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第11話 試合、癒し

兄二人がバテて倒れてるにもかかわらず姉が二人に近付いていく。


「ねぇ、お兄ちゃん、次は私ね!」


この姉は鬼か!?疲れてる二人に追い討ちをかけようとするとは...


「おぉ、マーレか。いいぞ?じゃあ俺からやるか。」


大きい兄が普通に受けてたった。え?さっきまでバテバテだったのにもう普通に立ってない?回復早くない?

というか、姉が普通に木刀振り回すってなんで?魔法剣士でも目指してるの?それとも魔法はそんなに上達する気がない?


1人混乱しているが、他の皆は平然としているのでこれは普通のことなのだろう。

姉と兄が少し距離をあけて向かい合う。開始の合図もないままに、兄が駆け出した。

釣られるように姉も距離を詰めんと駆け出して、二人の距離が一気に狭まる。

もう少しで剣が届きそうというタイミングで、兄の持つ剣先が僅かに上がった。

姉はそれを見逃さず、木刀を上に振り上げたが、兄の方はフェイントだったようでほとんど上がっていない。

姉はそのまま押しきろうと、素早く木刀を振り下ろした。兄は軽く左に跳び、難なく回避すると姉の頭に軽く振り下ろした。

流石に振り切った体勢からすぐに回避することはできなかったようで、その一撃は過たず姉の頭に当たり軽くはない音がした。

姉はたまらず剣を手放し、頭を押さえてうずくまる。


「まだまだだな、マーレ。避けられた時に対応できない攻撃をするものではないよ。それに、そのまま体当たりするくらい全力で前に逃げれば避けられたんじゃないかな?」


「うぅ、痛い...どうせ前に逃げればフリッツ兄さんの足に引っ掛かって転んでたもん。」


「それでも諦めるよりよほどいいさ。転ばされてもすぐに起き上がれば間に合ったかもしれないだろう?」


「うぅぅ精進しますぅ。」


兄二人のチャンバラより今の兄姉の試合の方が余程動きが良かったのが少し気になったが、どうやら上の兄はわりと強かったらしい。

そして名前はフリッツなのね。覚えておこう。

とりあえず試合は終わったようだし、声をかけに行くか。


「ねーね、大丈夫?おにぃ、すごいねー!」


「おうヒーゼル、どうだ?おにぃはすごいだろう!」


「ヒーゼルぅ。ありがとう。ちょっと頭が痛いだけよ。」


わりと本気で痛いんだろうなぁ。少し涙出てるし。軽く打ったように見えたけど力が強いんだろうか。

いや、そもそも頭に木をぶつけられたら誰だって痛いか。


せっかくなので少し試してみようと、うずくまってる姉の頭を撫でてみる。


「痛いの痛いのとんでけー」


実験という事で兄姉には犠牲になってもらおうと、試しに姉の痛みを兄に飛ばすイメージで魔法を使ってみた。


「あれ?痛くなくなった。ヒーゼルなにしたの?」


どうやら半分成功といった所らしい。兄は別にいたがってなく、姉は痛みがなくなったらしい。


「ねーね、痛くない?よかったのー!」


特に説明もせずにごまかすことにした。まぁ、魔力の動きでなにしたかはわかるだろうけど気にしない。


「ヒーゼルがなおしてくれた?治癒魔法?んー、なんか違う気がするけど、とにかくありがとう。」


抱き締められた。この姉は抱き締め癖があるのか、それとも赤ちゃんが可愛いとか抱き心地が良いとかそんな感じだろうか。

動いてさっきより温まっていた姉の体が少し心地よかった。

軽いネタバレですが、お姉ちゃんとは何も起こりません

そのうち彼氏でも作っておいてもらいます。

あ、婚約者を近いうちに作っとくのもありかも

とりあえず今はハーレムにする気もなければ姉とくっつく予定もありません。

宣言しておかないと後々でお姉ちゃんに彼氏登場させて批判食らうとかがあり得るかもしれないと考えたので念のため



(元々考えてた設定の中に姉なんて居なかったんだよなぁ)

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