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その経験を良い薬にできるかは人次第である。
経験は良い薬であるが、病気が治ったあとでしか手に入らない。
ージャン・パウルー
この意味、旧約聖書にしるされた人物の病の過程と、その意味を悟り、その病になるまでの愚かさに気が付き、それの軌道修正をしないと、病の快方はなかなか難しく、人々もそれと同じように苦労する意味である。
1、まず病気になったら、その病気になる前の自分の姿勢や行いを振り返る。
2、病気になったら、悪化しないようにベストを尽くす。
3、一番大切なことは、シラ書の言葉にあるように、
シ ラ11:14 善と悪、生と死、 貧困と富は、主が与えるもの。
シラ11:15 〔知恵と悟り、それに律法の知識、 愛と善行の道、これらは、主が与えるもの。
※生と死とある。
すべては、その命の部分をつかさどるのは神であり、病になった時に、神の存在を呪うようでは、その快方はあり得ない。
その犯してきた罪を考え、知恵と悟り、それに律法の知識、 愛と善行の道、これをよく考え、それに踏み込んで、神の真意を悟れば、神の御計らいにより、病も癒えることが実感できる。
その経験を良い薬にできるかは人次第である。




