発達障がいとは?
近年、急速に発達障がいという言葉が社会に浸透した。
小学校や中学校のクラスには2人くらい、発達障がいを持つ子どもがいると言われている。
これは、発達障がいの子どもたちが増えているからなのか?
私は、発達障がいという言葉やその意味が社会に伝わり出したからだと考えている。
皆さんのクラスメイトに教科書を極度に読めない人は居なかっただろうか?
2人くらいいたと思う。
今なら、LDという障がい名がつくかもしれない。
LDとは、特定の学力が著しく劣る障がいである。
落ち着きがなく、いつも先生に怒られていた人は居なかっただろうか?
今なら、ADHDという障がい名がつくかもしれない。
しかし、その人たちは、ある分野では、すごい才能を持っていたりすることがある。
興味を持つ分野には、すごい才能を発揮するのも、発達障がいの特徴だ。
しかし、私たちもそうではないか。興味がない分野は、苦手、興味を感じる分野は得意ではないのか?
発達障がいを表す言葉には、自閉症スペクトラムという言葉がある。
スペクトラムとは、連続体の意味を持ち、心理学ではすべての人間がその連続体の中に存在すると考えられている。
要するにみんな何かの、発達障がい!
発達障がいの人を、発達障がいと呼ぶのにも抵抗感がある。
障がいが強く出る人は、その興味を示す分野が少し偏っているのだ。心理学では、発達凸凹と表現する人もいる。
I.Qで言うと、上は140以上、下は70以下だと周りに合わせるのが難しいと言われる。
そのI.Qも、動作性や言語性とどこに得意な分野、苦手な分野があるかを確かめないといけない。
私は、ここで障がいという書き方を用い、害の字を使わない。害という漢字には抵抗感がある。
1人1人特徴があり、私は会ってみないと分からないと考えている。
1人1人違う、発達障がいの〜ではなくて、絵を描くのがものすごくうまい〜君とかいうふんに呼んで欲しいかな…
ただ、耳の感覚が敏感だったり、肌が敏感だったりするのは、頭に入れておくべきである。
ただ、みんな何かの発達障がい!
アップルの創立者も発達障がいだったらしいし…