第4章 合流
第4章です・・・
遅くなってすいません!!m(_)m
サブタイトルがなかなか決まらずずるずると長引いてしまいました・・・
さらにいままで以上の駄文になってるという・・・
お目汚しですいませんが大目に見てください^^;
感想などもお待ちしてます
それでは楽しんでもらえれば幸いですm(_)m
リンが仮眠に就いた頃、ロイ達が行動を移そうとしていた。
「よし、そろそろ、リンは魔力と体力の両方を使い果たし、眠りに就く頃のはずだ。そろそろ、彼女にも退場してもらう頃合だ」
その言葉に、ロイの部下たちも静かに頷く。その一人が下卑た笑いで、
「もちろん、ただで殺しはしないですよね?存分に楽しんでからでもよろしいのでは?」
その言葉に、他の部下たちも期待に満ちた目と笑いを浮かべていた。
「無論だ。だが、決して、油断はするなよ。まずは、あの小娘の持ってる武器を取り上げるのが先決だ。
そうすれば、ろくに魔法も使えないただの魔力の強い小娘に成り下がる。そうすれば、後は、存分に楽しむがいい」
隊長であるロイの言葉にその場にいた全員が、これからリンを存分に陵辱することができる期待感を隠しもしないで大きく頷く。
ロイの無言の合図で、全員が即座に動き、リンがいる部屋の扉の前に、配置に就いた瞬間、扉の隙間から光が差し込んできた。
「何だ?この光は・・・?」
徐々に光は強くなっていき、ついには扉を覆うほどになり、それは光の洪水と言えるほどとなり、ロイ達は逃げる暇も無く、光に飲み込まれた。
グ・・・グギャアァァァァァァァァ!!
ロイ達からこぼれた悲鳴はとても人とは思えない声で叫び、次々と倒れていった。
数分も経たずに光の洪水は収まり、そこには倒れ臥してるロイ達の体から黒い靄みたいなのが吹き出ており、いつしかそれもどこからか流れてきた風によって吹き流され、清浄な空間となった。
リンが眠りについて数分が経った頃、サミィはリンの傍らにずっと飛び続けていた。まるで、無防備になったリンを守るかのようにその体の周りをグルグルと回り、小さく、しかし、はっきりとした言葉で
「四方を司る聖獣、その中心を司る神獣、彼の者を守る、聖なる壁、邪気を寄せ付けぬ光を纏いで降り注ぎ給え・・・神気聖壁!」
その瞬間、リンを囲むように光が降り注ぎ壁のように見えた瞬間、それは消えた。
「これでもし、リンに近づこうとしてても阻まれるはずよね。私じゃ守ることできないから、こんなことしか・・・」
そう小さく悲しみに暮れた目でそうつぶやいた瞬間、リンの体から青白い光が発光し、突然のことに驚愕に目を見開くが、その間にも、徐々に光は強く、暖かな度合いを増していく。
「え?何々!?何が起きてるの!?リ・・・ぎゃぁ!!」
突然出来事に、慌ててリンの傍に行こうとした瞬間、光が爆発的に広がり、物理的な衝撃波となってサミィを吹き飛ばした。そのまま、体勢を立て直す暇も無く、壁にぶつかりそうになる瞬間、
「水晶縛鎖!!」
青白い透明な鎖によって止められる。その鎖の先にはまだ微かに青白く発光してるリンが優しく微笑んでいた。
「ごめんね、サミィ。危ない目に合わせちゃったわね。大丈夫?」
水晶縛鎖を手元に戻し、自分の手の上にサミィを乗せ、ばつの悪い顔しながらそう聞いた。
「ううん、こっちこそありがと~、でも、なんか感じが変わったような気がするけど、気のせい?」
と頭に?マークがつきそうな感じの顔で、自信なさげにそう言った。
「そうね、その話は全て、終わったらでいいかしら?」
「うん、必ず教えてね」
「ええ、もちろんよ。必ず教えるわ」
そう言って、リンはにこりと笑った。その胸元には眠りに就く前にはなかったペンタントがきらりと光っていた。
「ねぇ、リン。その胸のペンタント、さっきまでなかったよね?」
そう言って、リンの胸元にある水晶のペンタントをじっと見つめる。すると、ペンタントが点滅しながら言葉を発した。
『おい、こら!俺の紹介は無しか!?リン』
当然の声に、サミィは驚愕し、急いでペンタントから離れ、リンの肩の後ろに隠れた。その行動に苦笑しながら、
「大丈夫よ、サミィ。危害は加えることは無いからね。兄様もいきなり、しゃべらないでください」
とサミィを宥め、サイには文句を言う。
『あのな、俺の事無視してたのが悪いんだろうが』
不機嫌な声でそう言うが、リンはその言葉を無視して胸元のペンタントを掲げ、
「この中に入ってるのがわたしの兄様のサイ・ユン・シャオよ」
ややおどけた調子で
『水晶に囚われている王子様のサイ・ユン・シャオさ。よろしくな』
と自己紹介するが、水晶に入ってる為にいまいちかっこのつかないサイであった。
やや、引きつった顔で
「え、えっと・・・サミィって言うの。よろしくです」
とこっちも自己紹介をする。
「さて、ここで長話しても仕方ないですし、先に進みましょう」
とドアの方に向かって歩き出した。ドアは先ほどの覚醒時の光の衝撃で完全に吹き飛んでおり、その先にはロイ達が待機してるはずの場所だった。だが、そこには立ってるものは一人もおらず、全員倒れてた。
「あら?ロイだけじゃなくて、全員が憑かれてたみたいね」
その惨状に慌てることもなく、冷淡に言い放ち、キョロキョロとあたりを見渡して、目的の人物を見つけたようで、ガツガツとそちらに向かっていく・・・
そして、その人物はリンの副官を務めていたロイであった。ロイの傍らまで行き、脈や呼吸を確認して、ほっとした顔をし、
「うん、まだ息はあるわね。良かったわ」
そう言いながら、他の人も見て回り、結果死亡してるのは、ただ一人、リンの直属の最後の一人だった者を除いて。その事実に、少しだけ、悲しみの色を滲ませて、数秒だけ簡単な黙祷をささげた後、
「サミィ、悪いけど全員に回復してもらえるかしら?」
サミィのほうに振り向きながら、そう指示を出す。
「了解~♪まっかせて~」
そう、明るく返事すると、光に包まれ、天井付近まで飛び上がり、そこで滞空し、
「清浄なる光よ、今、ここに傷つき、倒れ臥し者に祝福と癒しの力、降り注ぐことを願わん・・・治癒光」
詠唱が終わると同時に、光が溢れ、部屋全体が包まれた。
しばらくして光が収まると、倒れて気を失っていたはずのメンバーから徐々に頭を振りながら起き上がってきた。それ見て、リンは安堵の吐息を吐きながら、ロイに話しかける。
「ロイ、気分はどう?」
状況がまだうまく掴めてないのかぼ~とした顔で
「ええ、なんとか大丈夫です・・・ただ、なんか長い間夢を見ていたような・・・そんな感じが・・・」
「そう、それじゃもう少し休憩してから先に進みましょうか。多分、あなた達のほとんどは記憶が混乱してるはずだから説明もしたいしね」
そう微笑んでその場にいる全員を手招きで近くの呼び寄せ、今までの経緯を話した。




