベンス殿下が睨み上げてきました。


 権力の無駄使いしないでくれませんかね。


「わざわざ教えていただかずとも存じております。国王陛下、この度の王子殿下への不敬、私の一存でございます。どうか家族には恩情を賜りますよう平にお願いいたします」


「おい!」


 ぎゃぁぎゃぁ喚くなみっともない!こっちは手を出した手前、陛下にすがるしかないんじゃい!それにきちんとみぞおち狙ったんだから良いでしょうが!


 私の咄嗟の行動に父様が放っていた黒々しいオーラが一瞬成りを潜めたので多分大丈夫だとおもうけど。


 はぁ、一時はどうなることかと思ったわよ。あの場で子煩悩な父様がキレれば確実に罪に問われかねないもの。子供同士の諍いであれば誤魔化しも効くと踏んだのよ。


「クククッ、罪には問わんよ。先程の失言はこちらが悪い、ロベルト、リシャーナ嬢すまなかった」


「いえ、陛下には娘の不敬を御許しいただき感謝に絶えません」


「本当のことを言っただけじゃないか・・・・・・」


 それでもまだブツブツと不満を撒き散らすルーベンス殿下の頭上に国王陛下の握り締めた拳が墜ちる。


「痛て!」


「しかしどうやら殿下は我が娘はおきに召さなかったご様子。この国の貴族令嬢にはお美しい姫君や花のように可憐なご令嬢も数多にいらっしゃいます。私は娘をむざむざ不幸にしたいとは思いませんのでね、大変栄誉な御話でしたがこの話は無かったことにさせていただきたいのですが?」


 元々父様は今回の婚約に乗り気では無かったのだもの。良い笑顔で早くも破談に持ち込んだ父様に国王陛下は苦笑してます。


「わかった。忙しいなか時間をとらせてしまった、リシャーナ嬢何か困ったことが有れば何なりと相談に来るがよい」


 そう締め括った国王陛下は父様を引き付けて政務に戻ってしまったために、ムカツクルーベンス殿下を無視して正妃様に退席の挨拶をしてさっさと屋敷へ引き上げましたとも。


 王立学院から家に帰ってきていた兄様にルーベンス殿下を蹴飛ばした話をしたら御褒美に御菓子をくれました。


 数ヶ月後に正式に第三王子の婚約が発表されたけど正直どうでも良かったしね。


 新たな犠牲者に御愁傷様と憐れみは感じたが、まぁ好みはひとそれぞれだし。


 王立学院へ進学してからと言うもの、なるべく問題児に関わらないようにしていたのだけど、はぁ例に漏れず同じ学院に通えば馬鹿っプリは嫌でも耳に入ると言うもんでしょ。


 と言うわけで、なるべく関わらずに過ごす日々は平和な食後のお昼寝タイムに突如始まったイベントの為に強制終了とあいなりました。


 もうちょっと場所を考えてくれれば良いのに本当に迷惑極まりないとはこの事でしょう。


 第三王子ルーベンス・サーシャ・ローズウェル殿下は現在、その見目麗しい容姿を見事に歪ませて、彼の取り巻きたる同学年の公爵嫡子やら国教の大司教の私生児の青年、その他の有力貴族の跡取り達を従えて自分の目の前に押さえ込まれた女子生徒を睥睨されておられます。


 ええ、相変わらず悪趣味もいいところです!女性に手を挙げるなんて!


 金糸のような長い髪を三つ編みにして肩口へと流し、怒りを顕に眉根を寄せて厳しい目付きで見下ろす相手。


 ルーベンス殿下の婚約者であるクリスティーナ・スラープ伯爵令嬢はいつもの凛とした彼女しか知らない一般外野の私としては見るに耐えないお姿に変貌を遂げてしまってます。


 美しく纏められている髪は無惨に解け、拘束で制服はぐちゃぐちゃ。地面に押さえつけられた為に、傷ひとつない美しい膝は擦傷になってしまっているのではないでしょうか。


 嫁入り前の乙女に一体なにやらかしとんじゃあのバカ王子!


 校庭には見物客が詰め掛けており、本来ならば騒ぎを納めなければいけない筈の教師も国の最高権力者の子息達相手に、誰も動けないでいるようです。


「お前は特定多数の生徒を煽動し、マリアンヌ嬢を傷着けた。悪意を持って人を貶めるその性根!見損なったぞ!」


 おぅおぅ、どうやら修羅場ですね。最近ルーベンス殿下を始め沢山の有力貴族の皆さんが一人の令嬢に心を奪われているとは噂に聞いてはいたけれど。


 どうやら本当のことだった模様ですね。でもこの構図なんか見覚えが・・・・・・。


『「いいえ!私がそんな卑劣なことに手を染めると誰よりも付き合いの長い貴方が本当に思っているのですか!?」』


 押さえつけられても誇りと矜持を持ち、目の前のルーベンス殿下に悲痛な声で訴えるクリスティーナ様。うん、哀れ。


 何この違和感、気持ち悪いんですけど。


 自分の知っているクリスティーナ様は、品行方正でそのうえ感情表現が苦手、頼まれれば断りきれずに厄介事を引き受けて奮闘している姿を知っているのでなぜにルーベンス殿下があのような発想になったのか疑問です。


 しかし、なぜでしょう。頭の中に浮かぶ静止画は、階段の下に座り込み上階を見上げるマリアンヌ嬢とそれを青ざめて見下ろすクリスティーナ様。


 誰の記憶よ、私はこんな場面見たことないわよ。


 可愛いものに目がなくてクリスティーナ様が校舎の隅で猫の仔を密かに養っているのも知っています。


 なんでその子猫の遺骸がマリアンヌ嬢の下足入れに入っている静止画が浮かんでくるのかな。出くわしてないわよこんな光景。


 ゴミ箱に棄てられた血濡れの子猫を自分の大切なハンカチでくるみ抱き上げて、校舎裏に走って行かれたのは見てるけど。


 ううう、気持ち悪くなってきた。なんなのこの矛盾。


 余り直接的な面識は無いですけども、そんな私ですら彼女の人となりから見ても人を貶めるような人物にはみえないのです。


 まずもって感情が顔に出る彼女に、将来の王子妃なんて出来るの?って思うしだい。


 まぁ、とにかく彼女のお陰で同年代にありながらバカ王子の婚約者と言う最悪の事態から回避できたのでとてもありがたい生け贄です。


 ありがたや、ありがたや。そしてこのあべこべはどこから来るんだ!?


 顔面蒼白で座り込むクリスティーナ様は顔色を伺い化かし化かされの情報心理戦が基本の貴族の世界では明らかに不利だろうに。

 

 さて今回の騒動の発端はと言いますと、現在頭の中がお花畑と化しているお取り巻きの令息軍団に囲まれて事の成り行きを黙って見守っているご様子。


 マリアンヌ・カルハレス準男爵令嬢は不安げな雰囲気を醸し出して自分を支える侯爵家の嫡男にしなだれ掛かっております。


 しかしなぜでしょうね?恐怖に震えるというよりもこの状況に歓喜を堪えている様に見えますわ。


 そしてなぜでしょうね、私にはクリスティーナ様を見下ろすマリアンヌ嬢の見えている光景が分かるのは。彼らは校庭の中央、私は隅っこ。おかしいでしょう。


 そして遠目でもわかる。ブラボー!完璧に被害者令嬢に見えますね。これだけの美形集団を侍らせる才能はある意味逸材でしょう。


 本来ならば傍観と観覧を特等席で見ていたい!だってめんどくさいから!そして気持ち悪いから関わりたくない。


『「証拠や証人も揃っているのに、まだ罪を認めないと言うのか」』


 まただ。なんで先には言うことがわかるの?


 盲目的にマリアンヌ嬢を守ると言うお門違いの正義感を振りかざすしか脳がないお馬鹿の相手はしたくありませんが・・・・・・。


 クリスティーナ様このまま気持ち悪い予想通り進めば貴女に待ち受けるのは修道女としての幽閉エンドロール。そしてマリアンヌ嬢逆ハーレムエンド。


 浮かんでは消える走馬灯に頭痛と嘔吐感、額には冷や汗。しっかりするんだ自分。ここで倒れるわけにはいかないのよ。


「ルーベンス殿下、お待ちください」


 自分の進行に突如割り込み声を掛けたリシャーナに、外野と主役達が一斉に視線を向けて来た。


 声がひきつるけどそんなの無視。私は使命を全うするのみ。


「お前は・・・・・・?」


ルーベンス殿下がリシャーナに声を掛けた事でザッ!と外野が二つに分かれ目の前に道が出来た。


 あぁめんどくさい。学院へ入ってから定期的に宰相である父様へのルーベンス殿下の素行調査と陛下から勅命がなければ誰が動くかボケ!?


「お久し振りで御座います。ダスティア公爵が娘リシャーナ・ダスティアでございます」


 スカートの裾を僅かばかりつまみ上げて礼をする。


 あくまでも立場上いくら相手が駄目王子でもこちらは臣下なのだもの。御挨拶が不出来ではダスティア公爵家の恥となる。


「あぁ、元婚約者候補のじゃじゃ馬姫か。一体なんのつもりだ」


 じゃじゃ馬姫・・・・・・はぁ、どうやら中身は全く進展がないご様子。


「いえいえ、皆様の学院での貴重な癒しを満喫しておりましたら何やら殿下主導の見世物が始まってしまわれましたので状況をお聞きしたくお声を掛けさせていただきました」


 訳:折角の休み時間に邪魔してなにはじめとんじゃボケが!?


「見ての通りだが?部外者は黙って見ていろ」


 吐き捨てるように言われましてもねぇ?こちらにはこちらの事情があるわけでして。


「クリスティーナ様、大丈夫ですか?お立ちになれます?」


「えっ・・・・・・はっ、はい。大丈夫です・・・・・・」


 仏頂面を無視して混乱しているクリスティーナ様の側に膝を付き、取り合えず立たせました。


 ちっ!やっぱり怪我してんじゃないの!綺麗な脚の膝が見事に擦り傷となり少しですが出血中。


「じゃじゃ馬、一体誰の許しをえてその女を立たせた」


 おーおー、怒ってる怒ってるん。ケケケッ。


「陛下の指示ですけどなにか?」


「はっ?」


「この書状が目に入らんか!」


 一度やってみたかったのよね!某時代劇の台詞モ・ド・キ。


「そんなもの目に入るか馬鹿が!」


「うわー、この学院でいったい何を学んでおられたのでしょう」


 よよよっと倒れ込む真似をする。


「貸せ!」


「はいはいどうぞ。ご覧くださいませ」


 私からひったくるように書類を取り上げるとお仲間令息と一緒に読み始めた。


「なになに、リシャーナ・ダスティア嬢をルーベンスの指導役に任命する!?」


「学院から卒業するまで不敬罪には問わない!?」


「「「「なんだそれは!?」」」」


 おっ、綺麗にハモった。


 なんならこっちもどうぞ?


「マリアンヌの取り巻き方もハイどうぞ」


 にっこり笑顔で手渡した封筒は其々の御実家からの御手紙ですわ。


「うっ、嘘だ!」


「何かの間違いだ、こんな」


 あっ、その御手紙は陛下も承認されてますから安心してください。


「皆さん余裕ですね?」


 顔面蒼白な者、取り乱している者。茫然自失な者。


「早くお家に帰られた方がよろしいのでは?」


 さっさと帰れ~。屋敷に入れて貰えるとは思わないけどね。


 だって皆様内容はほぼ同じ。


“婚約を破棄するならば廃嫡します”


 本人はさておき婚約は家同士の取り決めだもの!勝手に撤回出来ませんわ。


 マリアンヌ嬢に男が七人。重婚がみとめられないので選ばれるのは一人だけ。そんな相手に恋なんてしたら御家断絶ですもの。


「さぁ、愛を取りますか?」

 



購読ありがとうございます。連載版は23日に同タイトルで2話投稿予定ですのでそちらをご覧くださいませ。

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