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降臨Ⅲ

アルリエータさんの言った事は、なんのことはない、"フレンド登録"についてだった。


ウルティナ様は元々、いずれ自分の部下のうちアルキエラさんやアルシェーナちゃん以外に、数柱を俺と"フレンド登録"させるつもりだったらしい。

ただ当時は急いでいた訳でもなく、話に出ていたリファーレンにある神殿に来た時にでも、と考えていた。


しかしこの度の"俺ステータス知れ渡っちゃった事件"から、アルキエラさんを含めた何柱かで、とりあえず対応チームを編成する事になった。

で、そのアルキエラさん以外のメンバーとなったのが、今回の発端であるアルピーニャさん三人娘とアルリエータさんである。

他の神様の従属神からも、数柱参加予定で、ただいま鋭意選定中とのこと。


みんな可愛い女の子神だったらいいなー、などと不埒な事を考えたが、そんな事を口にしたらアルシェーナちゃんに殺されるから、お口にチャックだ。

「しっかり口にしてるわよ!この淫獣がぁっ!」

「ごはぁっ?!」


「あははっ!

シェーナは仲がいいんだね~!

羨ましいな~!」

「どこがよっ!」

アルシェーナちゃんに、ゲシゲシと踏んづけられ、パーミル公爵以下の方々にドン引きされている所に声がかかる。

その声におもわずアルシェーナちゃんがツッこんだお陰で、俺への仕打ちが止んでくれた。


アルピーニャさん達三人娘が、庭園で何かしていたのが終わり、こっちにやって来たのだ。

アルピーニャさんは、手に何かを持っており、かなり汚ならしいモノなのだろうか、イヤイヤながら持っている様子だ。


「やっふ~!

ヤットコサ会えたね~!」

「は、はは、初めてお目にか、かかりますわ!わたくし…」

「やほー!!

なんだケッコー可愛い顔してるじゃん!シェーナが言ってたのほど悪くないよっ!」

「ちょっとぉぉっ!

わたくしがまだ喋っていますのよっー?」

「えー?だってサレーナ、男のヒトと喋るのニガテじゃん?話長くなっちゃうよー!」

「そそそ、そんな事ありませんわっ!」

「あ、でも~この前さ~…」


…とまあ、ワイワイと三柱で喋っている間に、彼女達の容姿についてに説明しておこう!


まずアルピーニャさん、この娘は羊っ娘である。

フワッフワの、まさに羊毛のような白髪に、クルリと巻いた角が髪飾りみたいに左右に付いている。

どこか眠たそうな顔をしており、ミールと同じ位の歳にみえる。


次にアルサレーナさん。

かなりの長身の美女だ(俺より頭半分は高い)。おそらくアルリエータさんと同じ位の歳じゃないだろうか。

彼女は馬っ娘である。

ピコピコとウマミミが、流れるような腰まである黒髪の上でよく動いている。

シッポも髪と同じ綺麗な黒色だ。

会話から判るようにお嬢様言葉を話し、すこしセレアル姫にキャラが被っている(笑)。


そしてアルファニールちゃん。

『ちゃん』としたのは、チビっ娘だからだ。

背丈は、アルシェーナちゃんよりちょっとだけ高い程度だ。

彼女はおそらくタヌキっ娘だろう。

なんかシッポが、タヌキっぽいポテッとした形をしている、元気な女の子だ。。

髪は薄桃色で、男の子みたいなショートカットにしている。

背丈と髪型で男の子に間違えられそうと思われるが、そういう事はないだろう。

なぜなら彼女は、かなり豊かなお胸をなさっておられる。

たぶんバストサイズだけなら、ミールといい勝負だ。

そんなモノがこのちっこい身体に乗っかっている様は、なかなか壮観である。


うむ、この中で胸の大きさ順でみると…

アルファニールちゃん>アルリエータさん>アルピーニャさん=アルサレーナさん>アルシェーナちゃん、といった感じか…。

まあアルシェーナちゃんはまたまだお子様だから、将来に期待ダネ☆


「なに失礼なコト考えてんのよっ!!」

「ぐはあぁっ!

バカな!今回は口に出さないように気をつけてたのにぃ?」

「やっぱりかあっ!」

「ぎゃああっ!しまったあー!」

再びアルシェーナちゃんの折檻を頂きました、ありがとうございます!(ちょっとヘンな扉が開きそう…)


アルシェーナちゃんのお仕置きが終わり(誰も助けてくれなかった)、現在俺は彼女達の前で正座をさせられている。

…しかしこれは、むしろご褒美である!

なぜなら正座することによって、ちょうど俺の目前には彼女達のまぶしいフトモモ等が乱舞しているからだ!


彼女達の降臨用の制服?は、ウルティナ様の所でみたのと同じミニのフレアスカートだ。

そのため特に長身でモデルばりに足も長いアルサレーナさんなどは、ちょっと見上げればかなりヤバい景色が見えてしまう。

逆にチビっ娘のアルファニールちゃんは、視界の少し上があのお胸である。

時々ユサリと揺れるそのお姿は、正座の苦しみなど銀河の彼方にブッ飛ばしてくれる。


そして彼女達のケモノシッポが、その素晴らしい光景をゲイジュツの域にまで高めてくれているのだっ!

―ああ!転生して良かったよ、じーちゃん!


もちろん今度ばかりは、アルシェーナちゃんに覚られてはいけない。

俺はムッツリスケベのスキルを駆使して、この素晴らしい世界を一秒でも長く堪能出来る事に力を注いだ!


「…つまりコレは、そう言うモノなの。

解った?」

「え?フトモモなんか見てないよっ!」

「人の話しを聞かず、ナニ見てたっー!!」

「げぼぉー!」

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