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イザヤ書第20章、イラク北部に台頭する王国の出現。

イザヤ書第20章

20:1アッスリヤの王サルゴンからつかわされた最高司令官がアシドドに来て、これを攻め、これを取った年、――

(イラク北部に起きる王国なる国が起きて、その地方を攻め、アシドドの隠語を意味する「神との契約の箱」を回復する年)

※要するに、イスラエルの別名のエシュルンがその契約を回復させるときに、イラク北部では王国を名乗る集団が台頭する。

※アッシリアの最初の首都となったチグリス川西岸の都市、及びそれを中心とする地域、あるいはその主神。現在のイラク北部の意味である。

 この地域に起きた王国を意味する。


20:2その時に主はアモツの子イザヤによって語って言われた、「さあ、あなたの腰から荒布を解き、足からくつを脱ぎなさい」。そこでイザヤはそのようにし、裸、はだしで歩いた。――

(その時に主は、自分が救い主であるということを語り出す)

(さあ、あなたの心にある悪い思いや考えを捨てなさい)

(そして、それを完全に脱ぎ捨てなさい)

(人々は、救いが訪れたことを知り得たので、云う通りにそれを捨て去った)

※イザヤ、名はヘブライ語で「ヤハウェは救いなり」を意味する。


20:3主は言われた、「わがしもべイザヤは三年の間、裸、はだしで歩き、エジプトとエチオピヤに対するしるしとなり、前ぶれとなったが、

(主は言われた、「わが僕で、その救い主である。」

(彼は、その意味を知り始めて三年の後、エジプトやエチオピアのしるしとなり、それの前触れを作り上げた)

(要するに、見えないところからそれを仕組んだ)


20:4このようにエジプトびとのとりことエチオピヤびとの捕われ人とは、アッスリヤの王に引き行かれて、その若い者も老いた者もみな裸、はだしで、しりをあらわし、エジプトの恥を示す。

(このように悔い改めたエジプト人と、ナイルの源流に住む民であるエチオピアの捕われた人々は)

(その即位した王に引かれて、それらは皆悔い改めて、エジプトの恥を示す)

(政変の愚かさを後悔する)


20:5彼らはその頼みとしたエチオピヤのゆえに、その誇としたエジプトのゆえに恐れ、かつ恥じる。

(要するに、偶像を神として崇めていたことが間違いであると気がつき、その行為を恥じる)


20:6その日には、この海べに住む民は言う、『見よ、われわれが頼みとした国、すなわちわれわれがのがれて行って助けを求め、アッスリヤ王から救い出されようとした国はすでにこのとおりである。われわれはどうしてのがれることができようか』と。」

(その日に、海辺に住む民は云う)

(「我々が、頼った国はこのとおりになってしまった」)

(それは、イラク北部に起きた集団なる王国の暴挙を知るからだ)

(荒れ果てたイラクの人は、この言葉を言う。)

(「われわれはどうしてのがれることができようか」)


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