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デブ、宙を舞う  作者: たこき
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プロローグ

プロローグ


「逆上がりできたらキスしてあげる。」

この言葉が俺のハートに火をつけた。

俺は18年間避け続けてきた逆上がりに挑戦することを決めた。


ここで少し自己紹介をしよう。

俺の名前は神原太志かんばら ふとし

あだ名は『三段腹』、『デブ』、『チビ』等々。

体重150キロ、身長150センチ。今年で高校3年生。

生まれたときから今までずっとデブな俺。

当然、運動は出来ない。

逆上がりなどもってのほかだ。

重力に負けて垂れ下がった肉体がどうして重力に逆らう逆上がりなるものが出来ようか。

しかし、俺は決めたのだ。

逆上がりをすると。

「逆上がり出来たらキスしてあげる。」

などという言葉を聞くと一見不純な動機に聞こえるかも知れない。

けど、そんなことはない。

別にキスして欲しくて逆上がりに挑戦するわけではないことをここに弁明しておきたい。

詳しくは後ほど語ろう。


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