訪問
68 名前: 俺 投稿日:2006/09/22(金) 00:06:37.36
人少ないけど、wktkしてくれてた人もいるみたいだし、軽く報告するよ。
久しぶりにBの家まで来てみたが、昔と比べて家が小さく感じるのは俺が大きくなったってことだろうか。
玄関先の戸を引いて、敷地内に入る。
Bの家は、あまり大きくない二階建てだが、庭はそこそこ広い。
俺は、>>58の安価をいかにして言うべきかを考えながら、4年ぶりに話す幼馴染との一言目を考えてた。
よく考えれば、それこそ安価すればよかったなと思ったが、今更それを言っても遅い。
それにぐずぐずしてると、さすがに夜分遅いので、Bの家族にも迷惑かかるからな。
Bの家に訪ねることを、ここまで緊張したのは初めてだった。
心臓の鼓動が、そのまま指に伝わったように震えながら、俺は意を決してインターホンを押した。
「はーい」
女性の声が、玄関のドアの向こう側から聞こえ、俺の緊張は更なる境地へと達した。
そして、程なくしてドアを開けられた。
そこには、Bのお母さんがいた。
71 名前: 俺 投稿日:2006/09/22(金) 00:16:51.34
B母「あれ?かーくん?」
俺「あっ、ど、どもう。お久しぶりっす」
母親が出てくるのは想像していたので、準備していたセリフをいったつもりなんだが、噛んでしまう俺。
どーでもいいことだが、小学生の頃までに出会った友達やその親は、揃って俺のことをあだ名で呼んでくる。
さすがに、この年になってそれは恥かしいんだが、やめてといっても無駄なことはもう身を持って分かっていることだ。
B母「本当。久しぶりねぇ。どうしたのこんな時間に?」
俺「あー、えーとですね。・・・Bいますか?」
B母「B?いるわよ」
そういうと、B母は玄関先からBの部屋まで届くような大声で、Bを呼びつけた。
B母「B~!かーくんが来てるわよー!」
俺「ちょwwwおばさん、できれば静かにお願いしますorz」
B母「どうしてよw」
理由を2,3個述べようとしていたら、玄関先にある階段からBが降りてくる音がした。
結構急な階段で、脚から徐々に姿全貌が見えるようになるのは、少し興奮するw
階段を降りきったBは無言で俺を一度見て、それから目を逸らした。
気のせいか、若干頬が赤くなってたように見えた。
俺も自分の頬が熱を帯びているのを感じていた。
73 名前: 俺 投稿日:2006/09/22(金) 00:23:33.67
Bは、もう既にパジャマ姿かなと考えていたが、まだ普段着のままだった。
Bから話しかけてくることは、まずないと分かっていたので、俺から挨拶する。
俺「おっす、B。久しぶり・・・っていうのも変かw学校で会ってるしなw」
B「・・・・・・・・うん」
俺「ちょっと話があるんだけどいいか?」
B「・・・・・・・・・・」
俺「そんなに時間は取らせないよ。すぐ済むからさ」
B「・・・・・・・・・うん」
俺「・・・・・・・・・・・」
B「・・・・・・・・・・・」
俺「・・・・ところで」
B「・・・・・・・?」
俺「・・・おばさん、いつまでそこにいるんですか?w」
B母「えっ!?私、邪魔だった?」
ええ、邪魔ですw
さすがに口には言ってないがww
74 名前: 俺 投稿日:2006/09/22(金) 00:31:58.48
おばさんは、一応俺達を気遣って、台所の方に行ってくれたが、どう見ても丸聞こえ。
この中で、例の>>58のセリフを言ったらならば、さすがにマズイ。
俺とBの関係が断絶するだけならまだしも、家が近所のため、親同士が知り合いってのが辛すぎる。
そこで、間接的に行ってみることにした。
俺「あのさ、俺、ようやく携帯買ったんだ」
もちろん、嘘です。
でも、もともと携帯あまり必要と感じてなかったから、買ったのは今年に入ってからなんだ。
夜に男友達とメールするくらいで、学校で使うことはほぼないからバレないと思った。
B「・・・・・・・・・」
俺「でさ、せっかくだから、使ってみたいじゃん?」
B「・・・・・・・・・」
俺「だから、Bの番号とメアド、教えてくれないか?」
B「・・・・・・・・・」
俺「ちょっとメールで相談したいこともあるんだ」
B「・・・・・わかった」
そして、Bは自分の部屋に戻って、すぐに携帯だけ持って戻ってきた。
番号とメアドは、これでGETした。
76 名前: 俺 投稿日:2006/09/22(金) 00:35:48.89
もう、ここまで書いたなら分かった奴もいると思う。
俺は相談事はメールで送るといって、Bの家を出て自分の家に帰ってきた。
「実はな・・」という書き出しで、>>58の内容をメールで送った。
返信はまだこない・・・・_| ̄|○