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神人共存

夢で見た場所

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


気が付くと、私は森の中に立っていた。木々が多く茂っているせいか薄暗い。たっぷりの水分を含んだ空気は今にも霧雨に変化しそうだ。そして何よりこの場所を物語るのは、石造りの鳥居と階段だろう。階段は上に存在する鳥居に向かって、真っ直ぐに伸びている。

此処には何度か夢の中で訪れた事がある気がする。場所が異なる為に断定は出来ないが、雰囲気がよく似ている。辺りを覆う樹木とか、しっとりした空気とか。

折角だから鳥居を潜ろうとした時、真横を白蛇が通過した。私の体にぐるりと巻き付いても、まだ余りありそうな長い体躯。5メートルはありそう。白蛇は私には目もくれず、鳥居に向かって体をくねらせている。お使いなのかも知れない。白蛇って水の神様のお使いだって言うし。

私も後に続く。転ばないようにゆっくりと足を置いて。そうして、ある程度登った所で、曲がり道を発見。同じ石造り。一本道。この先には何が――?

そうして目を覚ます。何事もないワンルームが広がっていた。


この夢を見たのが、数週間前。あれから、とりわけ良い事があった。ということは無い。平和で穏便な毎日が流れるだけ。でも其れがいい。過度に不幸な事が無いだけで儲けものだ。

今日は休日の為、趣味の巡礼をする事にした。行く先は水の神様が祀られている神社。薄ぼんやりとした御縁を感じながら、お参りを済ませる。大変烏滸がましながら、あれが神託だったら嬉しいな……等と思いながら。

そうして取り留めない話をした後、ふらりとうどん屋へ。長方形のこじんまりとした店内。何時ものように人同士が犇めきあいながら、うどんを啜っている。今日もお世話になります。

そう、食券を渡した時だった。目の前に貼られたポスターに目を見開く。

薄暗い森。上方へと続く石段。そして繋がるのは同じ石造りの鳥居……。思わず絶句した。何せ私が数週間前に見た夢の場所と酷似していたから。

内心焦りながら、この神社の情報を得る。右下には香川の文字。香川……香川か。香川で有名な神社? あんまり馴染みの場所では無いから思い浮かばない。

うどんを食べ終えた後、スマホで『香川、有名な神社』と検索を行った。画像を延々と見ながら探す。そうすると一つ引っ掛かるものが。

「―――――?」

それは私が今日訪れた神社の系列だった。

多分此処だろうなーと思う神社です。

(香川はとっても遠い上、未知の土地です。詳しい方がいらっしゃったら、列挙して頂きたいです)

何時かは行ってみたいです。その場所に。


また耽美奇譚書きたいですね。

すみません。延々とゲームやってました。

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