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界遊記  作者: かえで
蘇る古代帝国文明

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神闘者との戦い3

 突然、レーテは両手で口を押えた。まるで、急な嘔吐感に堪えるように。顔は真っ青になり、額に脂汗が浮かぶ。

 黒い神殿の祈りの間にて、神勇者と神賢者の誕生のための作業に勤しむ一向。

 必死に自分の氣を製錬収束、物質化した糸を作り出し、法衣として編み上げていこうとする神賢者候補レーテ=アーグと可憐な女神ザムマーグ。

 その二人とは対角線上の隅で神皇によって作られたとされる神勇者用装備『超神剣』の封印を解こうと奮闘している神勇者候補ガガロ=ドンと精悍な女神フィアマーグ。

 ガガロは双眸をきつく閉じ、必死に未だ封印の解けぬ四聖剣に向かって自身の氣と聖剣の持つ波動の融合に集中していたが、そんな彼でさえも、少女の覚える不快感と同じものが伝わっているのは明らかだった。

 先程までファルガが対峙していた『神闘者』ハンゾと同レベルの悍ましさを孕む氣が複数、先程までファルガとハンゾの戦場であった砂浜に出現したのだ。

「神闘者……一人ではなかったのですか」

 仮面の下で、可憐な女神ザムマーグが呟いた。表情こそ伺えないが、明らかに想定外の悍ましさの発生に動揺しているようだ。

 レーテは、不快感を抑えながらも、神でも動揺するのだ、と妙に冷静にその反応を受け入れていた。

「わからん……。

 わからんが、少なくとも我々と対峙した時の魔神は、神闘者という戦士は連れていなかった……。ましてや人外の力を持つ者が小隊レベルで……。『巨悪』グアリザムが作った戦士たちだという事なのだろうか」

 精悍な女神フィアマーグは、神闘者の在り方に疑問を持っていた。

 自身が神勇者であった時も、魔神との戦いは熾烈を極めた。後世に『精霊神大戦争』という名で伝わる戦いこそが、魔神と神勇者、神賢者との戦いだった。

 浮遊大陸は墜落し、人口の殆どが死滅、文明も国家も全て失われたものの、何とか魔神を退けることに成功する。その後の人類の冬の歴史はまた別の話になるが、魔神を退けることにより、『魔』からは『妖』と称される、人類を始めとする全ての生物が辛うじてこの星に生き残る事が出来た。

 だが、その時には『神闘者』という存在は知らなかった。それどころか、ファルガたちが遺跡から戻って初めて知ったという状態だ。

 フィアマーグは思う。

 『妖』と『魔』とは、一体何なのか。

 神になって分かったことだが、全ての生命体は、全て同種同族の『魔』と戦っていたようだ。その戦いの形こそ様々だが、微生物から野生の動物、果ては植物に至るまで、『魔』と化した存在を排除する戦い……というよりは殺し合いを行なっていた。繁殖も可能なほどの類似……外見上も遺伝子上も全く同種の生命体同士でありながら、なぜこれほどまでに互いを憎み合うのか。その問いを、フィアマーグもザムマーグもずっと持ち続けていた。そして、その疑問は解消するどころか、時が過ぎるにつれてどんどん膨れ上がっていった。

 意識して周囲を見渡していれば、そこここでその戦いは確認できた。

 何の変哲もない一羽だけが、群れの中で他の鳥から羽という羽を啄まれ、場合によっては突き殺されることもある渡り鳥。個体的には最も強そうな巨体を有しながら、何故か他の個体に執拗に攻撃を受け、血だらけにされ群れを追い出される獅子。ミクロで言えば、多数存在するが何故か一匹だけ総攻撃を受け、細胞膜を破壊されすべて吸収されつくしてしまうバクテリア。

 個で生活する筈の熊も、他の成獣と共に一体だけを執拗に攻撃する。もはや動けなくなり虫の息になっているにも拘らず、ひたすら噛みつき引きずり回す。まるでその原型が残る事すら忌み嫌うように。それは、まさに憎悪。一頭の何の変哲もない熊に、他の大小様々の熊が、存在までも否定すべく攻撃を仕掛けるのだ。

 その戦いは草食動物でも起きていた。

 群れの長だったはずの巨大な角を持つオスのシカが、ある時を境に群れの全てのオスに総攻撃を受け、その体を血みどろにする。メスは強力なオスであろうと絶対に近づかない。その戦いは異質。群れのボスの座を争う戦いとは明らかに違う。集団による個に対する圧倒的な暴行なのだ。

 だが。

 そのように仲間から忌み嫌われた筈の様々な種の個体が、群れを作って移動する様も見てきた。

 捕食者と被捕食者が身を寄せ合うように、他の大多数から逃げ惑い、行き場所を探していた。

 その戦いの軌跡は動物に留まらない。

 同じ種類であるはずの植物が、ある一本だけを覆い尽くし、巻き付き、締め上げる。まるで陽光を与える事さえ許さないとでも言わんばかりに。

 単なる弱い者いじめだと思っていたこれらの観測情報が、実はとある共通点……人間では絶対に気づく事が出来ない……を意識してみることで、答えが見えてきた。

 それこそが『悍ましさ』。

 今まで『魔』に対して感じていた悍ましさこそが、その共通点だった。

 神皇との修行を行なったフィアマーグは、その問いを神皇にぶつけた事もあった。だが、神皇はそれに答えることはなかった。その時、フィアマーグはその問いに答えられる者は存在しないのだと察し、それ以上深堀することはなかった。微生物から植物、肉食動物に至るまで、『妖』と『魔』は殺し合い続ける。それは神でさえも同様なのだ、と無理に納得しようとした。

 それでも、彼女の中にはその疑問がずっと渦巻いていた。人が存在するのはなぜか。神が存在するのはなぜか、というような、誰にも答えられそうにない問いと同じ階層で。

 『妖』と『魔』の存在は、彼女の中でくすぶり続けていたのだった。

 その疑問が再燃したのが、古代帝国の遺跡で皇帝イン=ギュアバを復活させた時の神闘者の襲撃だった。この男は、間違いなくつい最近までは、カタラット国のゴウの私兵『影飛び』の一戦士として任務に従事していたはずなのだ。その人間が、黒い稲妻に打たれて『神闘者』になったという。

 という事は、黒い稲妻は『妖』を『魔』に変える技術だという事なのか。

 確かに、今まで群れのボスだった個体が、突然群れの中で攻撃されるようになるという事案は何度も観測されてきた。だが、その攻撃されるようになる瞬間の変化、というものをフィアマーグは観測できたことがなかった。彼女が神を名乗り始めてから二百余年。その現象を探求しつつもその現場に居合わせた事がなかった。実際には、封印されていたこともその機会を奪われていた主たる原因ではあるのだろうが……。

 だが、彼女の知る限りでは、ファルガもレーテもこの黒い稲妻を幾度となく受けている。それでも、彼らは『魔』になることはなかった。

 種として同一の物が、何故分類できるのか。分類する為の基準が、黒い稲妻を当てた時の変化以外に何かないのか。万人が明らかに確認できるレベルでの分類基準が。

 いずれにせよ、はっきりしているのは、黒い神殿の外に出現した無数の神闘者群は、魔神となったグアリザムによってなされた事象だということだ。

 歴代の魔神も皆可能だったのかは不明だが、現在の情報ではそう結論せざるを得なかった。

 そして、フィアマーグがどう判断しようとも、ファルガが黒い神殿の外で何人もの悍ましき存在『神闘者』に襲われている事実がそこにあった。


 砂浜に辛うじて立つファルガ。

 そこに襲い来る神闘者達は、一人一人がハンゾ並みの戦闘能力を有していた。

 しかしながら、ハンゾと戦闘を開始した直後のファルガであれば、神闘者達にそうそうは遅れをとらなかったはずだ。それほどに、遺跡から出た後のファルガの自己鍛錬は、その成果を如実に示していた。

 だが、ファルガの優位性を覆したのが、ハンゾの魔獣化だった。魔獣化、という表現が適切かどうかは不明だが、明らかに人ならざる者に強制的に変化させられた。『黒い稲妻』に因って。

 そして、その後に現れた神闘者群。彼らは一撃必殺の武器こそ持っていなかったが、徒手空拳でファルガに襲い掛かる。

 対するファルガは『灼刃』も『氷雨』も失い、徒手空拳で対抗するしかなかった。

 幾ら一対一であれば圧倒する力があったとしても、物量勝負となると、流石のファルガも分が悪い。

 最初は攻撃を何とか受け流し、反撃していたファルガだったが、徐々に先程の戦闘の疲労の影響に加え、魔獣と化したハンゾの攻撃のダメージが如実に表れてきた。また、魔獣化したハンゾを屠る為の≪八大竜神王≫も、ファルガの疲労を加速していた。

 神闘者群に一歩、また一歩と後れを取り、その分打撃ダメージが体に残っていく。

 ハンゾに放った攻撃用氣功術≪八大竜神王≫を、もう一度放って敵をその光の奔流に巻き込む事さえできれば、再度の勝利も可能だろう。だが、今のファルガには、その膨大な氣を創り出す体力も精神力も残されてはいなかった。

 いつしか、神闘者の攻撃をサンドバッグのように受け続け、立っている事すら不可能なほどに、深刻なダメージを負ってしまっていた。

「この程度か。『もどき』……が。もう少し骨があるものだと思っていたが」

 最後にファルガを殴りつけた神闘者は、砂浜に転がるファルガに向かって唾を吐きかけた。

 神闘者群のファルガに対する暴行は、恐らく『妖』が少数の『魔』を嬲っている時の様子に酷似していたはずだ。そして、それを目の当たりにしたフィアマーグもそう思ったはずだ。

「あんたらは、何のためにここに来たんだ……?」

 ファルガは、口角から流れ落ちる鮮血を拭い、何十人もいる神闘者の先頭の者を睨みつけた。

「俺たちがここにいる理由?」

 先程ファルガに語り掛けてきた神闘者の先頭の存在が、一瞬首をかしげる。

「そんな理由があるものかよ。強いて言うなら俺たちは、只お前さんを嬲る為に集まったのさ。理由はわからないが、気に入らないんだよ。おまえさんの姿が。声が。考え方が。吐く息の匂いが。雰囲気が……な」

 神闘者の先頭の男がそういった次の瞬間、集団の横の神闘者達が、ゆっくりと黒い神殿へと歩みを向け始めた。

 見ている限りでは本当に協調性がない。

 ファルガが戦闘不能に近い状態になった瞬間、それぞれの神闘者がバラバラに動き始めたのだ。

「あそこにも悍ましい奴らがいる」

 神闘者達は、口々にそういいながら歩みを進めた。何人かの神闘者が、黒い神殿に目を付けているのがファルガにもわかった。

 ファルガの背に冷たいものが流れ落ちる。

 そこにはガガロがいる。精悍な女神フィアマーグがいる。可憐な女神ザムマーグがいる。そして、自分が護ると決めた少女レーテがいる。

 このまま神闘者達が進めば、嫌でも『黒い神殿』に到達する。そうなれば、彼らは神闘者達に嬲り殺しの憂き目に会うことになる。少なくとも、聖剣を使う事の出来ない状態では、ガガロはともかくとして、レーテはひとたまりもない。そして、如何に神々とはいえ、この神闘者群を排除できるかといえば甚だ疑問だ。そして何より、聖剣が破壊されてしまう可能性さえある。神闘者との戦いでは、神闘者達の超神剣である『灼刃』や『氷雨』でさえ破壊されてしまったのだから。四聖剣が破壊されれば、超神剣は復活しない。そうなれば、『巨悪』と戦う術が失われてしまう。

 先程までの神闘者の凄まじい戦闘能力を見ていれば、もはや聖剣だからとか、神だからとか、そういう理由で破壊が免れるとは到底思えなかった。彼らは女神も聖勇者も蹂躙するだろう。

 それだけは阻止しなければならない。今戦えるのは自分しかいない。少なくとも、あそこに居る聖勇者よりは、聖勇者ですらなくなった自分の方が遥かに強くなっているはず。

 ファルガは、最後の力を振り絞って立ち上がった。

 今のファルガは、ガガロが聖剣に向き合っている間ずっと鍛錬をし続けてきた。その鍛錬の結果、ハンゾを圧倒できる程に氣のコントロールに卓越する事が出来た。そんなファルガに残された唯一の方法は、再度、ハンゾを屠ったあの力を引き出すしかない。例え、体が今後使い物にならなくなったとしても。

 ファルガは、持てる最後の力を振り絞り、黒い神殿と神闘者の群れとの間に立った。

「邪魔をするなよ! そのままそこで大人しくしていれば見逃してやってもよいんだぜ?」

 神闘者の一人……この男は、カタラットの『影飛び』の装備を身に着けていた……が、下卑た笑みを浮かべながら呻く。

 この不快な感じ。もはや、この男の元々の下品さなのか、それとも『黒い稲妻』により性質が変わったからなのか。

 男がリーダーなのかはわからないが、男の後ろに何十人という神闘者が控えていた。そして、先頭の二人がファルガを羽交い絞めにすると、その後ろに控えていた数多くの神闘者が、すれ違いざまに順番にファルガに一撃を加え、そのまま黒い神殿へと歩みを進めていく。ファルガを肉体的に痛めつけるだけではなく、精神的にも痛めつけるために。

 自身が無力であることを再認識させられつつ、大切な物を眼前で壊されていく事に慟哭する様を、彼らは鼻歌交じりに見ていたいのだ。それこそが欲求不満に対するストレス発散の方法。

 この男たちの行動は、狂っていた時のジョーに似ている。

 口に熱い鉄分を感じ、腹部に熱く熱せられた鏝を押し付けられたような痛みを覚えながら、ファルガは過去に思いを馳せていた。

 ひょっとすると、ジョーも『黒い稲妻』の被害者だったのかもしれない。彼は、壊れていく彼自身の心と、肥大していく欲望になす術がなかったのかもしれない。ジョーはレナを食った。肉体も心も。そして、彼女を壊していった。今となっては確かめる術もないが。

 ファルガの眼前で、今まさにそれが行われようとしている。そう考えると、少年ファルガは居てもたってもいられなかった。

「やめろ……! やめてくれ……!」

 羽交い絞めのファルガの口から洩れる懇願が血を孕み始めた。それでも、連なる神闘者達はファルガに一撃を加えながら、黒い神殿へと進攻する。

 この全員が神闘者としてハンゾクラスの実力があるとすれば、如何に神といえども退けることはできまい。神闘者たちは、レーテを引き裂き、弄ぶだろう。神々をも手に掛け、嬲っていくかもしれない。もはや無力。

 このまま、神闘者達を黒い神殿に向かわせてはいけない。

「やめろ!!」

 先頭の二人の神闘者に羽交い絞めにされていたはずのファルガに、力が宿る。

 ファルガを越えていく神闘者は、皆そこに立ち止まった。

 そこで、何故か『黒い稲妻』が、神闘者全員に幾度となく振り注ぐ。そして、羽交い絞めにされたファルガにも。

 幾度となく『黒い稲妻』に打たれた神闘者達は、歩みを止めた。その直後、彼らの体が膨張し始める。その膨張に皮膚がついていかず、体があらゆる所で裂け、出血を伴う変身が始まる。

 同じ『黒い稲妻』を受けた筈の神闘者達。しかし、その変身は様々だった。

 神闘者ハンゾのように、背からもう一対の腕を生やし、剛力の様に膨れ上がった筋肉を用いて、周囲の者を破壊しつくそうとする者。

 背から巨大な翼が生え、首が伸び、全身が鱗に覆われた、人でありながら人の姿をしておらず、これで尾が生えればドラゴンと言えなくもないが、その存在には尾はなく、首がだらしなくぶら下がっている者。

 異常なほどに手が委縮し、足が伸びながら互いに巻き付いていき、蛇を連想させるような姿になる者もいる。

 そんな中で、この『黒い稲妻』を再度受けたファルガは、激痛しか感じなかった。落雷の直撃後の異様な体の疼きや思考の暴走はない。だが、それは自分がたまたまそういう影響を受けていないだけで、実はそのような追加効果もあるのではないか、と思う程の惨状が、少年ファルガの眼前に広がっていた。

 先程まで人の成りをして二足歩行で歩いていた者達が、手の数を増やし、足の数を増やし、或いは頭の数を増やし、人とは呼べぬ別の悍ましい生命体に変形していく様は、ファルガにとってトラウマになるような光景だった。

 幾度も『黒い稲妻』の直撃による激痛に堪えながら、ファルガは彼らの変形を見せられていた。

 地獄だ。この世の終わりだ。神話にあるような、邪神が人間を食らう世界秩序の崩壊の姿だ。白く美しい砂浜と、青く澄んだ海が、赤黒い血で穢れる。逃げきれなかった魚たちが、『魔』の毒素を吸い、その命を大量に落とし水面を覆い尽くす。

 ファルガは、神闘者どもが幾度となく黒い稲妻を受け、変身をし始めた後も、何度となく『黒い稲妻』の直撃を受け続けることになった。それはまるで、他の神闘者同様少年ファルガさえも怪物に変身させたいという、『黒い稲妻』を放つ存在の強い意志を感じさせるほどだった。

 『黒い稲妻』の直撃に因る激痛で、意識が朦朧とするファルガ。

「く……、くそっ……、くそぉぉぉぉっ!」

 成す術もなく苦しみに包まれて意識を失おうとするファルガ。だが、彼の心は最後の抵抗を試みていた。

 青白い氣の炎が吹き上がる。残された最後の力。

 だが、それも直後に落とされた『黒い稲妻』により掻き消されようとしていた。

 遠ざかっていく意識の中で、『黒い稲妻』とは明らかに違う四本の光の帯が、自分に衝突した事を知覚した。

 何か、あたたかい物が体の中に、そして心の中に入ってくる。

 そのあたたかい物が彼に何かを語りかけることはなかったが、少年ファルガは不思議と恐怖を感じなかった。同時に、彼の晒されていた強烈な痛みと悍ましさが、急速に和らいでいく。

 その次の瞬間、光の大爆発が起こり、怪物と化した神闘者の群れを弾き飛ばした。

 数瞬の間の後、周囲に振り撒かれた閃光が消滅し、周囲に静寂が戻って来た。

 そこには、ファルガが一人立っていた。

 伝説の蒼き鎧を身に纏って。

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