イザヤ書第15章、イスラムの運命(その経典のみで聖書を閉ざした罰)
イザヤ書第15章
15:1モアブについての託宣。
(現在のイスラム教を封じる民族が対象となる託宣)
※もうひとつは、ヨルダンの一部族を意味する言葉。
※ヘブライ語で「父によって」の意)に由来し、その子孫がモアブ人となってエミム人を打ち払ってその地域に定住したとされている。
(父によっての託宣)
(要するに、この予言書を解読する者は、しもべであるので、主を父と呼ぶ)
※モアブ、同地域がイスラム教の影響下に置かれる前には「モアブ」と呼ばれていたことも突き止められているという意味合いから…。
アルは一夜のうちに荒されて、モアブは滅びうせ、
(クルアーンを信仰する者は、一夜のうちに荒らされ、イスラム教は滅び失せ、)
※一夜のうちに荒らされとあるので、そのクルアーンを信仰する者に一大事件が起きる。これの影響により、イスラム教は崩壊を迎える。
※アル、アル=クルアーン
・イスラム教の教典(聖典)としてすべてのムスリムが認め、従うのは、アラビア語で「朗唱されるもの」という意味をもつクルアーン(コーラン)唯ひとつであるということ。
※今のイスラム教は聖書を読むことを禁じているので、その意味に気がつくことはなく。その創始者の言葉にある重要性を理解していない。
キルは一夜のうちに荒されて、モアブは滅びうせた。
(イスラム教を封じる、カラクの人々は一夜のうちに荒らされ、イスラム教は滅び失せた。)
※キル、カラクには少なくとも鉄器時代から人が住んでおり、イスラエル人とは隣人ながら対立もしていたモアブ人の重要都市(モアブの首都でもあったとされる)・キル(Qir)があった。
※キルはシリア地方に攻め込んだアッシリア帝国の侵略にさらされた。アモス書1章5節・9章7節では、キルはシリア人(アラム人)がパレスチナの北に住む前に住まわされていた地であるとされ、列王記下の16章9節ではティグラト・ピレセル王がダマスコ(ダマスカス)を征服した後、その住民をキルに強制移住させたことが記されている。
※この事を考えると、キルはシリアのことを意味する。
15:2デボンの娘は高き所にのぼって泣き、
モアブはネボとメデバの上で嘆き叫ぶ。
おのおのその頭をかぶろにし、
そのひげをことごとくそった。
(その教義の女たちは、高い所に昇って泣きじゃくる)
(滅びが来るからである)
(イスラム教徒は、かつてモーゼが上った山と、昔栄えたメデバの町を彷彿して嘆き叫ぶであろう)
(おのおのの頭にかぶり物をし、その意味がないことを知った)
(男たちはその髭を落とした。)
※ネボ山、申命記の最後にいたる章によると、ネボ山は、神がイスラエルの民に与えられた約束の地を、ヘブライ人の預言者モーセに眺望させた場所とされる(申命記32章49節)。
※メデバ、マダバ周辺には新石器時代以来人が住み続けた。マダバの街は青銅器時代中期に遡り、かつてはモアブの境にある町で、旧約聖書の民数記21章30節およびヨシュア記13章9節では「メデバ」の名で登場する。
15:3彼らはそのちまたで荒布をまとい、
その屋根または広場で、みな泣き叫び、涙に浸る。
(彼らはそのちまたで、ボロボロの衣類をまとい)
(その屋根の上、または広場で集まり、皆泣き叫び、涙を流す)
(滅びのときが来たのを知るからだ)
※イスラム教の伝統が踏みにじられる出来事が起きる。
15:4ヘシボンとエレアレとは叫び、
その声はヤハズまで聞える。
それゆえ、モアブの兵士は声をあげ、
その魂はおののく。
(ヨルダンとエレアレは泣き叫び)
(その声は、ヤハズまで聞こえる)
(それゆえ、イスラム教の民たちは声をあげ)
(その魂は恐怖のためにおののく)
※その集団の恐るべき悪行の為に人々はその恐怖に満ちる。
※ヘシボン、ヘシボン東に位置する、古代の町だったヨルダン川の近代的な王国で、ヨルダン、歴史の領土内でアモンと古代イスラエルのこと。
※古代ヘシボンは、ヨルダンを超えていた。ヘシボンへの参入にイスラエル人によって撮影された約束の地、との部族に割り当てられていたルーベン、その後、それが与えられたガドの部族。
15:5わが心はモアブのために叫び呼ばわる。
(わが心(怒り)は、イスラム教のために叫び続ける)
その落人はゾアルおよび
(その落ち人は、近隣の町に逃げ込む)
※人々は、イスラム教崩壊の為、難民となる。
※ロトと二人の娘はツォアルの町に逃げて、ソドムの滅亡から救われました。とあるので…。
※ゾアルは、「夜が明ける頃」にソドムを出たロトが「太陽が地上に昇ったとき」にたどりつくほどの近距離です。ソドムを含む一帯が焼き尽くされたのから、煙が立ちこめ熱風がゾアルにも当然押し寄せたことでしょう。
(そのさばかれた人々は、ロトと二人の娘のようにゾアルの町に逃げたが焼き尽くされた)
エグラテ・シリシヤにのがれ、
泣きながらルヒテの坂をのぼり、
(行く場所、行く場所を逃れて)
ホロナイムの道で滅びの叫びをあげる。
(歩き続ける道で、滅びを知り泣き叫ぶ)
15:6ニムリムの水はかわき、
草は枯れ、苗は消えて、青い物はない。
(用水はかわき)
(草は枯れ、苗は完全に乾燥して使えなく、青い物はない)
15:7それゆえ、彼らはその得た富と、
そのたくわえた物とを携えて、柳の川をわたる。
(その飢饉のために、彼らは難民となり、その地を離れる)
15:8その叫びの声はモアブの境をめぐり、
(その叫びの声は、イスラム教の地域をめぐり)
その嘆きの声はエグライムにいたり、
(その嘆きの声は、ヨーロッパに至る)
またその嘆きの声はベエル・エリムにいたる。
(またその嘆きは、近隣にこだまする)
※その集団の悪行は、ヨーロッパにも聞こえて、問題となる。
15:9デボンの水は血で満ちる。
(川は死んだ人の血で満ちる)
わたしはデボンの上にさらに災を加え、
(主なる神は、さらに災いを加える)
モアブののがれた者と
(イスラム教の逃れた者と)
この地の残った者とに、ししを送る。
(この地に残った者とに、滅ぼす者を送る)




