表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

第三話;初恋

「綾菜、好きな人居るでしょ。」


「へ?」


明菜はとうとつに綾菜に質問した。


「それは…水嶋 悠太ね。」 


由愛はコンピューターをいじりながら言った。


思いがけない二人の言葉に、顔が突然真っ赤になった。


「悠太を見ると、顔が赤くなったり、急に意識したり。 


心臓が破裂しそうにない?」


不安そうに明菜は聞く。


「え…全て…その…」


もじもじしながら質問に答えようとする私。


「え?なんて?」


聞き返す明菜。


「あて…はまってるの…」


必死の思いで答えた。


「それは 恋ね。 悠太への。」


冷静沈着な由愛がカタカタパソコンを鳴らしながら言う。


「きゃー! あたしだけの綾菜が!」


明菜は叫んだ。




* *



そんな青春って言葉が似合う日々を続けていたね。


私は由愛ちゃんも明菜ちゃんも



悠太君も


大好きでした。



どこで間違ったのだろうか。



思い返してもわからないけど




私が君と出会わなければよかった



そうとしか思えないんだ。




そうしたら私はもっと違う道を歩んで


君も生きていたかもしれない



ぐちゃぐちゃになった私の心は



違う方向に進んで行く事になるから。





親友



恋人



もし、あの子が死んでいたら


って思う事、ある?



私は




大切な"君"が死んでから




私は…


私は



大きく変わりました。


君が居なかったらもっと幸せだったのかどうか


自分でもわからないけど



私は



君が居て



みんなが居た



あの頃が一番



とてもとても幸せでした。


こんにちわ〜。成宮春季です。


10年後の綾菜が、多分頻繁に出てきます。


そのほうが綾菜の心情が伝わりやすいかな?なんて。


"君"って言うのは、性別も親友なのかどうか、


今現在ストーリーに出てきているのか


どうかもわからない謎の人物です。


今"君"を特定するのは難しいかも^^;


まぁ、最後までお楽しみください*


  11.22

 作者*成宮春季

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ