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白毛の狼は野生の王に返り咲く  作者: 空を駆けたい
第二章 国家、人類編
19/20

第19話 会議っすわ。

前話のWeb会議を修正します。前話のタイトル何故か話が抜けてました。すみません。

権力に自惚れた王子が自分を勇者かなんかだと思って変な会議を開いている。

それが主な貴族、狩人の主な認識であった。


賢王がおらず上位2名の指揮官が全滅。


少しはいるかもしれぬが、裏切り者かもしれない。

また最難関である月級の突破。

並の小国では呑まれるだけである。


貴族共に農民時代からの王の友はいるが、そこまで力を持つものは少ない。

公爵級であるものもおるが政治的な力があるわけが無い。

だから政治面での影響力がないのだ。


そもそも村長の癖して国を築ける賢王が可笑しいのである。

一介の村人に政治権を持たせればどうなるかなど誰でも想像できるし英雄的な村人がひとつの村からポンポン出る訳はない。


つまり賢王をやるからワイら助けてくれや!!という国とかになってから貴族になってきた保身大好きマンの言い草が通るのである。

賢王の人望がないのではない。賢王自体もそれしかないと思っているし貴族や大臣達もそれくらいしか浮かばないのだ。

王子を渡す?御冗談。

『賢王』ではないと向う側は納得しない。

当たり前だ。村を小国にきづいた男。

向こう側からしたら賢王が脅威に移る。


今までない未知の存在。


獲得できれば、相手が見えるように弱体化するし、兵士の指揮も無くなる。

反発もできないだろう。


だから貴族は怒っている。


賢王という最高の商品を失った今何か対策を練らねば戦争が起きることが当然となり我が国が蹂躙される、そんな時に会議を開いたのだ。

もし有力者の会議なら対策があるかも!と思い喜んで参加するかもしれないが主催者は齢13のガキンチョである。

執拗いかもしれないが事実なのだ。


「今回の戦争について知っているか?」王子が口にする。

王ならともかく、今発言したのは『王子』だ。仮にも重臣が揃っている中でタメ口。

緊急事態なのだが、舐められるのが嫌いな愚かな貴族は敵対の意志を見せるものまでいる。


「エルライン殿下、戦力差もありますし優秀な指揮官などもういません。月級もおりますし悪足掻きになるだけですぞ…兵士を無駄死にさせる気ですかッッ?」


アラクス=レイヌン侯爵が俺へと問う。

最もだがアラクスは信用できぬぞ〜

どうせならエバン=グリエットなどの良心的な貴族が良かったなあ..

そもそも指揮官育てるのこいつの役目だよな?優秀なのいないって私無能やで!って言ってるようなもんじゃねえか。


「戦力差..?だと兵力差は1.4倍であろうが!奴らはどこがヘルメスを取るかやり合っている。5割の奴らくらいしか出せんだろうて。」


ぼろだしやがれ!たくさんの貴族をここで掌握せねば...!!


「指揮官なき軍は烏合の衆ですぞ!!!」


「指揮官の育成を私は貴様であろう??無能な指揮官のみなど貴様の手腕はカス以下か??」


事実である。ちょっと殺気がもれでてるけどだいじょーぶ!!

だってえ王も『最愛の人を失った時には漆黒へと変色しろ。太陽を押し隠すな消し去ってしまえ自分をさらけ出せ!』っていってたもん!

賢王だしいいだろ!荒れ狂う嵐になってやるぜ!


※良くないです。


「賢王に比べたら、ですぞ!!賢王がおらぬ現在勝てる見込みはありませぬ。副団長殿も大怪我で動ける状態ではありません。潔く降伏するのも...」


「商業大国の属国を見たことがあるのか?平民は奴隷以下。動物の様に酷使され貴様ら貴族も働き詰めだぞ!!」


「しかし、しかしですぞ!仮に指揮官は何とかなったとして、月級はどうするのです?雲共はアラコプタ殿でも倒せますが、月は無理ですぞ...??」


「指揮官には我が弟であるアルト=バロンを推し、月級は俺が倒す。」



貴族がはこう思った。え?何言ってるんこいつばっかやなあ..


当たり前。月。天才がいくら頑張ってもたどり着けない領域。

天才の中の天才の上位のごくひと握りうちの運のいいやつだけがたどり着けるのだ。

齢13のガキが言い出したら呆れるのも当然。


しかし、会議は進まず、戦争が始まってしまった。


いや貴族共なにやってんの???


あーもうこの国終わりだぜ☆

クジラに乗ってうにわたるって夢あると思いませんか?鯨って大きくてかっこいいので登場させたいです。(小学生以下の語彙力)

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