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デブ、宙を舞う  作者: たこき
59/66

その59

 ジェシカのことを、考えた。

 本名は高岡・ジェシカ・愛。

 ジェシカをミドルネームにもつハーフの女の子だ。

 みんなからジェシカと呼ばれている。

 身長170センチの長身でとても足が長い。

 そのスタイルのよさからとある雑誌の読者モデルをしているらしい。

 髪は完全に金髪で肩より少し短いくらい。

 顔がとても小さく輪郭は黄金比を上回るほどに美しい放物線を描いている。

 目は鋭く、強い女性をイメージさせる眼力を持つ。

 鼻は筋が綺麗に通っていて、外人の遺伝子を感じさせるほど高い。

 耳は小さく、とてもダンボの様に飛べそうもない。

 唇はとても薄く、綺麗な富士型をしている。

 つまり一言で言えばとても美しい女性なのだ。

 そんな彼女にも弱点はある。胸が小さいのだ。

 本人はCカップと言っていたが俺はA、良くてBの前半とにらんでいる……。

 まず、外見のことばかりが思い浮かんだ。

 性格は? 口が悪い、時々変な英語を使う、すぐに手をだす、高飛車、嘘を言うときやけによくしゃべる、強がり、よく笑う、よく怒る……。

 これが俺の知るジェシカ。

 そして、きっと、そんな俺の知るジェシカ以外のジェシカがいる。

 俺には見せない笑顔や、涙を見せるジェシカがいる。

 俺以外の誰かしか見ることのできないジェシカがいる。

 それを思うと、少し残念だ。

 もっといろんなジェシカを知りたいけど、それを知るには今のままではだめなことが。

 俺はジェシカのことをどう思っているんだ? 俺はどうしたいんだ? 謝りたい? 謝るだけ?謝ったらそれで終わり? 今まで通り? 今まで通りのまま卒業する? それでいい? 浮かんでは消える思い。

 どれが本心でどれが雑念なのかわからない。


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