間章 マーティの手紙2
拝啓、父上殿
僕が三年生になってもう半年が経過しました
次の不死鳥の月には卒業試験だと思うと
時間が経つのは本当に速いと思いました
僕も卒業の為に色々と頑張っています
今のところは問題もなく、寧ろ予定より早めにポイントが貯まりそうです
訓練生の皆も頑張ってクエストを受けたりしています
自分もクエストを受けたり、訓練を受けたり、座学を受けたりしています
ついこの間、自分も火属性の中級魔法炎の槍を習得しました
まだエルフィやレイスみたいに複数の槍を出すのは出来ませんが
取り敢えず一本を確実に命中させる様には出来ました
最近は同期の皆も三年生だからか色んな事を意識してきてる様です
例えばレイスは
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「魔法を剣に纏わせたりとかは出来ないのかな?」
「と言うと?」
「例えば炎を剣に纏わせて、傷口を燃やしながら言ったり、土を回転させて削ったりとか」
「うーん……今まで出来た人はいるの?」
「聞いたことないね……出来ないのかな?」
「試してみればいいんじゃないの?」
「そうだね、ちょっとやってみる」
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そう言って剣を3本駄目にしました、魔法に剣が耐えられなかったそうです
エルフィも色々と試してるみたいです
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「~~~~~~っ!」
僕の目の前で爆発が起きる
「うわぁ!?」
「あ、マーティ君!大丈夫ですか?」
「だ、大丈夫だけど……今のなに?」
「複合魔法の練習をしていたんです、今のは火と雷の複合なんですけど……なかなか上手くいかなくって」
「複合魔法かぁ……僕にもできる?」
「凄く難しいですよ?」
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僕も挑戦してみたら上手くできなくて髪の毛が少し焦げました
ガルネクも最近は後輩たちの面倒をよくみたりしています
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「いいか!危なくなったら下がるんだ!」
「張り切ってるね!」
「うるせえ!お前もさっさと行けよ!」
「怒鳴らないでよ……」
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相変わらず短気ですがね
ラルスさんも最近はいつも以上に張り切っています
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「よし、行くぞ!高いたかーい!!」
「わーい!!」
「ラルスさんの高い高いって本当に高いよね、かなり飛んでるよ」
「あぁそうだな……おーい!ラルス!マーティもやってほしいってさ!」
「はぁ!?ちょっ!ガルネク!?」
「いいぞ!それ!高いたかーい!!」
「うわぁぁぁぁぁぁ!?」
あぁ、空ってこんなに青いんだ
わぁ、人が小さいぞぉ!
建物屋根がしっかりと見える!
うん、高すぎない?
こんなの落ちたら死ぬぅぅぅぅぅぅぅぅ!?
「ふっ!」
「ひゃう!?」
「どうだった?」
「他界他界するかと思った……」
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あれはトラウマになりました
スルトは最近、戦い方に工夫をしているようです
僕はまだ見てないですがラルスさんやルークに勝つくらい凄いみたいです
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「えっ?ルーク負けたの?」
「う、うん……あれはビックリした」
ルークがスルトを見る
「どーよ!あれなら俺も戦えるだろ?」
スルトは得意気にしている
「そうだけど……お金とか大丈夫なの?」
お金?なに?そんな心配すること?
「代用品があるから大丈夫だ」
代用品?本当になんなの?
「いったいどんな戦い方なの?」
「ヒミツだ♪」
スルトは楽しそうにしていた
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今度もう一回聞いてみようと思います
ルークも最近は変わろうとしているなか町に出るときも仮面を外すようになりました
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「うぅ、み、見られてるよ……」
「まぁ、注目されるよね」
周りからの視線が凄い
「な、なんで?」
「ルークが可愛い顔してるからじゃないの?」
多分、ここにレイスが居たら更に大変だったね
「あぅ……」
「でも我慢だよ、じゃないとこれからが大変なんだから!」
「そ、そうだね……うん、頑張るよ」
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という風に町で注目を集めながらも頑張っています
そういえば、以前書いたレックスという後輩の話がありました
彼とは約束通り、一緒に鍛練したりしています
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「マ、マーティ先輩!こ、これ、あと、何周、っすか?」
「あと24周だよ?まだ6周しか走ってないじゃないか」
「24!?……す、すげぇ……」
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結局9周でダウンしていました
こんな風に訓練生の皆と元気に励んでいます
今、僕は乗馬の訓練もしています、まだ始めたばかりですが、上に乗ることは出来るようになりました
あとは馬から落ちないように走ることです
頑張っていこうと思いますので応援していてください!
追伸
ネルやカーツも元気にしていますか?
よろしく言っておいてください
マーティ・ロキソン




