世界観設定 : 魔女とは何か
この話は世界観・設定資料です。
物語本編は【第1話】から始まります。本編を読むうえで必須ではありません。
設定が気になる方のみ、お読みください。
——《魔女のルール》——
◆《魔女》
魔女とは、魂そのものを本体とする寄生型の存在。
肉体がなければ生存できないため、
人間や動物の身体を乗り換えながら長命を保つ。
殆どの個体は感情そのものを理解していないが、人間の感情を模倣することには極めて長けている。
長い年月を生きており、観察・分析・演技は人間を超える精度を持つ。
魔女が使用可能な魔法は
《殺しの魔法》と《乗っ取りの魔法》の二つのみ。
◆《殺しの魔法》
対象者が『魔女に心を開いている場合のみ』発動する殺害魔法。
・距離は無制限。
・外傷は一切なく、魂だけが抜けたように突然息絶える。
・心を開いていない相手には、悪寒や震えなどの拒絶反応だけが起こり、死には至らない。
『心を開く』とは、友情・恋慕・尊敬・信頼など
自発的な好意が一定以上の状態。
◆《乗っ取りの魔法》
《殺しの魔法》で魂を抜いた無傷の肉体に憑依する術。
・距離は無制限。魔女の魂は外界に痕跡を残さず瞬間移動する。
・乗っ取り後、旧肉体は魂を失い、自然死のようにその場で崩れ落ちる。
・宿主の記憶は一切引き継がない。
しかし魔女は事前観察による演技で周囲に溶け込むことが多い。
・乗り換えには16時間のインターバルが必要。
・宿主の肉体能力以上のことはできず、超人的な力は持たない。
魔女は人間以外の動物にも乗り移ることが可能。
◆《同時発動》
《殺し》と《乗っ取り》を同時に行うことで、
対象が死んだ瞬間にその肉体に乗り移る。
距離制限はなく、
遠方から殺し → 即座に乗っ取り が可能。
痕跡が残らないため、
外部からはただ自然死したように見えるのが特徴。




