『難しい思想について』
『難しい思想について』
㈠
難しい思想とは、厳密には、使用しずらい思想であると言っていいだろうと思う。
㈡
白昼に月を見つけるのと同じくらい、不可思議で、また、見えずらいのだ。
㈢
それでも、過去の偉人達の思想を、現代に当てはめようとして、人々は思想書を読む。
㈣
生活環境も何もかも異なるのだから、過去の偉人の言葉が、現代に難しいのは当たり前だ。
㈤
自分が悪いのではなく、小難しいことを小難しく書いた、過去の偉人に問題があると言える。
㈥
結局は、難しい思想より、分かり易い思想のほうが、読んでいても心地が良いというものだ。