表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白毛の狼は野生の王に返り咲く  作者: 空を駆けたい
第二章 国家、人類編
12/20

第12話 狼のお仲間さん!!

第2章入りました。数話は平和的?です。また、11話の平和な日々が大好きだ...みたいな歌はレノンしか聞こえないように修正しました。


狩人がマイホームを侵略しに来てから数ヶ月たち2歳となった。

つまり大人なのである!!

いやー嬉しいね!

成人するときは人間だと成人式っていうの行うんだっけ?そもそも我、狼。成狼式か...?せいろうしき....

青楼式!!!めっちゃかっけえ!そもそも意味なんだこりゃ...まあいいやそれよりも


現在目の前には平伏してる狼がいる。

何故かあの体が鉄みたいになるやつの応用でかっこいいオーラを纏えるようになったのである。尚効果はない。


やる意味ねえだろ!!


なんて思ったかい?否実はこれは大切なことなのである。

演出は大事なのだー !

長老が言ってた演出の大事さがわかったよ。


HAHAHA!!


ついに俺にもモテ期到来!!

長老もモテモテだったしその遺伝子を受け継いでる俺は当然モテるわけである。

モテない道理はないのだ !

と言っても平伏してるのはオスなのだが...

まあ俺には人望があるしね!


「んで君達はなぜ俺に平服するんだい?」


状況くらい説明しろよな!寛大に聞いてやるぜ!堂々と威厳をもって接するのである。

そうすることで自分も大物だと見せるのだ!


「貴方様が狼の厄災だからです!!我々も庇護下において貰いたくて..」


ん?ん?厄災...?だと...?


え....?なった記憶ないっすよ.?


レノンに助けを求めるべくレノンを見る


「私もレイもシュウさんも厄災ではないですよ?」


だよなあ!俺厄災になるなんて言ってないよ!!


「そのオーラ間違いありません!!それは厄災のオーラ。我が主も纏っていた厄災のオーラを見間違えるはずがない!!」


お前の主偽厄災なんじゃね?って言葉は出さないようにしたよ。出したらきっとブチ切れるしなあ...

興奮しちゃってるし我が主発見ってお前らが思ってても俺普通の狼だし...


もういーや!!厄災って言っちゃっていいっしょ。違うって言っても信じて貰えないだろうしな。


「おう。俺が厄災だぜ!!」


堂々と宣言してやったぜ!!オーラ強める。疲労感があるんだよねずっと出してると...

まあ演出出しまくってればバレないっしょ!


ガチャでも虹色の演出でEランクとかありえないしね!



え?なんか待ってよ...?

なんかすげえ力が溢れてくるんだけど...


ジャンプしたらすげえ跳べそうだよな...自称厄災言うだけで能力貰えるとか...

大丈夫かこれ..?

危ない薬みたいなの飲んだ状態じゃないか心配になってきたぞ。


平伏してる狼は...ってお前らいつまで平伏してるんだよ!まあいい。


「すごい...素晴らしいまるでシル様のようなオーラを厄災じゃない状態で会得しておられたのですか!そして今また強くなると...素晴らしい!!貴方様ならできる我々を貴方様の配下に加えて頂きたい。そして我々の願いをお聞き届け願いたい」


まってこれ協力してくれるんじゃね?

じゃあまたとないチャンス。俺らの願いも聞いてもらおう。

交渉ってやつだな


「いいがその前に条件がある。」


「はっ、なんでしょう?」


「俺らの願いに協力してくれ。」


「我々でもできることならば!よろこんで」


第1段階クリアだぜ!!まあ俺らにやらせるだけなら手を組むわけないけどな


「現在厄災は追いやられてる。あり族など一国に匹敵するやつもいるが、現在は追いやられ、華に領土を奪い返され生存権は少ない。また普通の動物や厄災なら尚更でどんどん死んでいる。偽善かもしれないが、動物が迫害されるだけというのが嫌なのだ。動物にも無害なやつはいる。豚族、牛族、うさぎ族....豚族は食用のためか捉えられ自由もない。牛族は食べられるか毎日のように子供にあげるためのミルクを人に奪われる。うさぎ族などもっと酷い。ペット用に飼われているだけならまだしも飼うのが飽きたらすぐ殺処分だ。俺の群れも狩人にやられたよ。俺は動物の命を人が握る世の中を変えたい。それが俺、俺らの願いだ。」



暑く語りすぎたな...レノンも人間に恨みがあるようだし、シュウも人による環境破壊で食料がないみたいだしな。まあいいや!!こいつら人間虐殺虐殺フォーーーみたいやつじゃなかったらいいけど...


「我々の願いと同じ!むしろ我々からお願いさせて頂きたい。我々の配下2体と共にあなたたちの傘下へ加わらせてもらいますぞ。」


おおよかったよ!1000体とか1万とか言われたら俺らが虐殺されてたかもしれないし...少

なくて安心!!もちろん大歓迎!


威厳をもって言ってやるぜ!


「うむ。貴様らの熱意伝わったわ!傘下に加わるとよい」







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



レイが厄災だぜなんて冗談を抜かしてこいつまじかよ...って思った時、


ーー既存の狼の厄災候補レイが厄災への超進化を希望しました。ーー

ーー規定に当てはまるか確認。条件1達成ーー

ーー条件2達成ーー

ーー条件3達成ーー

ーー条件4..未達成ーー

ーー条件3までの能力を適合身体能力、強度が大幅増強ーー


え..? なにこれ

私は困惑しレイを見上げる。

レイやシュウさんそして狼さん達は聞こえていないようだ。特に気にせず話してる。もしかして1年前の狩人襲撃の時の声と一緒だ。あれもレイ達には...


いつもの日々が大好きだ

変化なんて大嫌いだ

突然降り注ぐ破滅の未来

理解出来ない異常な風景

奪わせない

奪ってやるよ

力を欲するのなら


思わずそう口ずさむ。あの声を酷似している...

あれもレイには聞こえていなかったようだし...なんで?

あの声は暴虐的な口調だったけど今回は味方みたいな..雰囲気だ..

違うの人なのかな...?

とりあえず警戒はしとかないと....

レイに言って謎の声に聞こえたらまずいしシュウさんに相談しに行こう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ