その61
俺たちが倉庫に着いた時、夕日は沈みかけていた。
「お嬢様大丈夫ですか!!」
室松さんが我先に倉庫の中へと突入した。
「なんだまたお前か!お前達、やっちまいな!!」
室松さんは瞬く間におっぱいに囲まれた。
「う、うわぁ~……む、むねん……」
室松さんは修行のかいも無くおっぱいの前に屈した。
室松さん! あんた、今年で70だろ? このエロじじい! あのキビシイ修行はなんだったんだぁ!!
「大丈夫か!! 波風! 助けに来たぞ!」
室松さんに次いで、名誉挽回とばかりに高橋先生が薄暗い倉庫に飛び込んだ。
「何!? この気持ち悪いオッサンは!! お前達、やっちまいな!!」
「ラジャー!!」
おっぱい盗賊団のFカップ、Gカップ、Hカップが高橋先生を取り囲んだ。
「うわぁーー!! や、やられたー!!」
高橋先生はセリフと裏腹に幸福そうな顔でおっぱいの餌食になり、倒れた。
くそっ!! 変態教師め!! 最初から期待なんかしてねぇーよ!!
「波風さんー。大丈夫ですかー?」
高橋先生を踏みつけて高志が倉庫に突入した。
高志は二次元アイドル以外に興味がないはず、期待してるぞ!
「な、なんだこの恐ろしくでかいやつは!? と、とにかくやっちまいな!!」
「ラジャー!!」
高志はおっぱいで揉みくちゃにされた。
「うわぁー……や、やられ……だぁー」
健闘むなしく、高志もおっぱいの餌食となった。
やはり、高志も三次元にはかてなかったか……。
しょうがない、あとは俺だけか……。
まってろよ友子、今助けてやるぞ!!
俺は気合を入れて倉庫に突入した。
「大丈夫が!! 友子!! 助げにきだぞ……あで? なんでジェシカがいるんだ?」
何故か友子と一緒にジェシカも捕まっていた。
「なに!? なんなの!? 今度はデブ!? なんでこんなに気持ち悪いやつらばっかり出てくるの!? お前達、やっちまえ!!」
「ラジャー!!」
俺はおっぱいで揉みくちゃにされた。
「お、おぱ……おぱい、いっぱい、おぱいい、いぱい……」