イザヤ書第28章、夏至の頃に欧州側とロシア側の戦闘は滅びに向かうので災いだ。
イザヤ書第28章
28:1エフライムの酔いどれの誇る冠と、
酒におぼれた者の肥えた谷のかしらにある
しぼみゆく花の美しい飾りは、わざわいだ。
(ヨーロッパとロシアの大酒のみの誇る冠と、)
(ヨーロッパの夏至祭のおこなわれる花飾りを頭に乗せる風習は、神に反する行為なので禍だ)
※エフライム、は、旧約聖書の創世記に登場する古代ヘブライ人の族長の一人。ヨセフの息子でエフライム族の始祖となった。彼にちなんでヨーロッパ系の男性名としても用いられ、ロシア人の名前に見られるエフレムに対応する。
※ヨーロッパの夏至祭、町や村の広場に横たえられた柱に、樹木の葉や花の飾りがつけられ、若者たちが中心になって柱を立てる。
※祭りは、洗礼者ヨハネの祝日に行われる。ヨハネはイエス・キリストより半年早く生まれたいう言伝えから、クリスマスが12月25日と決められた後に、ヨハネの祝日が設置された。現在の夏至祭は、キリスト教の聖人の日と北欧伝統の季節の祝祭が一緒になった社会的文化的現象である。
※ロシアやウクライナ、ベラルーシでは、夏至祭りはイワン・クパーラと呼ばれ、やはりたき火を飛び越えたり、薬草を摘んだりし、また、かぶっていた冠を川に流す。
※要するにヨーロッパ側(EUに与する)ウクライナと、ロシアに属する愚かな者らは戦いを繰り広げるので、その後に滅びに向かうので災いだ。
28:2見よ、主はひとりの力ある強い者を持っておられる。
これはひょうをまじえた暴風のように、
破り、そこなう暴風雨のように、
大水のあふれみなぎる暴風のように、
それを激しく地に投げうつ。
(見よ、主はひとりの力のある強い者をもっておられる)
※要するに、しもべの意味。イスラエルの別名の者。
(激しい怒りが、雹を交えた暴風にはじまり)
(その不動の位置を破るように、暴風雨がヨーロッパを襲う)
(そして、地上は洪水であふれ)
(これを激しく、大地に打ちつけるので民は驚く)
※この時期から、世界各地で記されている神の怒りが巻き起こる。
ウクライナ紛争が起きた後あたりから、世界の洪水被害は人々を反省させるように起きるのだが、反省しないでいるとそのあとが危うい。
28:3エフライムの酔いどれの誇る冠は
足で踏みにじられる。
(今までの権威に酔い痴れる者らは)
(その災害によって打ちつけられる)
※ウクライナの国とロシアの戦争が起きるころは、各地が荒らされて破壊される。
28:4肥えた谷のかしらにある
しぼみゆく花の美しい飾りは、
夏前に熟した初なりのいちじくのようだ。
人がこれを見ると、取るやいなや、食べてしまう。
(ヨーロッパの夏至の祭りに集う花よ)
(その天罰は夏の前に、その計画は熟し、刈り取る前の恐怖を味わう)
(それらは、人々が見えるところで、討ち滅ぼされる)
※おそらく、洪水が去年襲っているので、今年の夏の前に成熟するであろう。
一気に滅ぼすのではないので、その動きが始まる意味(神の災い)。
※実際には6月夏至の頃に戦いが激しくなっていくのだろうか。
夏至のころに神のさばきがあると思われる。
28:5その日、万軍の主はその民の残った者のために、
栄えの冠となり、麗しい冠となられる。
(その日、万軍の主は、その民の残る者たちのために)
(栄えの冠となり、麗しい冠となられる)
※要するに、その意味ある者が、神の赦しを得て、王位につく。
28:6また、さばきの席に座する者にはさばきの霊となり、
戦いを門まで追い返す者には力となられる。
(また、さばきを受ける者にはさばきと霊なり)
(戦いを門までを追い返す者には力となられる)
世界各国でさばきの形態、経済制裁等が繰り広げられる。
だが、これの意味合いのことでは、次の言葉でさばきを行う時に躓くとあるので、
決してうまくいくことはない。
28:7しかし、これらもまた酒のゆえによろめき、
濃き酒のゆえによろける。
祭司と預言者とは濃き酒のゆえによろめき、
酒のゆえに心みだれ、
濃き酒のゆえによろける。
彼らは幻を見るときに誤り、
さばきを行うときにつまづく。
(しかし、この人々もまた、酒に力を失い)
(濃き酒のゆえによろめいてしまう)
※酒という表現を使っているが、その過ちの真理に酔い痴れているので、真実が見えないという意味。
(祭司と預言者とは、誤った真理のためによろめき)
(その真理のために、心を乱し)
(その誤った真理のために、その地位を失う)
(さばきが行なわれるときに、そのつまずきの意味を知る)
※その制裁の意味合いも結局空振り状態で何の効果もなく、意味がないのである。
28:8すべての食卓は吐いた物で満ち、清い所はない。
(すべての意味なきものは、汚れたものであるから、清らかなものではない)
28:9「彼はだれに知識を教えようとするのか。
だれにおとずれを説きあかそうとするのか。
乳をやめ、乳ぶさを離れた者にするのだろうか。
(彼は、誰にその知識を教えようとするのか)
(誰に、そのおとずれを説き明かそうとするのか)
(その幼子のような真理を離れることができるであろうか)
※乳をやめ、乳ぶさを離れた者、幼児(真理に関しては幼子)を意味する。
※要するに、イエスの不義のことも知らないのである。偶像崇拝以外なにものでもない。
28:10それは教訓に教訓、教訓に教訓、
規則に規則、規則に規則。
ここにも少し、そこにも少し教えるのだ」。
(それは教訓の教訓だ、)
(神の律法を基礎とする規則の規則だ!)
※ウクライナの教訓という言葉が世相に流れた。
ウクライナ語の正書法はロシア語正書の規則にしたがって変造される。とある。
28:11否、むしろ主は異国のくちびると、
異国の舌とをもってこの民に語られる。
(しかし、むしろ主は聞きなれない言葉を話す)
(異国の語をもって、その民に語られる)
※要するに、救い人の国籍日本のことばで語ること。
28:12主はさきに彼らに言われた、
「これが安息だ、
疲れた者に安息を与えよ。
これが休息だ」と。
しかし彼らは聞こうとはしなかった。
(ここは、このまま)
※戦いをやめて、神の安息を選ぶなさい。
※その言葉を聞いても、それを聞こうとはしなかった。
再び戦いを繰り広げる暗示。
28:13それゆえ、主の言葉は彼らに、
教訓に教訓、教訓に教訓、
規則に規則、規則に規則、
ここにも少し、そこにも少しとなる。
これは彼らが行って、うしろに倒れ、
破られ、わなにかけられ、捕えられるためである。
(それゆえ、主の言葉は彼らに、)
(教訓に教訓、教訓に教訓、)
(規則に規則、規則に規則、)
(ここに生き残る者は少しであり、他の地域に残る者も少しとなる。)
(それらは、破られ、わなにかけられ、捕えられてしまうからである。)
28:14それゆえ、エルサレムにあるこの民を治める
あざける人々よ、主の言葉を聞け。
(それゆえ、エルサレムにあるこの民を治める)
(あざける人々よ、主の言葉を聞け)
28:15あなたがたは言った、
「われわれは死と契約をなし、
陰府と協定を結んだ。
みなぎりあふれる災の過ぎる時にも、
それはわれわれに来ない。
われわれはうそを避け所となし、
偽りをもって身をかくしたからである」。
(あなたがたは言った)
(「われわれは死と契約をなし、」)
(陰府と協定を結んだ。)
(激しく押し寄せる災の過ぎる時にも、)
(それはわれわれに来ない。)
(われわれは偽りの教義を避け所となし、
(偽りの教義をもって身をかくしたからである」。
28:16それゆえ、主なる神はこう言われる、
「見よ、わたしはシオンに
一つの石をすえて基とした。
これは試みを経た石、
堅くすえた尊い隅の石である。
『信ずる者はあわてることはない』。
(それゆえ、主なる神はこう言われる、)
(見よ、わたしは、神の契約のもとに)
(一人の人間を、用意して、そのしるしとされた)
(これは、その試しを乗り越えた者)
(堅い意思をもつ、尊い者である)
28:17わたしは公平を、測りなわとし、
正義を、下げ振りとする。
ひょうは偽りの避け所を滅ぼし、
水は隠れ場を押し倒す」。
(わたしは、公平を基礎として)
(正義を、真髄とする)
(成長した精神は、偽りの教義を滅ぼし)
※雹は成長するにつれてその重さを増していく。
(そのあふれる洪水は、それを押し倒す)
28:18その時あなたがたが死とたてた契約は取り消され、
陰府と結んだ協定は行われない。
みなぎりあふれる災の過ぎるとき、
あなたがたはこれによって打ち倒される。
(その時、神に立ち返る者は、神の契約をしるので、)
(もはや、人々の死の契約は取り消される)
(その送り込まれる災いが過ぎ去るとき)
(あなたがたは、これによって滅ぼされる)
28:19それが過ぎるごとに、あなたがたを捕える。
それは朝な朝な過ぎ、
昼も夜も過ぎるからだ。
このおとずれを聞きわきまえることは、
全くの恐れである。
(それが過ぎるごとに、あなたがたを捕える)
(それは朝を過ぎて、朝を迎えるように)
(昼の夜も通り過ぎるような早さである)
(このおとずれである言葉を受け入れる者は)
(それを完全に怖れるだろう)
28:20床が短くて身を伸べることができず、
かける夜具が狭くて
身をおおうことができないからだ。
(要するに隠れるところもない)
28:21主はペラジム山で立たれたように立ちあがり、
ギベオンの谷で憤られたように憤られて、
その行いをなされる。
その行いは類のないものである。
またそのわざをなされる。
そのわざは異なったものである。
(主は、ダビデの前で、敵を破られたように立ち上がり)
(主はギベオンの谷の時にように、憤られて)
(その聖なる行いをなされる)
(その行いは、右手から繰り広げられるので、見たことがないものである)
(その技は、この世のものではない)
※そうするに、確認できるものではない。
※ペラジム山、サムエル記の記述より。
※5:20そこでダビデはバアル・ペラジムへ行って、彼らをその所で撃ち破り、そして言った、「主は、破り出る水のように、敵をわたしの前に破られた」。それゆえにその所の名はバアル・ペラジムと呼ばれている。
※ギベオンの谷、主がイスラエルのために戦われた。
28:22それゆえ、あなたがたはあざけってはならない。
さもないと、あなたがたのなわめは、きびしくなる。
わたしは主なる万軍の神から
全地の上に臨む滅びの宣言を聞いたからである。
(それゆえ、あなたがたはあなどってはならない)
(さもないと、それに打ちつける災いは、激しさを増す)
(わたしは主なる唯一神から)
(全地の上に臨む滅びの宣言を聞いたからである)
28:23あなたがたは耳を傾けて、わが声を聞くがよい。
心してわが言葉を聞くがよい。
(あなたがたは耳を傾けて、わが心の声を聞くがよい)
(心して、わが魂の言葉を聞くがよい)
28:24種をまくために耕す者は絶えず耕すだろうか。
彼は絶えずその地をひらき、
まぐわをもって土をならすだろうか。
(種をまくために耕す者は、絶えず耕すだろうか。)
※要するに、いつまでも残るものではない。
(その者らは、絶えずその地を開墾し)
(その力で、土地をならせるものだろうか)
※要するに滅びは来る。
刈り取る時があると言う意味。
28:25地のおもてを平らにしたならば、
いのんどをまき、クミンをまき、
小麦をうねに植え、大麦を定めた所に植え、
スペルト麦をその境に植えないだろうか。
(地上の平和を保ち)
(良き種なる選民をまき、)
(それらを地上に増えさせ)
(やがて、その選民で地上を守らせる)
28:26これは彼の神が正しく、
彼を導き教えられるからである。
(これは、しもべの神が正しく)
(彼らを導き教えられたからである)
※要するに、神に選民に対する、神の教育の全貌)
28:27いのんどは麦こき板でこかない、
クミンはその上に車輪をころがさない。
いのんどを打つには棒を用い、
クミンを打つにはさおを用いる。
(要するに悪しき者らは、その場所では実らない)
※いのんど、英名 (dill) はノルウェー語またはアングロサクソン語で「なめらかな」あるいは「あやす」を意味する言葉「dylle」に由来すると考えられており、これはこの植物が駆風薬として痛みを和らげる作用を持つためである。
※クミン、歴史の古いスパイスの1つですが、現代では西欧よりもインド、メキシコ、東南アジア、アフリカなどのいわゆる「エスニック料理」に欠かせないスパイスです。(刺激を与える)
※要するに悪いものを出す(浄化)こと。
28:28人はパン用の麦を打つとき砕くだろうか、
否、それが砕けるまでいつまでも打つことをしない。
馬をもってその上に車輪を引かせるとき、
それを砕くことをしない。
(人々は、間違った教義を打ち砕こうとはしない)
(いや、それが砕かれるまで、それを破壊しようとはしない)
(そうやって、時代を過ごしてきたのである)
28:29これもまた万軍の主から出ることである。
その計りごとは驚くべく、
その知恵はすぐれている。
(これもまた、唯一神から出ることである)
(この計りごとは、古から定められた驚くべき意味である)
(その神の知恵は、とても優れている)
※神の知恵は恐ろしきもので、それを痛感する者は恐れを知る。




