申命記第7章の言葉、「おまえは彼らを滅ぼし尽くすに至る。」
申命記に語られている現実。
あなたに立ちむかうものはなく、あなたはついに彼らを滅ぼすにいたるであろう。
※誰もその言葉につぶやくことができず、その言葉の語る真相を知りえている。
またギリシャ語訳聖書ではこう語る。同じ内容であるが…。
(だれ一人として、面と向かっておまえに抗うことなどできず、
おまえは彼らを滅ぼし尽くすに至る。)
私はイエスキリストの不義を告白してその意味を語りだした時から、そしりの言葉を受けたのはごくわずかである。
その人々にも、戒めが到達して悔い改めているので、彼らは災いを免れている。
そうでない者は断たれる規定に該当して、中傷する者は心臓が焼かれるとあり、その意味から逃れることができぬとあるので、これも過酷な意味である。
()内はギリシャ聖書翻訳。
7:16あなたの神、主があなたに渡される国民を滅ぼしつくし、彼らを見てあわれんではならない。また彼らの神々に仕えてはならない。それがあなたのわなとなるからである。
(おまえは、おまえの神・主がおまえに引き渡す民族の戦利品をすべて食べる。)
(彼らの上に(注ぐ)おまえの目に容赦があってはならない。)
(おまえは、彼らの神々に仕えてはならない。)
(これは、おまえにとって躓きの石になるからである。)
7:17あなたは心のうちで『これらの国民はわたしよりも多いから、どうしてこれを追い払うことができようか』と言うのか。
(もしおまえが、おまえの思いの中で「この民族はわたしよりも多い。」)
(どうしてわたしが、彼らを絶滅することなどできよう?と言っても、)
7:18彼らを恐れてはならない。あなたの神、主がパロと、すべてのエジプトびととにされたことを、よく覚えなさい。
(彼らを恐れてはならない。)
(おまえの神・主がファラオや全エジプト人に対して行ったことを想起するのだ。)
※その意味を思い出すのだ。
7:19すなわち、あなたが目で見た大いなる試みと、しるしと、不思議と、強い手と、伸ばした腕とを覚えなさい。あなたの神、主はこれらをもって、あなたを導き出されたのである。またそのように、あなたの神、主はあなたが恐れているすべての民にされるであろう。
(すなわち、おまえの目が目撃した大いなる試みと、しるしとこれらの大いなる不思議なる業、)
(力強い御手といと高き御腕で、いかにしておまえの神・主がおまえを導きだしたかを想起するのだ。)
※その意味を思い出せという意味。
(われわれの神・主は、おまえがその前で恐れているすべての民族にも同じようにおこなうであろう。)
7:20あなたの神、主はまた、くまばちを彼らのうちに送って、なお残っている者と逃げ隠れている者を滅ぼしつくされるであろう。
(おまえの神・主は、彼らに熊ん蜂を送る。)
(生き残っている者たちやおまえから身を隠している者たちが、滅ぼし尽くされるまで。)
7:21あなたは彼らを恐れてはならない。あなたの神、主である大いなる恐るべき神があなたのうちにおられるからである。
(おまえは、彼らの前で負傷することはない。)
(おまえの神・主はおまえの中にいて、大いなる力ある神であるからだ。)
※その呪いの中に、神が入るとこの意味が成り立つ。
34年前の契約、知恵の試練を与えられ、それを信用された時にすべてが出来あがる。
7:22あなたの神、主はこれらの国民を徐々にあなたの前から追い払われるであろう。あなたはすみやかに彼らを滅ぼしつくしてはならない。そうでなければ、野の獣が増してあなたを害するであろう。
(そしておまえの神・主はおまえの前からこれらの民族を少しづつ食い尽くす。)
(おまえは、彼らを一気に滅ぼすことは出来ない。)
※じわりじわりと迫るという意味。
(地が荒れ野と化し、野獣が増えて、おまえを襲ったりしないためである。)
7:23しかし、あなたの神、主は彼らをあなたに渡し、大いなる混乱におとしいれて、ついに滅ぼされるであろう。
(おまえの神・主は、彼らをおまえの手に引き渡し、彼らを滅ぼし尽くすまで、)
(大いなる破滅でもって彼らを滅ぼす。)
7:24また彼らの王たちをあなたの手に渡されるであろう。あなたは彼らの名を天の下から消し去るであろう。あなたに立ちむかうものはなく、あなたはついに彼らを滅ぼすにいたるであろう。
(その方は、彼らの王たちをおまえたちの手に引き渡し、おまえたちは彼らの名をその場所から滅ぼす。)
(だれ一人として、面と向かっておまえに抗うことなどできず、おまえは彼らを滅ぼし尽くすに至る。)
※その「滅ぼせ」という神の命を完成させるに至る。
7:25あなたは彼らの神々の彫像を火に焼かなければならない。それに着せた銀または金をむさぼってはならない。これを取って自分のものにしてはならない。そうでなければ、あなたはこれによって、わなにかかるであろう。これはあなたの神が忌みきらわれるものだからである。
(おまえたちは、彼らの神々を刻んだ物を火で焼きつくさねばならない。)
(おまえは、それから銀や金を欲しがってはならず、おまえ自身のためにとっておいてはならない。)
(それがもとでおまえが躓かないためである。)
※わたしは、その利をすべて手放し、偶像が作りあげた私利は一切、神の命で取らぬ意味。
(それは、おまえの神・主にとって忌むべきものだからである。)
7:26あなたは忌むべきものを家に持ちこんで、それと同じようにあなた自身も、のろわれたものとなってはならない。あなたはそれを全く忌みきらわなければならない。それはのろわれたものだからである。
(おまえは、忌むべきものをおまえの家に持ち込んで、それがこれと同じように厭うべきものとなってはならない。)
(おまえはそれを徹底的に憎み、徹底的に忌むべきものとしなければならない。)
(それは厭うべきものだからである。)
※厭うべき、避けるべきもの。戒めである。




