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白毛の狼は野生の王に返り咲く  作者: 空を駆けたい
第二章 国家、人類編
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第17話 彼はジョーカー

目の前には大柄の鬼がいる。

全長3m強くらいか?俺13歳、163cmあっれっれーおっかしいな2倍くらい体格差あるぞー


「パラダゴス!!!!」


鬼が叫ぶ。


「コア起動!!!輝石符添付!!」


「自らの運に頼らぬのか?神は信者も己の利害で見殺しにするぞッ!!」


「生憎、神は信じない主義なのでね?ハンドガン!!威力強化!リボルバー!!!」


「剛鉄化!!!効かぬよぞ小童。威力が足りぬ。その程度で威力強化だとわらわせる!!!」


「クソがッ」


くっそたれめ。こいつ狂ってやがる...厄災じゃねえか。


「クララ、クララ、戦いとは運だ。誰でも等しく勝てるチャンスが有るんだぞ馬鹿野郎!!」


使うしかないのか?協力関係を結ぶのだから手の内くらいは見せるが、こちとら封印といてやったんだぞ?いきなり襲うとか戦闘狂じゃねえか!


「防戦一方、豪族、貴族のボンボンか?録な痛みすら知らずに死闘を演じるのはちと早いだろうがァァ」


「うるせえ鬼野郎」


「めんたまかっぴらいてみやがれ披露宴。神に欲するのは底知れぬ幸運だけ!!ちっぽけな男児1人の1回限りの願い事その程度も叶えられんとは笑わせてくれる。魅せてくれろよ神様よォ」


「クララ、クララ、クラランらららら。クララクララクラランらららら。」


鬼が歌うように何かを唱えるそれは破壊の閃光。しかしー火蝋炎の前では...


「ルゥゥゥゥララララララエアラエア」


鬼が歯を擦り合わせ熱を生み出す。

こいつ正気かよ摩擦で炎を出す気か?


「ベラララエウェアサララ!!!」


「ヤララララエアラララ」


「辛いか?痛いか?貴族のボンボン!!!!!」


「ライオンのように吠えてやるさ!破壊の咆哮だぞ俺のは!魅せてくれろよ披露宴を!!」


「うるせえよさっきから!騒ぎやがって!火炉雨炎」


「ガハハ、既に手遅れだぞ火に雨出してどうする。」


「こい!!de


「手遅れだよ第3段展開。秘路烏宴!!!!!」


迷路ができ、その最奥から無数のカラスが飛び出す。


「カラス風情薙ぎ払ってくれる!!武勇突撃!!!」


鬼がカラスを爆発させる、否カラスを薙ぎ払った鬼が爆発した。

爆魔カラス。もともとカラスの厄災が秘密裏に人間との戦争に向けて育てていたが、人間に数と力で潰されて、人間の手に渡った動物である。

その特徴は爆発。風船のように少しの衝撃で破裂し爆発するとんでもないカラスなのだ。


「ブォォォォォォラァァァァ」


鬼の一振身長が高いからこそ手の長さはとても長い。1振りで数十のカラスが爆発。

それに連鎖して残りのカラスも爆発した。


「勝負あり...だろ?」


俺は当然というように呟いた。

正直これで諦めないで襲ってきたらと考えると恐ろしい。対処ができない訳じゃないけどコア使いすぎてもうくったくたである。

そもそも王子が城を抜け出しただけでも問題なのに倒れてましたじゃ済まされる。


「ガハッッ....俺の負けだぞ貴族のボンボンよ」


ふぅ良かった。鬼にもある程度の怪我はあるがまだ動けそうだしな。


「そりゃあありがたいあと俺貴族のボンボンじゃないし。」


「は?平民なのか?」


おいおいワレオオサマナリ...悲しいよ確かに威厳もクソもねえ貴族のバカ息子みたいな感じだったし。なんせ俺だぜ!賢王も家族以外には私なのにね!

まあ俺も相手が偉かったら俺なんて言わないよ!


「俺王子だよ?庶民なら不敬罪で処刑だぜ..?」


「マジカヨ.....威厳もクソもねえし伯爵か男爵のバカ息子かと思ったわ。」


なんかこいつさっきの口調はどうしたんだよってくらい戦闘と態度ちがうな。まあ我寛大で海よりも深い心持っとるんで死刑なんてしないしない。


「まあ...本題だけど俺の実力は認めてくれたか?」


そう実はこいつを仲間にする気できたんだよな。ジョーカーとしてよろしく頼むぞ。

こちらにはKing(賢王)にジョーカーまでおる。仲間になったら万々歳。


「ああ認めたさ封印もといてもらった恩もある。こちらこそよろしくな王子様。」

ニュース形式とか学校の会話出してそれの授業形式にして出そうかとも考えたのですが、キャラ数がおかしくなったのでここでの説明にします。

コアってのは要するにエネルギー源です。レイ達の世界にも火薬、電気等はあるのですが、それよりも強いエネルギーです。核ミサイルをコアで作ると通常の何倍にも跳ね上がります。

と言ってもレイ達の世界はそこまで核兵器が作られていない(火薬の量が少ないため)ため、こちらの世界のガチガチに研究されてる核兵器よりもめっちゃくちゃ弱いです。

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