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少年はただ幸せになりたい  作者: ファルコン
三度目の人生
67/69

第47話 卒業試験・終了

ーーーパリス視点ーーー



『お子さんは筋肉がつきにくい体質のようですね』


5歳になっても歩けずに物もマトモに持てなかった俺を心配して、両親が医者に診せた時に言われた言葉だ。


『原因はわかりませんが……触った感触が通常よりも薄く、すぐに骨に触れてるような感触です、筋肉が殆んどないと言ってもいいでしょう』


俺の身体を触りながら医者が言った


・・・・・・


帰った後、両親は俺に謝り続けた


『こんな身体に産んでごめん……』

『マトモに育てられなくて悪かった』


違う……俺が聞きたいのはそんな言葉じゃない



医者は言っていた

筋肉が『つかない』のではなく……『つきにくい』と、なら鍛える

普通よりも努力すればいいだけだ


俺はそれから必死に動いた

身体を動かそうと必死にもがいた


6歳の時に這いずって動けるようになった


7歳の時に軽い物なら持てるようになった


8歳の時には杖を使えば歩けるようになった


9歳の時に物を投げれるようになった


10歳の時にやっと歩けるようになった

やっと……誰の手も借りずに動けるようになったのだ


それからは更に鍛えた


11歳で重いものを持てるようになった


12歳で短い距離だが走れるようになった


13歳でやっと周りの同年代の奴等と一緒に行動できるようになれた


やっと人並みになれたのだ


しかし、両親は……


『貴方に苦労をかけたわね……』

『すまない……すまない』


俺に謝ることしかしない


違うんだ……俺が言ってほしいのは……



14歳の時にモンスターに襲われた

その時、先に襲われて殺された商人の荷物から見たことない物が転がってきた


俺は咄嗟にそれを使った

殆んど勘で使った、それで使い方は合っていた


ドン!


大きな音が響き、モンスターは絶命した



それから俺は『銃』の存在を知った……


俺は商人の関係者から『銃』を貰った……ボロボロでもう使えないような『銃』を……


俺はそれを知り合いの鍛治屋に渡した

鍛治屋は街の魔法使いと協力して『銃』を改造してくれた


魔銃(まじゅう)』を渡される時に鍛治屋のおっさんが俺に言った

『お前は強い男だ、だから今は金はいらねえ!立派になってから払いな!』


立派になる?


俺は考えた……立派になるとはなんなのか

どうすれば立派になれるのか?


『騎士様だ!』

『強そう!』

『立派な鎧だ!』


子供達が騎士を見てそう言っていた


騎士が立派?


騎士になれば認められる?


両親も俺に罪悪感を持たなくて良くなる?


最初はそんな単純な理由で騎士になろうとした


・・・・・・


両親が反対したが必死に説得した

1年かけての説得……


15歳で俺は騎士の入団試験を受けた


魔法は14歳の時から練習をしていたからB評価を取れた

戦闘も『魔銃』を知らない騎士の不意をつけてA評価を取れた


体力試験は……


『あ、無理だこれ……』


半分登った時に登りきれないと判断した

ギブアップしても合格は決まっているから問題ない、そう思ってギブアップしようとした時


『うぉ!?』


ヒュン!っと何かが上から落ちてきた

俺は下を見る


『間に合えぇぇぇ!!』


子供だった、自分よりも小さい子ども……名前は……なんだったか?

驚いたのはその子供が人を助けたのだ

落ちそうになっていた女を


俺の少し下でそんな事になっていたのに俺は気づけなかった


・・・・・・


訓練生になった


相棒になったユルマリは楽しそうにしていた


『なんでそんなメイクしてるんだ?』


俺が聞いた


『だってミーの素顔は醜いからね♪道化は道化らしくするのさ♪』


意味がわからなかった

ただ、真剣な目をしていたからふざけてる訳ではないのはわかった


それからも色んな奴と話した


家の為に頑張っている奴

家族の為に頑張っている奴

金の為に頑張っている奴

自分の為に頑張っている奴


色んな奴がいた

そんな連中と過ごす時間は……居心地が良かった




・・・・・・・


「んっ?ぐっ!」


どうやら意識を失っていたようだ……


「あぁ、そうか……もうすぐ死ぬのか……」


俺は目の前のモンスターを見て思い出す


追い付かれて……ぶっ飛ばされて……崖に叩きつけられて……


「身体は……動かないな……」


骨にヒビが入ったか?魔銃を持つ右手が辛うじて動く……


「グルル!」


モンスターが近付いてくる


「……へっ、来いよ……」


俺は魔銃をモンスターに向ける……


モンスターがワニのような大きな口を開いた


「喰らえよ、たっぷりな……」


ドン!


俺はモンスターの口の中に弾を撃つ

ビスッ!っと音がした……モンスターの喉を撃ち抜いたか?

だがモンスターは気にせず口を近付ける


「はぁ……おふくろ、おやじ……悪い……」

結局……聞けなかったな……


言ってほしかったよ……


「お前は……立派な子だって……」



「『炎の槍(フレイム・ランス)』!!」


ドゴン!


「グォォォォォォ!?」

「あ、凄いとこ入った!?」


爆発音……モンスターの叫び……そして……


「マー……ティ……?」


さっき突き飛ばして逃がした筈のマーティがモンスターの後ろに立っていた


・・・・・・・


ーーーマーティ視点ーーー


モンスターの気をそらそうと炎の槍(フレイム・ランス)を撃ったら……モンスターの肛門に刺さって爆発した

あれは絶対に痛い


「グォォォォォォ!!」


モンスターは僕の方に向き直る

よし!パリスから注意がそれたね!


「グォォォォォォ!!」


モンスターが突っ込んでくる

こうやって見ると、このモンスターは大きなワニみたいだ

いやトカゲ?なんかワニとトカゲが混ざった様な……

「よっ!」


僕は足の隙間を抜けて、モンスターの身体の下を走る


「それ!」


ついでに剣を振ってみる


ザクッと斬れる感触

お腹とかは柔らかいのかな?


僕はそのまま走り抜けてパリスの側に駆け寄った


「パリス!生きてる?」

「お前……なんで?」


パリスは僕を見て聞く

なんでって……


「仲間を助けるのに理由が必要なの?」


僕は空に火球(ファイアーボール)を撃って言った


・・・・・・・・・


マーティが空に火球(ファイアーボール)を撃つ

それが合図だった


「行くよ!二人とも!」

「うん!」

「任せるにゃ!」


ヒュン!

森の中から三人の人影が飛び出した


一人は中性的な女性

レイピアを片手に走る

シャルルである


一人は女性と見間違える様な顔立ちの男性

剣を片手に先頭を走る

ルークである


一人は猫耳を生やした女性

ナイフを咥えて両手両足を使い駆けている

ミストである


三人は全力で走る

マーティとパリスの方向に向き直るモンスターに向かって


モンスターが三人に気付いたときには


「はぁぁ!!」

「うぉぉぉぉ!」

「むぅぅぅ!」


ドス!

ザシュ!

ザクッ!


身体の下に潜り込まれて腹部や胸元を斬られていく



「グォォォォォォ!?」


モンスターは吼える

ダメージを受けているがモンスターからしたら虫に噛まれた程度の痛みだ

致命的ではないが不快


しかし、身体の下にモンスターの短い足は届かない


ドス!

ザシュ!

ザクッ!


その間も腹部を斬られていく


「ゴォォォ!!」


モンスターは不快な感触にキレる


ドン!!


四本の足に力を込めて跳ぶ!


そして、落ちる……自分の身体を使って潰すつもりなのだ


「退避!」


三人はモンスターが跳んだ瞬間にその場から離れた



ヒュゥゥゥゥ!!

モンスターの落下が始まる


「今ですね!ファランさん!」

「えぇ!行きます!!」


マーティ達の後ろにある崖の上に居たエルフィとファラン

二人が同時に魔法を唱える


土の槍(アース・スピアー)!!』


モンスターの真下の地面から10本程度の土のトゲが作られる


ズン!

ズシュ!

ボキッ!

グチュ!


「ガォォォォ!?」


そのトゲに落下したモンスター

トゲが刺さる

3本程折れるが、残りの7本がモンスターの身体を貫いた


「グルル!?グォォォォォォ!?」


モンスターは戸惑う

自分の受けたダメージに……そして動けない現在の状態に


「グォォォォォォ!!」


モンスターは叫ぶ

何故こうなったのか……目を動かし、周りを見渡す

ウジャウジャと小さい生き物達


「グォォォォォォ!?」


モンスターの叫びが響く


ドス!


「グォォォォォォ!?」

モンスターの右目に何かが刺さる


・・・・・・


モンスターから少し離れた木の上


「うん命中♪」


そこにはサハルが居た

弓を構えて様子を見ている


「さて、もう片方も♪」


サハルは矢をつがえる


「…………」


モンスターの動きを見て、予測し……


「鹿より楽だね♪」


ヒュン!


矢を射る


・・・・・・


ドス!


「グォォォォォォ!!」


モンスターの左目も潰れる


モンスターは両目が潰れ、何も見えなくなる…………

何もわからない……匂いと音で判断しようとモンスターは聴覚と嗅覚を研ぎ澄ます



「今だ!!」

「……さっきの借りだ」

「そーれ!!」


そこにラルスとミートルス、カリシスがモンスターの顔に乗る


「ここら辺か?」


ラルスが拳を構える


「一撃でやる……」


ミートルスも構える


「貫くよ!」


カリシスも槍を構えて


ドゴォ!


1ヶ所……モンスターの眉間を攻撃した


ラルスの拳で鱗が歪み

ミートルスの一撃で鱗が捲れ

カリシスの槍で鱗が剥がれた


「マーティ!今だ!」


スルトの声


「……わかった!!」


何の事か一瞬悩んだマーティ

しかしラルス達が剥がした部分を見て、崖の上で魔法を唱えているエルフィとファランを見て

そして察する、自分がやるべき事を


「うぉぉぉぉ!!」


マーティは顔に乗り、眉間まで走る


ラルス達がモンスターから降りて離れる


「おりゃぁ!!」


ズグシュ!


マーティはそこに剣を突き刺す


「くっ!この!」


全力で刺すが半分くらいの所で剣が止まる


「くそ!まだまだ!」


必死で剣を押すマーティ……しかし剣はこれ以上動かない


「どけマーティ!」

「うわぁ!?」


グイッと引っ張られてモンスターから落とされるマーティ


「ちょ!?ガルネク!?」

「あとは俺達に任せろ……」


ドサッ!

マーティは地面に落ちる

地面に落ちたマーティをユルマリが回収する


「さて、ガルネク!準備はいいかい?」

「当たり前だ!」


ガルネクの向かい側に立つリーデス


「いくよ!」

「おう!」


二人は斧を振りかぶり


『そら!』


ドゴォン!


斧を剣にぶち当てる


ドス!!グジュ!


「グォォォォォォ!?」


剣が深く根元まで刺さる


しかしモンスターはまだ死なない


「行くよガルネク!」

「わかってる!」


ガルネクとリーデスはモンスターから降りて離れる


突き刺した剣……これはモンスターに止めを刺す為の剣ではない

この剣は避雷針である



「いきます!!皆さん伏せてくださいね!!」


エルフィの声

そして……


響き渡る雷撃(ボルテック・ワールド)!!』


ゴゴゴゴ……

空が暗くなる


カッ!

響く雷鳴


ズゴォン!

そして雷が落ちる


狙いはモンスターの眉間に突き刺さる剣


ピシャン!


「グォォォォォォォォォォォ!!?」


雷が剣に当たる

モンスターは叫ぶ

それは断末魔だ


普通なら鱗に守られて、雷を受けても痺れる程度のダメージしか受けない

だが今は違う

腹部や胸元は傷だらけであり

眉間に刺さってる剣から雷が体内に侵入する

身体の外側と内側……両方から感電している

そのダメージは普段からは想像できない程の強力である

マーティの剣も雷の威力に耐えきれずに砕けた



「……………」


沈黙するモンスター


終わった……訓練生のメンバーはそう思った


「…………グォォォォォォォォォォォ!!」


しかしモンスターはまだ生きていた

咆哮が響く



あと一撃……強力な一撃を叩き込めば倒せる……そんな状態である



・・・・・・・


ーーーパリス視点ーーー


「……」


目の前で叫ぶモンスター


さっきとは比べようのないくらい弱っているのがわかる


「……皆」


全員がここにいる……何のためにここにいる?

モンスターを倒すため?


「……いや……違うか」


モンスターを倒すのも目的の1つではあるだろう……

だがそれが一番の目的じゃない


シャルルも

ルークも

ミストも

ガルネクも

リーデスも

姿は見ていないが恐らく他の奴等も


俺を見ていた……一瞬だったが確かに見ていた……


皆……俺を助ける為に来てくれたのだ……


ルークやマーティやラルスを襲って、皆を混乱させた俺を……


マーティの説得を突き放した俺を……


「答えないとな……」


俺は崖にもたれながら立ち上がる


「頼むぜ……相棒……」


魔銃に魔力を込める


「…………」


モンスターを狙う……


「くっ……」


銃口がブレる……


「パリっち……」


そこにユルマリがやってきた


「ユルマリ……」

「ほら、頑張ろ!」


ユルマリが俺の右腕を支える


「……ありがとう」

「ひひひ!」


俺の感謝にユルマリは笑った

銃口はもうブレていない

魔力を込めて……撃つ!


爆ぜろ!魔力よ! (ボム・マナ・キャノン)!!』


ズドン!


弾が出る


弾は真っ直ぐ飛んでいき


バシュ!


「グゥ!?」


モンスターの眉間……マーティの剣が刺さっていた場所に当たる


そして……


ピキピキ……

ビシッ!

グジュ!


廻る


グチュグチュグチュグチュグチュグチュグチュ


廻る


モンスターの体内を……弾が廻る


「グォォォォォォォォォォォ!!?グォォォォォォ!!」


モンスターが大きく叫ぶ


そして……


ボン!


モンスターの体内が爆発した


「………………」


ズズン!


モンスターが倒れる……

もう……動かない……



・・・・・・・・



ーーーマーティ視点ーーー


「やったの……?」


僕はモンスターに近づく


「よっと!……動かないよな?」


どこからかスルトがやってきた……さっきの声といい、どこにいたの?


「っと!マーティ!無事かい!?」


シャルルがモンスターの上から降りてきた

反対側から乗り越えてきたみたいだ


「うん!怪我はあんまりしてないよ!」


パリスと戦った時の方がダメージ受けたよ……


「僕よりもパリスだよ!ボロボロだったんだから!」


僕はパリスを見る

既にエルフィとファランが治療を始めていた


僕はパリスに駆け寄る


他の皆もやってくる

あ、サハルも来た


「あー……なんだ……」


パリスが複雑そうな表情をする

そして僕達の顔を見渡して


「助かった……ありがとう、それと……すまなかった……」


感謝の言葉と謝罪の言葉を言った



「駄目だよパリっち~♪」


ユルマリが笑いながら言う


「だ、駄目か?」


不安そうなパリス


「僕はいつも言ってるでしょ?笑顔だって!そんな顔じゃ駄目だよ!ほら!笑って笑って!」


ユルマリがニヤリと笑う

ピエロのメイクも相まって滑稽だ……狙ってる?


「ふ、ふふ、そうだな……」


パリスは笑い、笑顔で言う


「皆、ありがとう」


僕達も笑って答えた


『どういたしまして』


・・・・・・


それからは少し大変だった

モンスターの死骸をそのままにするわけにいかないから解体したり

運んだり……襲ってくるウルフとか撃退したり


2日もかかったよ!!

因みに焼いたら結構美味しかったよ!!


残りの2日も僕達は拠点を利用して過ごした



釣りをしたり、狩りに行ったり


「フィッシュゥゥゥゥゥゥゥ!!」


僕は魚を釣る


「こ、こうか?」


パリスもリーデスに教わりながら釣りをする


「今度は不覚をとらん!!ふん!!」


ラルスさんが海から鮫を掴んで飛び出してきたり


「ミーのメイクがぁぁぁ!?」


ユルマリのメイクがホラーになったり


「召し上がれ♪」

「いやぁぁぁぁ!!」


サハルの暗黒物質で全滅しかけたりした……


そうして過ごした卒業試験も終わりを迎える


・・・・・・・・


ドン!


船のある方向の空に合図が出る


「集合って書いてる?」


僕は空に魔法でできた文字を読む


「試験も終わりだね」


とシャルル


「色々あったね」


とルーク


「取り敢えずこいつは縛っておこうぜ」


とガルネク


「なんで!?ねぇなんで!?」


とサハル


「俺もほどいてくれないか!?」


とスルト


「……黙れ覗き魔」


とミートルス


「色々と学べたな」


とパリス


「皆無事ですね!」


とエルフィ


「良かった……本当に良かった……」


とファラン


「魚を槍で獲るのは楽しかったよ」


とカリシス


「もう海には近付きたくないなー」


とユルマリ


「鮫には二度と食われん!」


とラルスさん


「さかにゃ食べ放題……終わりだにゃ……」


とミスト


「またいつか出来るさ」


とミートルス


僕達は荷物をまとめて船に向かう



・・・・・・・


「……全員いるな」


ゴルバ教官が僕達を見る


「訓練生15名!全員無事です!」


スルトが答える


「そうか!…………何故縛られているんだ?」

「気にしないでください!」


僕達は船に乗った


「ゴルバの予想通りか……」


ボソッとリードゥ教官が呟いたのを僕は聞いた


「?」


特に気にせずに僕は船に乗り込んだ



全員が乗った時に船が出港した



「注目!!」


ゴルバ教官が叫ぶ


全員の視線がゴルバ教官に向く


「諸君は無事に生き残った!卒業試験の結果だが……全員合格だ!!」


「……やっ!」

『やったぁぁぁぁぁぁぁ!!』


歓声が響く


「諸君はもうわかっていると思うが……この試験は仲間との協力が重要だ!それに気付けば簡単な試験だ!」

「毎年半分は脱落するのになぁ……やれやれ、たいしたものですね」


リードゥ教官が苦笑する


「これからファルクムに戻る!戻ったらすぐに拠点の前に集合だ!そこで卒業式を行う!」


卒業式……そうか……卒業!帰ったら僕達は騎士なんだ!

遂に……騎士になれるんだ!!



僕は嬉しさを噛み締めながら海を見る



いつか……ネルやカーツにも海を見せたいな


















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