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大戦力補強Ⅲ

…ああ、日曜の投稿に間に合わなかったっす…。

すいません、お待たせ致しました。


10/25一部修正しました。

レベル上限破壊をしたカードのレベル数の後ろ

(Break!)→(Burst!)

です。

なぜだ…なぜ、あんなのばっかり出て来んの…?


おもわず座っていた切り株から、両手を地面についてorzってしまいました。


こいつらの性格は、出現するとき俺の性格の一部とかがクローズアップされてんのかと、ソレっぽいことを考えていたんですが…。


"デスナイト"…いや、もう"デスロード"になったんだったな、―あいつのお笑いを求める関西人的性格も、コテコテの関西人(むこうのひと)である親父(おやじ)の影響を一部分受け継いだ、俺の性格が元ではないかと考えてたりしてたんだが…。


……じゃあ"ハイエンジェル"の性格も…?


……

いやいやいやいや!

まさか俺におネエ疑惑だとう?!


そ、そんな事あるワケないジャン!

…ないですよね…?


「…どうかしたんですか~?」

「ふおぉぅっ?!」


びっくりしたー!

考え事に没頭していて、完全に周囲を見てなかったわ。

後ろを振り向くと、キエラか不思議そうな顔をしてこっちをみていた。


「あら~、びっくりさせちゃいましたね~。」

「あ、ああいや、こっちが考えごとをしてたんだ。

あ、キエラこそどうしたの?」

「はい~、お休みしようかと思いましたら~、お(そと)が急に明るくなって~裏から人の声がしましたので~。」


あああ、やはり騒がしかったかー。

この調子じゃあ、ご近所さんにも迷惑かけたかもしれん。


周りはそれほど過密に隣接してる訳じゃあないけど、アレだけデカい声だからなあ。

明日にでもひと言、謝りに回っておこう。


キエラには、カードモンスターの召喚なんぞをしていたら、騒がしい奴が出てきてしまったと説明しておいた。


―丁度よかったので、キエラに天使族の事を訊いてみた。


忘れがちだけど、キエラも本当はアルキエラという名前の神様だもんな。

もちろん天使族の事はわかっているだろう。


「天使さん達のことですか~?

はい~、とっても無口ですけど~、賢くて~お仕事を手伝ってくれる、()いコばかりですよ~。」

「…………。」

「あらあら~?

どうしたのですか~?

お気分がすぐれないのですか~?」


キエラの話を聞いて、またorzってます。


とっても無口なんすかっ?!アレがっ?!

天使達に理想を思い描いている人が出会ったら、間違いなくトラウマ負いそうなアレですよっ?!


…ああ、そうじゃナイですよねー。

はいはい、アレが特殊なんすよねー。


うん、もういいわ。

アレはあーゆーモンだとしておこう!

『俺の性格の一部が云々(うんぬん)~』という考えも、深く考えると精神衛生上悪くなりそうだからこれでストップね!


―という訳で、残りの戦力強化をサクサク進めていこう。


心配するキエラには『もう大丈夫』と言っておく。


それから彼女にはお休みを言おうとしたのだが、

『目が覚めてしまいましたので~、しばらくご一緒(いっしょ)させてもらってもいいですか~?』

と言われてしまったので、庭の切り株に二人して座り直す事にした。


切り株はそれほどおっきくはないので、かなり密着することになる。

―なので、ドコとはあえて言わんが、横から彼女のやーらかい感触が、彼女の(あたた)かみと共に伝わってくる。


「うふふ~、久しぶりに二人っきりですね~?」

「ふぁい!そ、そうれすね!」


なんかもう、これまたキエラがこんな事言うから、二人だけなのを意識してまうやん。

余計に彼女の感触を意識してしまうやん!

このコ、二人っきりになると、途端に積極的になるよね?


かなりドギマギってしまっているが、何とか作業の方に意識を戻しましょう。


さて、残りの強化・進化カードは、R(レア)クラスが強化が1枚、進化が2枚。

HR(ハイレア)が強化、進化共に1枚づつだ。


…最初は"エンジェル"をもう1枚、進化→強化とさせようと考えてたんだが、…あんなのがもう1体とか、俺の精神がもたないので急きょ変更します!


―てな訳で、これを強化しました!


【ワールウィンド】ワイバーン R Lv 40(Max!)

AT:38,010/38,010

DT:34,040/34,040


元、エトワの乗騎竜であったコで、ナンヤカヤで今は俺のカードモンスターになった"ワイバーン"だ。

このワールウィンドは、他のカードモンスター達と異なり、カードモンスターとなってもエトワとの過去の記憶を失っていない。


その理由はおそらくだが、カード名にある【ワールウィンド】という部分が原因なのだろう。


本来、カード名の前に【○○○】と付くのは、レベル上限破壊"アルカナバースト"をしてプレイヤーから"銘"を与えられたカードだけだ。


だがそれはゲームの時の話であった。

そもそもレベル上限破壊したカードは、プレイヤーが経験値を犠牲にして造り出す、他人からの譲渡(じょうと)不可なものだ。

もちろんモンスターを倒して手に入る様なものではない、特殊なカードであったはずだ。


()(かく)、ワールウィンドが手に入った経緯(いきさつ)からして謎だし、何よりこのコが"レベル上限破壊"をしているのかどうかすら謎だった訳で…。


そこで今回、それを検証してみますよ!


なに、簡単なことです。

【強化カード(R)】を使って今、ワールウィンドちゃんは、R(レア)カードモンスターとしてMaxレベルまでイッキに到達しました。


普通のカードならこれ以上レベルアップはせず、もしさらに【合成】しようとすると―、

『これ以上はレベルアップしません。

それでも【合成】しますか?

YES/NO』

―の表示が出るはずだ(まあゲームと同じならね)。


つまりその表示が出ず、レベルアップが出来れば、少なくともレベル制限の縛りからは外れている事になる。


…てな訳で【合成】をしてみようと思うのだが、【強化カード】を使うのはもったいないので、【合成】に使うカードはこいつを使いましょう!


New! ケイブリザードマンゾンビヘッド HR Lv 1


先日、"北の大トンネル"でアンデット討伐をした時、そのイベントボスとして出て来たヤツです。


…まあ一緒にワラワラ現れてきた"ゾンビ"共は、全て魔晶貨に代えたんだけどね。


なんせ"ゾンビ"らのあのビジュアルがねー…。


グロ耐性が低めの俺としては、(たと)え仲間となっても"ゾンビ"系はちょっと…。そんなモンなんで魔晶貨に代えたんだが、さすがにHR(ハイレア)のこのボスモンスターまで魔晶貨に換金するのは躊躇(ためら)っていたのだ。


でもやはり、どー考えても呼び出す気が起こらんので、ならせっかくだしワールウィンドちゃんの実験に使わせてもらうことにしました。

ワールウィンドはR(レア)、こいつはHR(ハイレア)だから、レベル1のカードだが最低ひとつはレベルアップするはずだ。


では強化してみよ…おっと!その前にこのカードを使いますよ!


【スキル交換カード】


ゲーム"アルカナバースト!"の面白さのひとつ、スキルをカスタマイズできるカードです。

2つのカードモンスターから、それぞれのスキルをひとつ、交換出来るカードである。


これを今回、"リザードマンゾンビヘッド"の【配下を呼ぶ】と、ワールウィンドちゃんの【チャージ】を交換してみます!


【配下を呼ぶ】は、そのスキルを所有しているカードモンスターの下位種を召喚できる、ゲームの時は敵モンスターしか持つことが出来なかった特殊なスキルだ。


対してワールウィンドの【チャージ】は割とよくみられるスキルなんで、失ってもあまり痛くはない。


"ワイバーン"には下位種が無い。

それにこの【配下を呼ぶ】のスキルを付けてみたら、どんなモンスターを召喚するのか非常に興味がわきません?


しかもただの"ワイバーン"ではない、【ワールウィンド】というモノがついた超特殊なカードモンスターなのだ。

これは何か大化(おおば)けしそうな予感がします!


ついでに、ワールウィンドちゃんには、スキル枠がひとつ、【―】となっていたので、ここにイベント報酬の【ヒールⅠ】もつけちゃいましょう!

大盤振(おおばんぶ)()いです!


―でもって、こうなりました!


【ワールウィンド】ワイバーン R Lv 42(Burst!)

(竜鱗族/風属性/cost 31)

AT:39,430/39,430

DT:35,280/35,280

【配下を呼ぶ】【ヒールⅠ】EX【竜姫との絆】


実証!

ワールウィンドちゃんは、やはりレベル上限破壊しとりましたっ!!

いつも読んで頂いてありがとうございます!


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