彼がなすべき業の名だから。
【16】真理の福音は、真理の父から恵みを受けた者たちにとって喜びである。(恵みを受けたのは彼らが)プレーローマから来た言葉の力によって彼(父)を知るためである。それ(言葉)は父の思考と叡知の内にあり、人々がそれに向かってソーテール(救い主)と呼びかけるものである。それは、父を知らなかった者たちの救いのために彼がなすべき業の名だからである。
※父を知らなかった者たちの救いのために彼がなすべき業の名だからである。
この意味、その聖霊に導きを得ることがなければ、それは成熟しない。
※聖書の言葉、箴言の言葉は本人からしてみれば、その意味をいとも簡単に理解できるのだが、他人から見れば(意味のわからぬ者)から見れば、何の意味かは解らない。
まず、箴言では「わが子よ」という問いかけの部分がある。
これは主である父が、下界の人間に言う言葉ではない。
まさしく、主の長子に対するその教えの導きである。
箴言の作者は、ソロモンである。
箴言の第1章の出だし。
ダビデの子、イスラエルの王ソロモンの箴言。とある。
ソロモン、イザヤ書の14章に隠語が隠されている。
14:8いとすぎおよびレバノンの香柏でさえも
あなたのゆえに喜んで言う、
※糸杉は、十字架の材料であるので、イエスキリストを暗示する言葉。
レバノンの香柏、ソロモン神殿の材料であるので、ソロモン王のことを伝えている。
※要するに、イエスの前世は調べた通り、ソロモン王である。
両名とも、主が演じられた人物である。
その答えを考えると、箴言の「わが子よ」という問いかけは、主の息子に対してのアドバイスである。
要するに、再来のイエスキリストの意味しかない。
2:1わが子よ、もしあなたが
わたしの言葉を受け、
わたしの戒めを、あなたの心におさめ、
2:2あなたの耳を知恵に傾け、
あなたの心を悟りに向け、
2:3しかも、もし知識を呼び求め、
悟りを得ようと、あなたの声をあげ、
2:4銀を求めるように、これを求め、
かくれた宝を尋ねるように、これを尋ねるならば、
2:5あなたは、主を恐れることを悟り、
神を知ることができるようになる。
※要するに、その答えという悟りを求め、神の言葉を受けた意味を考え、
その戒めの意味を受け入れ、耳を開いて知恵の言葉に従い、
その隠れた意味という「宝」を尋ねることになれば、その人物は神の意味を悟り、心から主の意味を畏れるようになる。
そして、神のもたらした意味を知ることができる。
というものである。
2:6これは、主が知恵を与え、
知識と悟りとは、み口から出るからである。
2:7彼は正しい人のために、確かな知恵をたくわえ、
誠実に歩む者の盾となって、
2:8公正の道を保ち、その聖徒たちの道筋を守られる。
2:9そのとき、あなたは、ついに正義と公正、
公平とすべての良い道を悟る。
2:10これは知恵が、あなたの心にはいり、
知識があなたの魂に楽しみとなるからである。
2:11慎みはあなたを守り、
悟りはあなたを保って、
2:12悪の道からあなたを救い、
偽りをいう者から救う。
※その意味を深く考えて、正しい人々のために、確かな知恵を蓄え、
誠実に歩む者たちの手本になり、公正の道を教え、その聖徒たちの道筋を守られる。
そのとき、あなたは、ついに正義と公正、公平とすべての良い道を悟ることができる。
そして、過去に犯した罪の意味を恥じ、神の反逆したことを反省して、その過ちを公表することがすべてだった。
その偽りの唇をもって語った時の意味から救われ、真実を悟ることにより、
神の律法という、真の神の教えに目覚めるのである。
2:20こうして、あなたは善良な人々の道に歩み、
正しい人々の道を守ることができる。
2:21正しい人は地にながらえ、
誠実な人は地にとどまる。
2:22しかし悪しき者は地から断ち滅ぼされ、
不信実な者は地から抜き捨てられる。
※その教えこそ、神のもたらす善良な人々への道であり、
正しいということは何であるかという、人々の進むべき道を示すことができる。正しい人は地にながらえ、誠実な人は地に生きてとどまることができる。
しかし悪しき者は地から断ち滅ぼされ、不信実な者は地から抜き捨てられる。
※これが箴言第2章の重要な言葉の意味である。




