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デブ、宙を舞う  作者: たこき
57/66

その57

 その日の修行は、地獄だった。

 俺はてっきり、おっぱいに慣れるような、ムフフな修行をするのだと思っていた。

 けど、逆だった。

 目の前に、いるのは、30人くらいの、屈強な裸体の男達。

 小麦色の、マッスルバディー。

 飛び散る汗。

 黒光りする肌に、浮かび上がる白い歯。

 ピッチピチの三角パンティー。

 「ふん!ふん!」と鼻から漏れる息。

 室松さん曰く、「おっぱいに負けそうなとき、この大胸筋を思い出せ!!」とのことだ。

 部屋は、締め切られていて、男汗の臭いが、部屋に充満していた。

 それはもう、それはもう……

「今日の修行はここまで。皆さん、明日の修行に備えて今日はもう寝ましょう」

 その言葉を聞いてすぐ、俺は気を失った。

 高志は修行の途中ですでに気を失っていた。

 高橋先生は途中で逃げだしていた。


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