「笑ってください!マイルズさん!」
マイルズ「初めまして要石の騎士団の小隊長のマイルズ・アルケミスだ、よろしく!」
セリア「初めまして、新米の騎士の見習い・・・言わば学生のセリア・レイズと言います。」
マイルズ「ではさっそく質問の返答を・・・」
セリア「なっ、ちょ・・・待ってくださいよ!コーナーの説明を!」
マイルズ「必要か?」
セリア「必要ですよ・・・まったく・・・ああっこほん・・・このコーナーでは「「文系だけど異世界で活躍できるよね!」」の質問や本編では紹介されていない豆知識を紹介していくコーナーとなります。」
マイルズ「ふむ、私が司会だ。」
セリア「(いや・・・その・・・そうじゃない・・・)同じくにぎやかしのセリアです!」
マイルズ「なぜ、名前を二回も言うのだ?」
セリア「・・・・・(お約束です♪)」
マイルズ「それでは・・・何を語ればいいのだ?」
セリア「はい、まずはですねえ・・・」
「「異世界なのになんで銃があるんですか?」」
セリア「・・・え?」
マイルズ「まあ、そうなるな・・・」
セリア「ええ、いや待ってくださいよ!何でしょっぱなから最新話(46話)の話なんですかあ?」
マイルズ「ああ、セリアには言ってなかったね。実はこの企画自体は小説の解説を「「行うためだけに」」書かれた(作られた)ものだ。」
セリア「えっ・・・?」
マイルズ「どうした?」
セリア「驚かないんですか?」
マイルズ「まあな、第一私たちはまだ作品に登場していないからな。」
セリア「そうですけど・・・」
マイルズ「だとすれば結果はいくつかしかない・・・それが何なのかはわかるはずだ。」
セリア「・・・・・」
マイルズ「では、お答えしよう・・・」
セリア「まっ、マイルズさん!」
マイルズ「なんだ?」
セリア「いえ・・・」
マイルズ「質問に対しての回答だ。セリア頼めるか?。」
セリア「はい、私たちの世界に銃ができたのはおよそ100年前当時は大砲の小型化と言う迫撃砲のようなものでした。」
マイルズ「なお、大砲は獣に対抗するために開発を進められていった。」
セリア「はい、御使いやアマゾネスには武器が魔法により強化されているため、銃は効きません。」
マイルズ「ああ、そのため未だに弓や、槍、剣といった物が主流だ。」
セリア「はい、そうなんですよ。重くて大変で・・・私も槍や薙刀を使っています。」
マイルズ「そのくらいでへばってしまうとは・・・」
セリア「へばってなんか・・・」
マイルズ「鎧も着ていないのに・・・」
セリア「うっ・・・努力します。」
マイルズ「話を戻そう・・・ところでなぜそんな無用の長物が今も使われているのか疑問に思わないのかい?。」
セリア「いえ、何とも・・・獣のため?」
マイルズ「いや、原点回帰だ。」
セリア「原点回帰・・・ですか?」
マイルズ「ああ、小型化していくよりも大型化しようとな。そのため、ボルトアクション式の銃が使われているというわけだ。」
セリア「なるほど、確かにその方がいい気がしますが・・・そこまでしてという感じも・・・」
マイルズ「いや、重要なのは技術の進歩だ。弾ではなく火薬に魔法化を施すことにした。それによって、能力の向上またそれまで職人による作業が必要だったが大量の火薬に一度に魔法化を行うことで生産性向上にも寄与している。」
セリア「なるほど、それなら未だに使われているのにも納得できます。」
マイルズ「また、一つ一つがオーダーメイドの武器よりも安いということかな。そのため、軍でもすぐにいきわたったという訳だ。それでは、もう時間だな。」
セリア「ええ!もうそんな時間ですか?」
マイルズ「それでは、またいつか♪」
セリア「・・・こっ、これが営業スマイル・・・あっ、それではまたいつか♪」