苦渋に満ちた御怒りの日。
187. かれらは(最後の審判の)時に就いて,何時それがやって来るのかとあなたに問うであろう。言ってやるがいい。「それを知る方は,只わたしの主だけである。その時(最後の審判)を知らせて下さるのはかれの外にはない。それ(時)は,天でも地でも重い(重大事となる)。全く突然あなたがたにやって来る。」かれらはあなたが,それに就いて熟知しているかのように尋ねるであろう。言ってやるがいい。「それを知る方は,唯アッラーだけである。」だが人びとの多くは分からない。
ヨブ記第3章より。
「生まれた日は滅び失せよ」
3:3「わたしの生れた日は滅びうせよ。
『男の子が、胎にやどった』と言った夜も
そのようになれ。
※この文章での問題は、『男の子が、胎にやどった』と言った夜も
そのようになれ。と言っている。
一度目があり、二度目が来るという暗示である。
3:4その日は暗くなるように。
神が上からこれを顧みられないように。
光がこれを照さないように。
3:5やみと暗黒がこれを取りもどすように。
雲が、その上にとどまるように。
日を暗くする者が、これを脅かすように。
3:6その夜は、暗やみが、これを捕えるように。
年の日のうちに加わらないように。
月の数にもはいらないように。
3:7また、その夜は、はらむことのないように。
喜びの声がそのうちに聞かれないように。
3:8日をのろう者が、これをのろうように。
レビヤタンを奮い起すに巧みな者が、
これをのろうように。
3:9その明けの星は暗くなるように。
光を望んでも、得られないように。
また、あけぼののまぶたを見ることのないように。
3:10これは、わたしの母の胎の戸を閉じず、
また悩みをわたしの目に隠さなかったからである。
3:11なにゆえ、わたしは胎から出て、死ななかったのか。
腹から出たとき息が絶えなかったのか。
3:12なにゆえ、ひざが、わたしを受けたのか。
なにゆえ、乳ぶさがあって、
わたしはそれを吸ったのか。
3:13そうしなかったならば、
わたしは伏して休み、眠ったであろう。
そうすればわたしは安んじており、
3:14自分のために荒れ跡を築き直した
地の王たち、参議たち、
3:15あるいは、こがねを持ち、
しろがねを家に満たした
君たちと一緒にいたであろう。
3:16なにゆえ、わたしは人知れずおりる胎児のごとく、
光を見ないみどりごのようでなかったのか。
3:17かしこでは悪人も、あばれることをやめ、
うみ疲れた者も、休みを得、
3:18捕われ人も共に安らかにおり、
追い使う者の声を聞かない。
3:19小さい者も大きい者もそこにおり、
奴隷も、その主人から解き放される。
3:20なにゆえ、悩む者に光を賜い、
心の苦しむ者に命を賜わったのか。
3:21このような人は死を望んでも来ない、
これを求めることは隠れた宝を
掘るよりも、はなはだしい。
3:22彼らは墓を見いだすとき、非常に喜び楽しむのだ。
3:23なにゆえ、その道の隠された人に、
神が、まがきをめぐらされた人に、光を賜わるのか。
3:24わたしの嘆きはわが食物に代って来り、
わたしのうめきは水のように流れ出る。
3:25わたしの恐れるものが、わたしに臨み、
わたしの恐れおののくものが、わが身に及ぶ。
3:26わたしは安らかでなく、またおだやかでない。
わたしは休みを得ない、ただ悩みのみが来る」。
※わたしは安らかでない、また穏やかでない…この意味、
10. わたしたちは,主の苦渋に満ちた御怒りの日を恐れます」。
※これがすべてだろう。
主の苦渋に満ちた御怒りの日、何であろうか。
20:14わたしの生れた日はのろわれよ。
母がわたしを産んだ日は祝福を受けるな。
20:15わたしの父に「男の子が、生れました」と告げて、
彼を大いに喜ばせた人は、のろわれよ。
20:16その人は、主のあわれみを受けることなく、
滅ぼされた町のようになれ。
朝には、彼に叫びを聞かせ、
昼には戦いの声を聞かせよ。
20:17彼がわたしを胎内で殺さず、
わが母をわたしの墓場となさず、
その胎をいつまでも大きくしなかったからである。
20:18なにゆえにわたしは胎内を出てきて、
悩みと悲しみに会い、恥を受けて一生を過ごすのか。
※この、悩みと悲しみに会い、恥を受けて一生を過ごすのか。
いかなる意味か、それを悟る者は利口である。
※神に猶予は、その時から一年。
クリスマスから、4カ月が聖なる時で耐えるとき。
残りの8カ月は、怒りに満ちながらも、こつこつと我慢しながら世を見ている。示された通り、この8カ月に不義を行う者はその意味を知るべきだ。
178. 信じない者にわれが与える猶予を,かれら自身にとり有利だと思わせてはならない。われは只,かれらの不義を増長させるために,それを与えているのである。かれらは恥ずべき懲罰を受けるであろう。
179. アッラーは,信者たちの善い者の中から悪い者を区別されるまでは,決してかれらを今の状態で放置されないであろう。またアッラーは幽玄界のことを,あなたがたに現わされない。だがアッラーは御心に適う者を使徒に選ばれる。だがあなたがたは,アッラーとかれの使徒を信じなさい。あなたがたが主を信じて畏れるなら,偉大な報奨を受けるであろう。




