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この連載作品は未完結のまま約4年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

さようなら、私の婚約者様。

作者:黒田 悠月
その昔――――一つの国を破滅に導いた魔女がいた。
〘魅了の魔眼〙
見つめたもの全てを魅了して己が望むままに偽りの愛で人を縛り操る『紫水晶の瞳』を瞳を持った魔女。

同じ色を持って生まれてきた私を、義妹は『魔女の生まれ変わり』と言った。

両親に、義妹に疎まれ蔑まれる私に、魅了の力などあるわけもない。あれば、もう少しは愛されることができたはずなのに。

けれど誰からも愛される義妹のその言葉は、私を一度殺した。


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