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悲しみなんて消えるから

作者: 秋葉竹



泉に落ちた真実を

なんど祈れど掬えない


すべてが収束する空は

みあげるたびに輝いて


ひとりの部屋で

咳をする


止まらないから

しつづける


夜虹の音が聴こえたら

幸せな日が訪れる


咳は止まらず布団にくるまり

明日になる夜を乗り越える


夜虹の音が聴こえたら

悲しみなんて消えるから


泉に落ちた真実を

なんど祈れど掬えない


すべてが完了する空は

みあげなくても光りおり


ひとりの部屋で

咳をする


咳は止まらずただ進みゆき

世界を未来に連れてゆく


夜虹の声が聴こえた夜は

悲しみなんて消えるから









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― 新着の感想 ―
今日こちらは結構1日激しく雨が降りました。 悲しみが消えるような 夜の虹、夜のちょっと疲れた雨音が 悲しげな雨音が夜虹の音になる なんか今日は仕事で色々疲れていたので 秋さんのこの詩を読めて、気が張…
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