記憶喪失の少女~第一王子に今日もお世話されています~
「ここは、、どこ?」目が覚めると、そこは見覚えのない部屋だった。記憶喪失となり、過去の出来事すべてが思い出せないルナ・ウォードの前に少年が一人。サリバン王国の第一王子だと名乗るルーカス・サリバンは、ルナにいくつかの約束事をした。ルーカスの許可が得られるまで部屋から出ないこと、命令には従うこと、困ったことがあったらすぐに申告すること―。その日からルナはルーカスに知らず知らずのうちにお世話(管理)されていくことになる。 これは、国家を揺るがすほど圧倒的な魔力を持つ記憶喪失の少女と、その魔力を爆発させないように管理する第一王子との物語。