これもご縁と言うことですね 奈良県御所市戒那山九品寺さんにて
おはようございます!
せっかく暖かくなってきていて、奈良のお水取りも終わったので、このまま春へ突入か?と思っていたら・・・
また、先週末から寒くなり後戻りしました
手がかじかんでギターを弾くのに根性がいります
早く本格的な春がこないかなぁ?
でも、花粉は飛ばなくていいのですけどね(笑)
お彼岸に入る今週です
「暑さ寒さも彼岸まで」となりますように
今週もよろしくお願いいたします!
大阪府民それも大阪市民ですが、何故か周りからは奈良県民と思われている私です(笑)
まあ、ありがたいことに最近は奈良県のイベントからたくさんお声掛けを頂戴し出演させていただくことも多いのは事実です
飛鳥応援大使に就任させていただいているのも一因かもしれません
いつの間にか奈良県民と思われている私です
しかしですね!
10代の頃より暇があればしょっちゅう飛鳥地区をうろうろ散策していましたし、学生時代も平安時代に入るまでの日本史が大好きでした
やはり奈良には所縁が深いようですね
薄々感じていました
最近では謎の一族と言われております葛城氏に大変興味を持っています
奈良県奈良盆地西部の山麓辺り・・今で言う奈良県葛城市、御所市、香芝市、北葛城郡辺りを地盤としていた一族ですが、歴史からポツンと消えてしまいます
そして奈良の歴史の中心が今度は奈良県奈良盆地東部の三輪山周辺や飛鳥地区に移っていくのです
不思議なのです
この奈良盆地西部と東部では雰囲気が全然違いますね
西部は大阪府との境目にある金剛山や葛城山などの比較的高い山があって、なにやらうっそうとした神仙という感じがします
金剛山や葛城山の辺りを高天と言いまして・・・つまりあの古事記に出てくる高天原と被るのですね
葛城氏の祖先と言われる武内宿禰もこの辺りを地盤としています
鴨氏、巨勢氏、蘇我氏、平群氏・・・などが葛城氏の末裔と言われていますが、葛城氏という名前はその後歴史からは出て来なくなります
京都の上賀茂神社と下鴨神社の発祥元がこの葛城地区にあるのですよ!
さて、私は大阪から、ある時は竹内街道を通って、ある時は南阪奈道を通って、この葛城地区に来ることがあるのですが、この山麓を南北に走る山麓線という道路をよく走ります
葛城市から御所市に向かって南進するのですが、その時によく目にしていたのが御所市にある戒那山九品寺というお寺の看板だったのです
はて?どんなお寺何なのだろう?
そう思いながらいつもその看板の横を走り抜けていたのです
すると!
何と!
このお寺からお声掛けいただきました
もう驚き!
このお寺が所有する能舞台での演奏の依頼だったのです
最近よくデュオで演奏するシャンソン歌手の方からのご依頼だったのですが、能舞台での演奏!
もちろん完全生歌&生ギター音での演奏です
そして共演者はこのお寺の雅楽隊の皆様
つまりシャンソンと雅楽のコラボだったわけです
前日にリハでお伺いすると
なんと荘厳で美しい凛とした舞台だこと!
凄いなぁ!
雅楽隊のみなさんの越天楽の演奏をまず聴く・・・
おお!神聖な響きだこと!
龍笛、篳篥、笙が一斉に奏でる音は心洗われます
すごいなぁ!
次にギターを奏でてみる・・・
なんという自然なふくよかな美しい響きだこと!
これは凄い!
本番はありがたいことに満席でした
とても気持ちのいい演奏をさせていただきました
こうやって気になっていた葛城氏一族の地元の古刹のお寺からお声掛けいただけたことは、何某かの深いご縁を感じるのです
やはり不思議なのです
このお寺はお地蔵さんが1800体おられます
住職さんが寺院内をご案内くださいました
凄い!
圧巻ですよ
あと西国三十三か所参りの寺院の観音様も広い敷地に並んでおられました
全て巡らせていただきました
そして奈良県で有名で私もよく参拝させていただきます葛城一言主神社さんもこのお寺の檀家さんとか!
とても深いご縁を私にいただいていると感じずにいられないのです
これはこの先もええことありそうですわ!
ありがとうございます!