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愛されクソ雑魚TSエルフが紡ぐ異世界シンフォニー  作者: 桜寝子
第2部 第1章 あれからとこれから
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閑話 エリンシアの異世界講座

 ~第5回 エリンシアの異世界講座~


 ここでは私、エリンシアがこの世界の事について、前世――地球的な感覚で色々と説明していくよ!

 あくまで設定解説、メタ的な要素も含むから注意!

 でも興味無かったり、私のお話が合わなければ飛ばしてもいいよ?


 え、早い?

 いやだってキリが良いし……旅に関する事をこれ以上本文に入れてもぐちゃぐちゃになりそうだし……

 まぁ、ともかく始めよう!



「旅」 

 色んな所に行って、色んな人と出逢って、色んな景色を見る。

 どれだけ危険だとしても、それはやっぱり何物にも代え難い価値があるんだ。

 だからシーカーという人達が当たり前に居るんだよ。


 私も同じ。せっかくこんな世界に生まれ変わったなら、出来る限り世界を回って体験したい。ただそれだけなんだ。


 まさかこんなに早くなるなんて考えてもいなかったけどね……

 まぁ、ルナ以外に3人も付いてきてくれるし、結果オーライ?



「馬」

 私達が移動手段に選んだのは、この世界でも特に屈強な馬。

 馬車は大きくて険しい道が通れないし、護る為に離れられないから実は不便なんだ。

 大勢だったらまた別だけど、そういうシーカーは少ないらしい。つまり大体皆同じ。


 地球の馬も私は関わった事が無いから、正直大きさの違いとかは分からないけど……多分デカい。

 他の違いは足が太くて毛が多いとかかな。

 私なんかには、突然乗れる様になるなんて無理だったよ……



「荷物」

 さっき言った様に馬車が使えないから当然持てる荷物も少なくなる。

 とにかく色々必要だから取捨選択が大事。


 物資は街で補給するから、どう進んでいくかを出来るだけ決めておかないと後が面倒になっちゃうね。



「食料」

 勿論保存の効く食料は多いし、そういう物を持っていくよ。

 必要な栄養を摂れる様に考えて選ばなきゃね。


 食料調達は割と出来るから多くは必要無いけど、調味料は絶対必要。

 だから何が食べられるのかっていうのを調べる為に図鑑があると便利。


 じゃないとお腹壊すし、最悪死んじゃう。山で変なの食べて大変な事になった経験あるからね……



「水」

 水は魔法で出せるから水筒1つ持っていれば大丈夫。

 それだけじゃ味気無いけど、お茶とかコーヒーとかあるから好みで持っていけばいいんじゃないかな。


 魔法で作り出す水は不純物なんて無い所謂純水。

 当然他にも摂るべき栄養はいっぱいだよ。水が飲めるなら大丈夫って訳じゃない。


 誰でも水を出せるっていう前提があるから、意識はやっぱり地球とは違うね。

 当然だけどそこらの生水なんて誰も飲まないし、煮沸消毒して……とか知識はあってもわざわざ考えないみたい。



「着替え」

 大事だけど嵩張っちゃうやつ。ハンターが着る様な凄く丈夫な服が基本というか当たり前。

 洗濯も乾燥も魔法であっという間だし、予備に1着用意しておくくらいかな。

 目的地に合わせて増えたりするけどね。


 私は貰った服のまま……だって大きめに作ったからまだまだ着れちゃうんだもん。それでも新しく1着作ったけどね。


 過酷な旅なのにワンピースとか着て大丈夫かって思うかもだけど、あんまり問題無かったり。そもそも防具が要らない訳だしね。

 それに山で殆ど裸で生活してたんだから、着てるだけずっとマシよ。


 そして靴は本当に大事。服以上に嵩張るから予備も邪魔になるし、お金を掛けてしっかりした物を買うよ。

 むしろ誰もがそう考えるから、そもそも良い物ばかりなんだけどね。

 最悪、魔力障壁で足を護れば裸足でもなんとかなるかも。



「お金」

 当然、街に着いたら必要になるから持ち歩かなきゃダメ。

 シーカーが街でちゃんと稼ぐには身分証必須。つまりこれもしっかり持ち歩かなきゃいけない大事な物。


 私の身分証ってどうなんだろうって思ってたけど、どうやらその辺りは団長さん達がちゃんとしてくれてたみたい。良かった。


 シーカーは所謂冒険者で、創作でよくある冒険者ギルドみたいなとこで仕事を受けるんだと思ってた。

 でも全然違くて、簡単なバイトを紹介してくれるだけみたいな感じらしい。



「野宿」

 当たり前だね。馬車だったら中で寝るとか出来るだろうけど、基本は野宿。

 テントを張る事もあるけど、地属性の魔法で壁を作って囲ってもオッケー。

 むしろ山に居た時はそうしてた。主にルナが。


 他にも魔法で周囲の温度を調整したりと、意外と地球のキャンプより楽かも?

 火も水もいくらだって使えるし、魔法が偉大過ぎるよ。


 そしてしっかり疲れを取る為にも睡眠は大事。

 だけど魔物以外は結界で防げないから、見張りが必要になったり警戒用の魔道具を使ったりする。

 それもあって、頑丈な壁を作ってくれる人は重宝されるらしいよ。


 地属性の魔法って凄く便利。いやー、ほんとにルナ様様だね。



「簡易結界」

 野宿の時に使う、魔物を退ける結界を張る為の魔道具。

 魔石によっては半日くらいまでは維持出来るみたい。


 でも魔力を多く蓄えられる魔石って大きいから、いくつも持つと結構邪魔なんだよねぇ。

 魔力の補充は街でするけど、道中で少しずつ魔力を注ぐ事も出来る。

 一気に溜めるのは戦闘を考えたら絶対しちゃダメだよ。



「トイレ」

 なんでこんな事を話させるかな。誰だ項目に入れたの。

 いやまぁ大事な事だけどさ……


 あんまり言いたくないけど、当然外でする事になるよ……

 恥ずかしいけど仕方ないし山で慣れてる。だってどうしようも無いもん!

 ハンターなら皆慣れてるんじゃないかな。


 まぁ土壁を作って隠したりとかも出来るしさ。

 魔法で穴を掘るなりしてさっさと済ませて埋めて、これまた魔法で水使って洗うんだよ。

 ちゃんと綺麗にするのは常識。魔法大事。


 ただし、周囲の警戒は絶対必要だね。覗きとかじゃなくてね。

 それもあるかもしれないけど、危険を避ける為にね。

 食事と排泄と睡眠、生物が油断する瞬間って言われるくらいだし、真面目に警戒しないといけないんだ。


 私みたいな可愛い女の子だって、美男美女だって、逞しいおっさんだって、皆等しく外でする。

 そう考えるとなんか情けないけど面白いよね。




 さて、大体こんなもんかな。

 旅をする事に関しては、やっぱり全体的に前世の感覚が通用しないね。

 魔法はとにかく便利だし、環境も何もかも違い過ぎるもん。

 まぁだからこそ全部楽しめるんだけどね。


 街を出るまでは本当に寂しかったけど、一旦出て旅が始まってしまえば期待が勝つね。

 この先一体どんな事があるのか、ワクワクしかないよ。


 じゃ、また次の機会に。ばいばい。

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