表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/19

Ⅰ号5cm 対戦車自走砲 5cm PaK 38 (Sf) auf Panzerkampfwagen I Ausf B

今回は、Ⅰ号5cm 対戦車自走砲(5cm PaK 38 (Sf) auf Panzerkampfwagen I Ausf B)についてです。


この車両、資料がほとんど見つかりませんでした。

スペックは当然のことながら、姿形もよくわかりません!

ほぼ推測と想像でモデリングを行っていますので、無いわーと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

そこんとこよろしくお願いします。

Ⅰ号5cm 対戦車自走砲

5cm PaK 38 (Sf) auf Panzerkampfwagen I Ausf B

Ⅰ号戦車B型に5cm PaK 38 L/60対戦車砲を搭載したもの。現地改造車両。


挿絵(By みてみん)

▲図19-1 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/左側面参考図

挿絵(By みてみん)

▲図19-2 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/右側面参考図

挿絵(By みてみん)

▲図19-3 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/正面参考図


 重 量…不明

 全 長…不明

 全 幅…2.06m

 全 高…不明

 乗員数…3~6?

 武 装…1×5cm PaK 38 L/60

装甲

 前  面…13mm

 側  面…13mm

 後  面…13mm

 底  面…6mm

 防  盾…2×3.8mm

諸性能

 エンジン…マイバッハ NL 38 TR 直列6気筒 水冷ガソリンエンジン

 出力/回転数 …100hp / 3,000rpm

 排気量…3,790cm³

 変速機 (前進/後進)…ZF社FG31(5/1)

 最高速度…不明

 燃料搭載量…不明

 航続距離…不明

 キャタピラ幅…28cm?

※?がついている数値は極めて不正確


 Ⅰ号戦車B型の砲塔を及び戦闘室上面を撤去し、ラインメタル社製5cm Panzerabwehrkanone 38 L/60(5cm PaK 38 L/60)を搭載した。5cm Pak 38は車輪を撤去したが防盾はそのまま流用したようである。

 5cm PaK 38 L/60は防盾が印象的で、緩い曲線を持つ傾斜装甲で、厚さ0.15インチ(約3.8mm)の装甲板を1インチ(2.54cm)離して接合されている。砲の重量は約1t(車輪を含む)あり、重量増加によりⅠ号戦車B型オリジナルのスペックより速力・航続距離が落ちていると考えて間違いない。

 弾薬は、エンジンルーム上面に砲弾ラックを設置し、弾薬ケースを12個積載している。弾薬ケースは4発入りなので、計48発は最低でも搭載していることになる。おそらく、戦闘室内にも数発装備していると考えられる。

 本車は現地改造車である可能性が高い。


挿絵(By みてみん)

▲図19-4 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/後方参考図

挿絵(By みてみん)

▲図19-5 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/弾薬ケース設置参考図

挿絵(By みてみん)

▲図19-6 Ⅰ号5cm 対戦車自走砲/戦闘室参考図

注)参考図は全ておそらくこの様なな状態だったであろうという()()()であるという事をご留意ください。


 生産時期、生産数、配備部隊など詳細な情報はおろか筆者は写真を見たことがない。

しかしながら、プラモ化されていることから実在していると考えているが、三面図やイラストしか見たことがない。

ここまで読んでいただき、感謝の極み。


この車両、ほんとに存在するの?

書いちゃったけど、怪しさ満点ですよ・・・


1号戦車シリーズもあとわずかになってきました。

引き続きよろしくお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ