表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/186

5.5「タロウ:熊の獣人」

タロウ視点です。

短いです。

 そりゃないっすよ。

 話に聞いてた五英雄の人の中にもいたから、いるの分かってたで、獣人。

 でもほら、分かるっしょ?

 獣人ってのはもっとこう、なんてーの? 可愛い感じちゃうの。

 ウサ耳ウサ尻尾の美少女とか、ツリ目でネコ耳の美少女とか!

 いや美少女でなくても良いんやで。嘘じゃないんやで。


 それがなんなんアレ。

 アレはないやろー。


 完全に熊(笑)


 「服着てるから獣人」ってなんなん。

 メガネ光らせて真面目な顔でそんなん言うヴァンさんもヴァンさんやん。


 しかもめっちゃ強い。リアル熊さんの顔殴って首から千切れるとかおかしいやん。あり得んやん。


「スプラッター!」


 叫ぶやろそりゃ。


「花咲っく森の道〜♪ 熊さんにぃ出会った〜♪」


 歌ってまうやろそりゃ。

 え? 歌わん? そうすか?


 うん、まぁ、その後のやり取りでター村長が理知的な良い村長なんは分かった。


 でも熊(笑)


 その後の出掛ける準備もな、けっこう荷物重たいやん。魔法でビューン行ったら良いんちゃうの。


 あ、無理なん。そうすか。


 あ、無いの魔法のカバン。そうすか。


 重たい方をヴァンさんが持ってくれるし文句言えんけどやで。魔法の存在でテンション上がったのに思ったより使えへんね、魔法。


 これ持って三日も四日も歩けるんかな俺。自信ないなー。長年のニート生活は伊達やないっつうの。


タロウ編は愚痴ばっかりっす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ