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周辺探索Ⅱ

さて、そろそろどこか、開けた場所に移動しよう。

そう思って、俺は初めてゆっくりとこの『世界』を見回した。


確か、『ミレトの森』にいるんだよな…。

『ミレトの森』は、ゲームではスタートの村から、三つ程進んだエリアだったはずだ。


適度に陽の光さす、穏やかな森のフィールドイラストを覚えている。


現実の方は、太陽の光は所々さしているが、ほとんどの樹木が、うっそうとした葉を繁らせているため、全体的には薄暗い。

また、下生えの草木もかなり生えていて、あまり地面が見えない。


「えっと、こりゃどっちに進めばいいんだ?」

ケモノ道らしきものすら無い。


そーいやゲームでは、フィールド画面をタッチすれば前進。

それを規定数繰り返せば、次の目的地に到着、というお手軽なモノだった。


自慢じゃないが、現代っ子の俺にはレンジャー技能なんてねーぞっ!

小学生の時、田舎のじーちゃんに連れ回されて、山の中を歩いたくらいだ。


暫く無い知恵をふりしぼった末、俺はあることを実行してみた…。

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