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戦争とたたかった心理学 フロイト
フロイト。
精神分析の創始者であり、精神病を患った患者への治療を始めた人。
人間の7割は無意識であることを考えた人でもある。
その、フロイトは人間と戦争についてこう述べている。
「人間は戦争をする生き物だ。人間は大きな攻撃欲求を持っている」
フロイトは、人間が戦争をするのは仕方がないことだと言った。
では、泣き寝入りか?
違う!防ぐ方法についてこう述べている。
「しかし、我々は反省する。大きな戦争は反省の種となり、だんだんと戦争は少なくなる」
つまり、フロイトは人間は反省できる唯一の生き物だと述べたのだ。
これは、カントの『永遠平和のために』からとった考えかもしれない。
しかし、フロイトは人間の内面を探り、戦争は少なくなるという結論を見出した。
しかし、戦争を防ぐ方法が戦争というのは、皮肉な話である。
だが、戦争を道具としないで、戦争を防ぐことを考えた心理学者がいる!
次回は、カール・ロジャーズとエンカウンター!
ノーベル平和賞候補となった、あの話…