73.5「ウギー:困っちゃう」
本日2回目の更新です。
よろしくお願い致します!
なんなんだろうね、この連中。
分かってんのかな?
ぼくってどちらかと言わなくても、敵だよ?
ちょっとヴァンのお見舞いに来ただけだったんだけどさ。
つい長話になっちゃって、きっとヴァンってば寂みしかったんだね、ダラダラ喋るからみんな帰って来ちゃったじゃん。
「ウギー元気にしてたっすか!?」
『ウギー殿ウギー殿、ヴァン殿の股の間になんか生えたんでござ――』
「ウギー、魔力で棒を作るやり方を教えてくれんか。上手くいかんのだ」
『ウギィィィェェェ』
これだもん。
参っちゃうよね。
調子狂っちゃうよ。
「ねぇ君たち、ぼくは敵なんだよ?」
「えー、そんなんもう良いやん」
『だって股の間でござるよ?』
「ははぁ、私が強くなると困る、そう言いたい訳か」
『ウギィィィェェェ』
タロウとトカゲ人間はまだしも、狼さんと山羊さんは何が言いたいの。
「そういう訳にもいかないよ」
「いけるって。なんやったら一緒に旅するっす!」
『もしかしてウギー殿の股の間にも……』
「やはり困るか。そうであろそうであろ!」
『メェェェェェェ』
……ほんと参っちゃうね、この連中。
「みんな、ウギーさんが困ってますよ」
ほんと困っちゃう。
「どうですか? 今日ぐらい泊まって行きませんか?」
「……辞めとく」
「そうですか。残念ですね」
「でもトカゲ人間にはコツを教えたげるよ。外行こ! 着いといで!」
……あんまり一緒にいると、もっといたくなっちゃうよ。
ウギーはなんだか良い奴っす。
これで書き溜め枯渇に突入です!
明日っからはカツカツの自転車操業!
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よろしくお願い致します。




