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第六話 現実は残酷だ

「ハッハッハ!!諸君聞こえているかね?」

「「王様バンザーイ」」王様の演説中に王を称える声が降り注ぐ

「我が親愛なる国民みなが健在で我は嬉しく思うぞ!」


王様バンザーイと楽しそうに賛同するシュウとばんざーい..と眠たそうに返事するレノンの姿があった。

ちなみにシュウ以外の隼たちは餌を取りに行ってくれている。


お前も働けよ!!という声が聞こえた気がした。

何を言っていあるのかね?

君たちは王様が直々に食べ物を摂る国を見たことがあるのかい?ないだろう!

冗談はこれくらいにしておいてさすがに俺だって動くよ!舐めてくれるんじゃない!

「まあこのくらいにしてシュウは馴染めてくれて何より。我々も狩りをするとしようじゃあないか!隼たちが獲物をかっているなら我らは木の実をあつめよう!!」

今はダムインの南部にいるらしい。

幸いにもここは有力な厄災がいないとのことダムインの北部ら辺はちょーゆうりょくなやつがいるため要注意だな。

厄災とは知恵ある動物のことでかなりの部下を従えているそうだ。

厄災に人間が嫌いなものもいるそうだから案外俺と同じなのかもしれない。

走りながらそんなことを話していると木の実のあるところに着いた。


「おい..?これ食べてもいいやつなん?」

俺は心配になり問いかける。


そこにはばーんといかにもゲテモノのような禍々しい色をした木の実?があったのだ。

俺の疑問レノンが答える。「ああそれはチシリョウモリモリ嶽だね。食べても大丈夫だと思うよ!多分...」


お...おいこいつ多分ってつけやがったぞ!しかも名前致死量盛り盛りって絶対ヤバいやつじゃん....


「レノン俺生憎おなかいっぱいなんだーこれあげるよ!」

フッここは俺の必殺技感情を無にして答える

略して無感情だ。

感情を読まれないから嘘本当かわかんないし動揺しても取り乱さない。最強だね!


「好き嫌いはよくないと思うよ」


現実は残酷だ...あまりにも酷いなんということだ。

ここは論破して何とか食べない方向にもっていくしか..

「名前致死量盛り盛りだぞ危なそうだろ!!」

「毒とか書いてないじゃないですか!」

「書いてなくてもだめだろ致死量だぞ」

「名前で判断するんですね.....ひどい..」

【悲報】俺完敗


名前は大切だよ!

同じカレーでも

激マズまずまずまずカレー

おいしいカレーだったら後者を選ぶだろう!

前者を選ぶなんて余程の物好きだよ!!

「じゃあレノンが食べりゃあいいじゃねえか!」

「そうやって逃げるの!?卑怯!!」

子羊に全面敗北する白狼の王。情けない..

シュウに助けを求めるか!俺は目線をシュウのもとへ

そこにはばくばくチシリョウモリモリ嶽を食べているシュウがあった。

「おい...!!大丈夫なのか!?」

俺は我を忘れ問いかける。この色この名前絶対危ないと思ったからだ。

「大丈夫だよ。この植物は人間が触るとで皮膚が燃え尽き高濃度のエネルギーで脳が焼却化されるけど動物には無害だよ。」

余計怖くなったよ。

「遠慮しとくよ...トイレいくわ」そういってなんとかその場を逃げたのだった。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「華が落ちた」

その一言は絶対的なパワーをもち止まらない。


「ジョークだよな..?」ビジョントが恐る恐る口にする。ここは北和光で開始されている会談所。有力者のみが集められている。

「.....」ビジョントに無言で殺気を飛ばす。

殺気を当てられピジョント慌てたように失礼といい黙る。


「まあまあいいじゃあないかせっかく客が来ているんだ盛り上げないと」

絶対支配者の言葉に会場は押し黙る。

北和光の独裁者天時。

圧倒的なカリスマ政治。

圧倒的な武力。

圧倒的な人脈。

圧倒的な才能。

圧倒的な財力。

圧倒的なが数多の数ある男だ。


「司会者くん帰っていいよ」そういいステージに立つ。そうステージどこからかステージが現れたのだ。


「華が落ちたよ正確には2、5、4がねびっくりしたさ。2、5、4と1で華はなりたっている。1が1番大きく力があるが2、5、4も小国の比ではならないほど力があると思うからね。」


「華にいる厄災で力があるのはあいつそう、ありさ。ただのあり。しかし知恵を持つと恐ろしい。ありが核ミサイルを飛ばしたんだ。幸いかどうか。威力にのみ注いだおかげで飛距離はないみたいだけどね。しかもそれだけじゃないティロイアがありに協力したんだ主に材料をね。厄災が対立し合う時代は終わったのかもしれないよ。」


その言葉で全員に緊張が走る。


「厄災はぶっ壊れさ。賢すぎるカラスや圧倒的な数があるアリ。力が強すぎるくま。そう人間に1点だけででもかっているやつがたっくさんいる。そいつらが協力し始めたんだ。中には賄賂を渡すやつだっているかもしれない。身近な人間が実は敵だったり、ね?」


ピジョントが身を強ばらせる。もしかしてこいつ商業大国のことをいってるんじゃ..


「あーそうそうヘイナムではなく我が国家和光が対策本部を作るよ。君たちもわかっただろう?対策金の取り下げをした愚かさを。商業大国でおこった?関係ない我が国だったら止められたよ大国恐れる必要が無いのだから。」


「人間の協力し合う時代は終わったのかもね。」その言葉に賢王は歯を食いしばった。まさかこれほどとは..

経済制裁をしかけても圧倒的な武力に屈指るのみ。何も抵抗はできない。


「対策金は上げ、月19億から100億へととりあげだ。」

その言葉で会議は終わった。有無を言わせぬ会議が幕を閉じた。

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