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閑話 エリンシアの異世界講座

 ~第4回 エリンシアの異世界講座~


 ここでは私、エリンシアがこの世界の事について、前世――地球的な感覚で色々と説明していくよ!

 あくまで設定解説、メタ的な要素も含むから注意!

 でも興味無かったり、私のお話が合わなければ飛ばしてもいいよ?



 気付けば私がこの街に来てから結構経ったね。

 最近はちょっとずつ体も成長してきたし、鍛錬も良い感じ……な気がしなくもない、かな?

 とりあえずその成長のお陰で力の使い方も変わってきたし、その辺りも改めて説明するね。



「アルカナの盾」

 今まで私が使ってきた障壁。1枚の壁だったり真ん丸だったり。

 リアーネさんが作ってくれたブローチ型の魔道具のお陰で、展開と維持と調整が凄く簡単になった。


 勿論、魔道具を使わない練習も続けてるよ。

 魔道具に依存してると、万が一壊れた時に困るから。

 あくまで補助という事を忘れるな、ってよくよく言い聞かされてるしね。



「アルカナの剣」

 リアーネさんが作ってくれたブレスレット型の魔道具その1。

 半透明の片刃の剣で、少し幅のある刀……みたいな?

 護拳って言う、柄を覆うガードがついてるしサーベルとかの方が近いのかな。


 勿論とにかく硬い。どんな無茶な使い方したって大丈夫。

 でもって、そんな硬さで刃があれば鋭いのも当然。

 なのに凄く軽いから扱いが難しいんだ。


 軽い所為で威力(?)はあんまり無い。

 ま、重かったら私じゃ扱えないしこれで良いんだけどね。



「アルカナの矢」

 リアーネさんが作ってくれたブレスレット型の魔道具その2。

 これまた半透明の矢で、他に特徴は無いかな。


 矢羽まで硬かったから弓に引っ掛かって飛ばせなかったけど、私が柔らかい形を作れる様になって完成したよ。


 やっぱり軽くて威力は劣るけど、本来かなり嵩張る筈の矢が要らないっていうのがとにかく良いって話。

 魔力さえあれば打ち放題だもんね。


 流石に弓を持ってて矢を持たないのは誰が見てもおかしいから、ちゃんと普通の矢も持つよ。

 その弓も新しく用意してくれた。

 なんだかよく分からない話をしてたけど、弓の中心に穴が空いてて、そこに番える形になったよ。


 素早く番える事は出来なくなっちゃったけど、その分よく当たる様になったかな。



「アルカナの形」

 新しく柔らかい形を作れる様になった。

 でもいまいち使い勝手が分かんないんだよね。防ぐだけなら今までので良いし。


 ついでにブレスレットから物凄く頑丈なワイヤーを出せる様にもなった。

 矢羽の形を作れるなら糸状にも出来るでしょ、ってリアーネさんがブレスレットを再加工してくれたんだ。 


 なんとス〇イダー〇ンごっこが出来るよ。

 まぁ支えるブレスレットと手首、私の非力さの問題で凄く難しいんだけどね。


 ファンタジー物だと糸使いってかっこいいけど、実際使ってみると想像通りにはいかないね。

 こんな細くて軽い物を、切断出来る様な勢いで操作なんて無理。

 それに私は頭悪いし、便利なのは分かるけど良い使い方が思い浮かばないんだ。



「水練」

 泳ぎを教わるだけじゃなくて、水場での戦闘を学ぶ事を言うみたい。

 まぁ、足首くらいの水でも動きは全然変わるし、跳んだり走ったりしたらバッシャンバッシャン凄い事になるからね。


 それが膝くらいの深さになったらもう、まともに動ける筈も無い。

 装備を纏ったまま泳いだりなんてそれこそ。

 そういう状況での戦闘訓練……地域によっては真面目に大切な事なんだろうな。


 ちなみに私は全然泳げなかった。なんで覚えてるんだか、生前の感覚が邪魔なのよ。

 こんな小さくて非力な体と全く違う感覚の所為で最低限しか無理だった。

 まぁ浮ければ魔法で水流作ったりでどうにでもなるんだけども。



「生活基盤」

 そろそろ生活に関しても話そうかな。

 生活基盤、つまりインフラは整ってるよ。基本は魔道具で生活を支えてる形だね。


 地球みたいに電柱とか無いから、正直こっちの方が綺麗に纏まってて生活しやすいかも。

 まぁ一部魔力を伝達させる為の電線的な物はあるけど、そういうのは地下に埋まってて見えないしね。


 上下水道もしっかり管理されてるし、なんなら個人の魔法で解決出来る事も多いから楽な物。

 衛生意識もかなり高くて、トイレなんか凄いよ。

 流石に地球のとは形が違うけど、例外無くウォシュレットだよ。

 魔道具で水なんて簡単に出せるからね。


 家電製品的な立ち位置の魔道具なんてそれこそ沢山。

 似た様な物を比べたら地球の物に負けてないって事だけは確かだね。



「宗教」

 ファンタジーと言えば宗教ってくらいお約束だよね。

 この世界にもそういうのがあるのかと思ったけど……なんか曖昧。


 地域によっては精霊とかドラゴンとか、信仰される物はあるみたい。

 日本的な感じなのかな。宗教はいくつもあるけど、みたいな。


 神様って言葉も概念もあるけど、これっていう名前はもう無い。

 ずーっと昔はそういう宗教もあったらしいけど、約千年前の壊滅から失われたとかなんとか。


 まぁ人類壊滅なんて信仰どころじゃないかもね。

 逆に何か新しい信仰が始まりそうだけど、どうなんだろうな。



「遺物」

 古い魔道具から遺跡になった場所も含めて、約千年前の旧時代の物を指して言うね。

 復興する中で昔の街は殆どが崩されて消えたから、失われた物や情報も多いんだ。


 それでも一部は残ってて、遺跡として保存と調査がされてる。

 割とそこら辺に埋もれてたりするらしいよ。

 そこから過去の技術を解析して、今に活かす為の研究とかもされてるね。


 そういう遺跡は所謂ダンジョンだよね。

 大体亜人や魔物の巣窟になってて、掃討して攻略するっていう……ワクワクするなぁ。




 さて、今回はこれくらいにしようか。毎回長くても嫌だしね。

 というか遊びと鍛錬に夢中で、あんまり勉強出来てないんだよねぇ。


 勉強も頑張らなきゃって分かってるんだけど……それなりに出来ちゃうから後回しになりがち。

 まぁそんな話は要らないか。とにかく終わり、じゃあまたねー!

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