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イザヤ書第18章、スーダンで起きた飢饉の意味。

イザヤ書第18章

18:1ああ、エチオピヤの川々のかなたなる

ぶんぶんと羽音のする国、

(ああ、エチオピアの川がわのかなたなる)

(ハエの大量発生しているスーダンの国)

※旧約時代、エチオピヤは、エジプト南端スエネからナイル川流域、北部アビシニヤ、スーダンに及ぶ東アフリカ一帯を言い、ヘブル語でクシと呼ばれていた。

「エチオピヤの川々」とは青ナイル、白ナイルとそれらの支流を指している。

※『クシ(Kushi)』。ヘブライ語で、『黒人』を意味する。

クシとは、旧約聖書においては、箱舟のノアの孫にあたる「クシュ」が由来で、その「クシュ」という名を取って、紀元前にエジプト南部からヌビア一帯に繁栄した文明は、「クシュ文明」と呼ばれています。

※スーダンを意味する。

 スーダン紅海に関して、エジプト紅海の船内と違っていた点としては、ハエが大量発生していることが特筆される。


※その意味を、「ぶんぶんと羽音のする国」と表現している。


18:2この国は葦の船を水にうかべ、

ナイル川によって使者をつかわす。

とく走る使者よ、行け。

川々の分れる国の、たけ高く、膚のなめらかな民、

遠近に恐れられる民、

力強く、戦いに勝つ民へ行け。

(葦の船に乗せられたモーゼのように、水の上を流れ)

(ナイルの隠語の白と青の龍を持つ使者を遣わす)

(その使者よ行け)

(豊かな水の恵みのある国、意味のある民)

(やがては、恐れられる民)

(力強く、その役目を尽くす民に行け)

※葦の船、モーゼの入れられた船である。

そのエチオピヤに、「契約の箱」(モーセがシナイ山上で授かった「十戒」の石版を入れたとされる)が運ばれた、という説を『神の刻印』でグラハム・ハンコックが唱えている説がある。

※ナイル川、古代エジプト語で「ナ」は「The」にあたる冠詞、「イル」は「川」の意味。「ザ・リバー」というところ。相当奥地へ行かなければ支流がないので「川」とだけ呼んでなんの不便もなかったらしい。

つまり「ナイル川」をそのまま捉えると「唯一の川」・・・

白と青が合体する川。

※スーダンから分かれるその他の国にも出来事は起きる。


18:3すべて世におるもの、地に住むものよ、

山の上に旗の立つときは見よ、

ラッパの鳴りひびくときは聞け。

(すべての世におる者、地に住む者よ)

(山の上に旗が掲げられるときは見よ)

(そのさばきの時の声が、聞こえるときは聞け)

※ラッパ、神の裁きを告げる言葉を発するときは聞け。


18:4主はわたしにこう言われた、

「晴れわたった日光の熱のように、

刈入れの熱むして露の多い雲のように、

わたしは静かにわたしのすまいから、ながめよう」。

(主はわたしにこう言われた)

(晴れ渡った日光がさす時のように)

(刈り入れ(時が満ちた)のとき、温められた眼差しで)

(わたしは静かに、わたしの住まう場所から地上を眺めよう)

※刈り入れの熱むし、日照りによる飢饉の意味である。

 実際、スーダンとその近く地域は飢餓が問題になり、その子供の顔に無数のハエがたかることが問題である。


18:5刈入れの前、花は過ぎて

その花がぶどうとなって熟すとき、

彼はかまをもって、つるを刈り、枝を切り去る。

(さばきの前、時は熟して)

(その準備が整ったとき)

(彼は鎌をもち、地上の悪と、その根源を断つ)

※キリストが来て刈り入れの前に、その花は過ぎて熟して葡萄になるとき、彼はその鎌を手に取る。

 要するにその意味をすべて知り得て、神を受け入れる時。


18:6彼らはみな山の猛禽と、

地の獣とに捨て置かれる。

猛禽はその上で夏を過ごし、

地の獣はみなその上で冬を過ごす。

(その打たれるべき悪なる民は、猛禽類と地上の獣のえさになる)

(それらは、食料となり、地上の猛禽類の夏場を過ごさせ、地上の獣の冬のたくわえとなる)

※人々は、神の裁きにより、その命を絶たれる。


18:7その時、川々の分れる国の

たけ高く、膚のなめらかな民、

遠くの者にも近くの者にも恐れられる民、

力強く、戦いに勝つ民から

万軍の主にささげる贈り物を携えて、

万軍の主のみ名のある所、シオンの山に来る。

(清らか川々のながれる日本という国の)

(精神があり、その行いの正しい民)

(神の恵みがあるので、それに気がつくと恐れられる意味ある民)

(唯一神にささげる贈り物を携えて)

(唯一神の御名のある所である、神の契約を受ける民の場所に人は集まる)

※その日本に万軍の主を意味するヤコブがいることを知る。


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