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白毛の狼は野生の王に返り咲く  作者: 空を駆けたい
第二章 国家、人類編
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第18話 商業大国はクソ野郎

商業大国はカス野郎


ヘイナムの首都、アラコプタに戻った。

騎士アラコプタ。現在も生きている騎士でトランプのJにふさわしい兵士だ。

生ける伝説賢王のバディを組めるのはアラコプタしかいないと評判な程だ。

大国の上級兵士すらもなぎ倒す彼の背中は非常に頼りになる。

閑話休題。


兵士が慌ただしく動き回り、アラコプタが喝を入れている。

もしかして俺のせいか?

否、誰かが暴れた形跡があるしそれは有り得ぬ。


「どうした?何があった?」


俺はアラコプタに問いかける。もっと言葉をつけ威厳たらしく言う場合もあるがなんせ今は緊急事態だし相手は公爵を与えられてる英雄だしな。昔からよく剣術の指南もしてもらったしタメ口でも大丈夫である。


「王子よ...良くご無事で...」


アラコプタが長ったらしい前置きをだそうとしたから止めておく。

2人だけだったら軽く話してくれるが、民衆や兵士を気にしたんだろう。


「2人組の騎士らしきものが首都へ侵入。そいつらを捕まえることには成功しましたが、陽動作戦のようで王が捕らえられました。」


は?賢王が連行?おいおいおい身代わりはどうなりやがった?


「身代わりは?そしてなぜ侵入を気づかなかった?」


「騎士共は雲級下位が2人で連携が取れていたため私が出る他ありませんでした。王の護衛とし副団長を付けましたが、潜入してきた奴らがかなり手強かったようで..」


最悪じゃねえか…このまま戦は危なすぎる。戦まで残り2週間弱だが指揮は全然だろうな。

それにしても指揮できるやつがいるのか?アラコプタは名将だが指揮は副団長に一任していた。

とりあえず重臣や力持つ奴ら集めて対策会議作るか?

あークソストレスのせいで上手く考えられねえ。


「重臣や我が国所属の狩人の中で力あるものを集めろ。明日対策会議を開く。民衆には王の誘拐は隠しておけ...」


「すみませぬ王子よ。王の誘拐はもう知れ渡っております。」


「俺は一旦王城に戻る。明日中に会議は開ける状態にしろ」


「ははっ」


それにしても城に共犯者がいるのか?

指揮はあいつに任せるしかないか...





✿✿





会議が始まった。


集めたのは伯爵位以上の大貴族と1000m以上の山の上部のみ。雲級もいるが中層2人と上層の低位が一人しかいない。

雲級は下層雲、中層雲、上層雲と高くなっていく。

下層雲が地面付近~2kmぐらい。

中層雲が2km~8kmぐらい。

上層が8km~13kmぐらい。

として言われている。


「議題の出題者は私、エルライン=バロンである。議論の目的は1週間と4日、11日。戦相手国はヘルメスのラバ。行くさ場所はおそらく我が領土にある島国アプラス。敵の戦力だが月級が1人そして雲級中位が数人いる。」


中位とは中層○○を略した言い方である。低位とかも下層○○を略した言い方である。


上層であっても雲は13km月級は月なので30万kmこの差は歴然。雲と月、そして天の間に大きな差がある理由である。

まあ雲級でも俺みたいに特殊能力みたいなのを持っていれば月を倒せることもあるから、天だけが圧倒的な力を持っているという人も結構いる。


「月級の相手は誰がするのですか?」アラコプタが問うてきた。

アラコプタは10000km。

小国に収まる人材では無い。

しかし雲級。

雲級と言ってもかなーり曖昧なのだ。

アラコプタは雲級を超えてるように見えるが、他国ではアラコプタ級でも雲級中位とも言うやつが結構いる。

油断させるためではなく曖昧なのだ。


13kmから36万kmこれは神級と呼ばれる。といっている国もあるが、雲級という国もある。


神が13km??と低位かと思われるかもしれないが、雲の上に神は住んでる。という認識だったためこうなった。


そもそも○○kmで強さを測るのであまり級はいらないのかもしれない。

まあ危険度はわかるので級のメリットはあるかもしれないしな。


何より天級ってかっこよくねえか?


ちなみにkmの測定は和光にある特殊組合で行われる。

力ある狩人もいるしヘイナムの対策本部はは場所や被害の想定で和光が実際に戦うって感じだな。

ヘイナムに先に出来たため本部って言われてる感じだ。


まあ規模は絶対和光の方がクソでけえけどな!


ワレオオサマナリ、しかし言葉遣いアライナリ!


もう始まってる会議で粗が出ないかお母さんは心配です..なんちゃって..

ちなみに王妃は出席していない。権力もそこまである訳ではなく伯爵位より多いかなくらいである。

政治的知識も無いため別邸にいるのだ。

そっちにも差し向けられたらしいがわいの母ちゃんがぶっ倒しました。

いや強くね?

と言っても戦に連れて行けねえよ!

だって血が滅ぶもん。



貴族たちは舐めていた。王子を。13歳の農民上がりの餓鬼なんかでは決していないことを貴族、狩人は知らなかった。

披露宴とかは特殊能力ですね。舞踏会とか色々あります。持ってるのはレアな人のみ!

かなり恵まれた力です。

この能力とかってのは同世代にも別世代にも同じ能力を持っている人はいないんですよ。

想像力がものをいったりする能力もあるので賢さやバトルの賢さが影響を与えるかもです。

主人公パートが無さすぎる...主人公ヘイナム説浮上しちゃいますよ..ひえー

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