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3年後の君へ-2025/4/4-
今日は晴れだった。学校には桜の花びらが舞っていた。去年だったら、桜の写真を彼に送っていただろう。そう思いながら教室へ向かった。
授業は楽しかった。久しぶりにみんなに会えた。みんなと話している時間は彼のことを忘れられる。これからの1年間、彼を忘れるために研究や国家試験の勉強に打ち込もうと決めた。なぜ3年後の約束をしているにも関わらず彼を忘れたいか。それは単純に寂しいからだ。日頃目に入ったものを彼に共有していた。すき家の期間限定が美味しそうだとか、このパン美味しそうだから今度買っていくとか、、、、、そういうことを言う相手がいないのは寂しい。この心の舞い上がりを誰に伝えればいいのだろう。そういうことを考える暇もないほど勉強に打ちこみたい。そしたら、彼も私を認めてくれるだろうか、、、、