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第八話【王の依頼】

 お久しぶりです。

 なかなか話ができないというか、~編みたいな案は出来てるんですが、そこにどう繋げるかとか、その間はどう繋ぐとか全く考えてませんでした。

 その結果がこれだよ!


 では、どうぞ。

――――ハルメニア王国、王宮の門

「PPMUの到着だ! 門を開けろ!」


 ギィーと音を立てて大きな門が開く。前に立ってみると分かるが、明らかにデカい。これは本当は巨人の集団を通すためなんじゃないかってぐらいデカい。

 だが、中に入ってみれば正面の門に釣り合わない小さな王宮が姿を現した。


「さあ、お入りください。陛下がお待ちです」


――――ハルメニア王宮、王の間

「陛下! 例の者どもが到着いたしました!」


「うむ、通せ」


 扉が開き、俺が中へ入ろうとすると、急に腕を掴まれた。


「おい、貴様。陛下の前で無礼の無い様に気をつけろ」


「いきなりなんだよ。大丈夫だって。こう見えても礼儀作法はしっかりしてるんだぜ?」


「いや、アタシたちが心配してるのはそこじゃなくて……」


「ん? なんだよ」


「その恰好……どうにかならない?」


「でも着替えなんてどこにもn……ちょ、なにす、やめ」


―――――五分後

 よく分からないが、とりあえず王宮にあったらしい執事とかが着るようなスーツを着せられた。


「まあ、恰好はこれでいいだろ?」


「いや、まだ通すことはできない」


「まだ何かあるのか……今度はなんだよ」


「なんて説明したらいいのか……」


「なんだよ、ハッキリしろよ」


 俺がそういうと、なにか言い辛そうに話し始めた。


「……その、姫君が陛下のお隣に座っておられるのだ」


「? それが何か問題なのか?」


「いや、な。貴様がその、こちらに来るときに……」


「?」


 あの冷静なウラナが取り乱している。見ていられなくなったのか、ルリカが代わりに話し始めた。


「えっと、だから、お姫様がね、その……」


「だからなんなんだよ! それだけじゃ分かんねえって」


「……姫君は今年で8歳になられるんだ」


「逝ってきます」


 そう言い残して颯爽と中に入ろうとしたが、やはり二人に止められた。


「だから言っただろう! 無礼の無い様にと!」


「行かせてくれ! 俺は行かなくてはならないんだ!」


「あっ、ヤバい。誰か縛るもの持ってきて! 出来るだけ頑丈な奴!」


「ウガァァァァァァ!!!」


――――王室

「よくぞ来てくれた。それで、その者は……?」


 王様が俺のことを指して言う。そりゃあ、鎖でグルグル巻きにされた奴が連れて来られたんじゃびっくりするよな。


「お気に召さらず。この者は腕は確かですが、何分性格に問題がありまして……」


「まあよい。それで、今回の依頼なのだが……」


 そこまで言いかけると、急に王様の顔が暗くなる。

 そうだ、俺にはそれよりももっと大事なことが!

 姫、姫はどこだ! 王様の隣って言ってたよな! 一体どこに……


「……実は、娘が行方不明になったんだ。その娘を探してきてほしい」


「な、なんですとー!!」


 姫が、姫がこの場に居ない!? じゃあ何のためにここへ来たんだ!

 鎖をギシギシと言わせながら爽覇が暴れだす。


「あ、この馬鹿! 陛下になんて言葉を! 申し訳ございません。ほら、貴様も謝れ!」


「うるせえ! なんで、なんで姫がいないんだ! こうなったら……王様、任せてください。俺が必ず見つけ出してきます」


「貴様! どれだけ無礼を働けば気が済むのだ!」


 今までキョトンとしていた王様の顔に笑みがこぼれ始める。ついには大声で笑いだした。


「はっはっはっはっは! よいよい、気にするな」


「しかし……」


「威勢のいい者は好きだ。気に入った。名はなんという?」


「俺か? 俺の名は、おっと失礼。私は異世界から参りました、五十嵐 爽覇と申します。以後お見知りおきを」


「なにを調子づいたことを……!」


「おもしろい。我が名はゼウセルト=ギルス=ハルメニア六世。第7代ハルメニア王だ。よろしく頼む」


「よろしくお願いします、ハルメニア陛下」


 そう言って、俺は鎖を外してもらい、王様に手を差し出した。王様は満面の笑みで握手に応じ、固い握手を交わした。

 後ろでは部屋の全員がありえないという表情を見せ、顔が真っ青だった。


「では話を戻そう。この依頼、受けてくれるな?」


「もちろんです。命に代えても姫をお連れ致しましょう」


 俺のy、困り果てた王をお救いするために、姫の捜索を開始した。


 まったくもって話がぶっ飛んでます。あ、最初からそうでしたね。

 今回は前書きで書いた~編系列の入りになります。

 ですが、その長編も中身がスッカスカで、正直ボス戦とかここはこう見せるとか結末はこうするとかそのぐらいしか決まってません。

 なので、次回の更新も相当後になります。申し訳ありません。

 なるべく頑張るので、よろしくお願いします。


ps:もう一つの作品はやっぱり現在書き溜め中です。いつになったら自分は書くのだろうか。ちなみに内容はこの作品とはまるっきり違くなると思います。


 では、また次回お会いいたしましょう。

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