星空の月夜
透明な青空
どこまでも溶け込む
遥かな上空
引き上げられる
気がつくと
地上の地平
水平の彼方
地球の
星の輪郭
手に取るように
肌が ぶわり
風を 感じる
私から一枚
羽根が こぼれる
月夜かくす 雲
とりのぞいて
暗くなる前の世界
飛ぶ
あなたのもとへ
星が 明かりつけるころ
まぶしさの奥に
目をとじたまま
眠りから醒めた
あなたが 浮かぶ
天空の 夜空
星を 手に取る
風の音をきく
地球の 輪郭
なでる
この星に流れる 空気
手をつないで
どこまでも
飛んでゆく
ふたりなら
地上を見下ろす
星々の 明かり
眠り 瞬く
夢になる前
あなたの 腕の中
空 めぐる世界
月を 掬う
こぼれないように
あなたと手を合わせ
ほら
ここに
まるく こぼれる
光る
月
こぼれる
あなたが すくう
わたしも すくう
りょうの てのひらに
あなたと てのひらに
わたしの てのひらに
すくう
すうー… と
空… 飛ぶ
月
かくれてしまわないように
雲 超えて
空飛ぶ 上空
あなたと 見上げる
遥かな 夜空
時を 超える