第1回 ~使うか知らんけど機能はロマン~
記念すべき初回にこんな事を書いて怒られないだろうか、匿名性が保たれているとはいえ書き始めて見たらちょっと怖くなってきた。
まぁどっかから怒られたらそんときはそんときだ。
では、始めさせて頂きましょう。
皆さん、家電量販店に足を運ばれた事はあるだろうか?普段私が働いている店舗は郊外の少し大きい店舗だが都心では駅直結のとんでもねえ大きさの量販店があったり田舎にもなんでこんなわざわざデカく作ってんだと思うお店があったりする。
ひとたび足を踏み入れればおびただしい数の家電とごちゃごちゃした字やイラスト満載のPOPの数々とやたらデカめの店内BGMが待ち受ける。
店舗によっては本屋のPOPを500倍デカくしてベッタベタに貼ってあったり 店内BGMがライブハウスくらいデカくて店員の声聞こえねーよ状態になる事もあるしそもそも商品の数が多すぎてわけわからん。
しかしそこが私の働く愛すべき家電量販店なのだ。
とても沢山の商品とそれに伴い数々のドラマが生まれる、、、そんなステキなお店が家電量販店なのだ。
脱線したが、私が皆さんに伝えたい事はこれだ。
<家電って多すぎじゃね??>
お店に行った人なら感じた事はあるのではないだろうか?ただ冷蔵庫を買いに行っただけなのに同じような大きさの冷蔵庫がアホみたいに横一列に並んでいる姿を···何買えばいんだかわかんねーよ。
冷蔵庫ならまだいいよ、カラフルだし店によっちゃそんなに置けねーし。
シェーバー(電気カミソリ)の売り場とか見てくれよ黒い手のひら大の機械がアホみたいにキッチリ並んでるから、遠目からみたらゴキブリ並んでる見たいで怖いよ、キレイにしようとキッチリ並んでるのが余計怖いよ。
そう、結論家電商品は多すぎる。数々のメーカーが数々のモデルを出し他社と差別化を図るため対抗したモデルをバンバン新商品で出す。
前述のシェーバーでも100種類を優に超えるだろう、この中から本当に自分に合っている物を選ぶのは正直至難の業だろう。
しかし安心して欲しい、店舗にはそんな迷える皆様の為に強い味方がいる。
そう、我々家電販売員だ。担当商品であればほとんどの機能を頭の中に叩き込んでいて、希望や改善したい要望を伝えれば瞬時にそれを解決出来る商品を教えてくれる。昨今ではAIに職を奪われてしまうかもしれないと言われる販売業だが我々は日々知識をアップデートし必死に時代に抗っている。是非このような機会があれば勇気を出してお近くの販売員まで声を掛けて見て欲しい、個人差はあれどきっと親身になって話を聞いてくれるはずだ。
では我々がどのようにお客様に対してご案内をするのかだが、基本的にはこのような流れの<比較販売>になる。
お客様の求めている要望を聞き出す→それを叶える機能や予算にあった商品を複数ご提案する。
特に求めている機能や要望がない場合は
各メーカー商品の特徴や他社にない機能をご案内しお客様が選択しやすいようにする→この説明をふまえてご希望の予算や機能を再度確認