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愛されクソ雑魚TSエルフが紡ぐ異世界シンフォニー  作者: 桜寝子
第1部 第1章 新しい居場所
20/73

閑話 エリンシアの異世界講座

 ~第1回 エリンシアの異世界講座~


 ここでは私、エリンシアがこの世界の事について、前世――地球的な感覚で色々と説明していくよ!

 あくまで設定解説、メタ的な要素も含むから注意!

 でも興味無かったり、私のお話が合わなければ飛ばしてもいいよ?


 ごちゃごちゃ言ってても仕方ないからさっさと始めようか。




「世界」

 この世界、この星の事はオルティナって呼ぶみたい。

 所謂ファンタジーな世界だね。基本的に地球と同じかな?


 街以外には安全な場所は無いと言っていい危険な世界。

 だけど、それと同時に不思議と魅力に満ちた世界。


 ずっと昔は物凄く繁栄してたけど、同時に魔物も溢れてしまって一度人類は滅びかけて……そこから千年くらい経っての今、なんだってさ。



「転生」

 一体何が起きたんだか、私は死んで気が付いたら赤ちゃんとしてこの世界に生まれてた。

 生まれ変わりっていうのを信じて無かった訳じゃないけど、まさか異世界なんてねぇ……


 魂ってのは本当にあったんだろうね。

 その魂に記憶、心が宿ってるから私は生前を覚えてるんだ。


 ただ、それを脳が処理出来なかったんだろうな。

 生まれたばかりの小さな体に記憶を押し込めるのは本来有り得ない負担で、その所為で私は死にかけたのかも?


 まぁとにかく、何かしらの要因でこっちの世界に迷い込んだんだろうけど……流石に私自身でも何にも分からないや。



「人類」

 この世界に暮らす人達。

 共通の言葉を話して、魔法を使って社会を築いている種を纏めて人類、ヒトと呼んでるらしい。


 ファンタジーな世界らしくヒュム、アニム、エルフ、ドワーフの4種族に分けられてるね。

 社会を築いているとは言い難いけど精霊も人類になるのかな。

 其々についてはまた今度にしよう。


 昔は種族毎に生活してたけど、今はごちゃ混ぜで新たな文化で生きているんだってさ。

 異種族間だと子は基本的に母体と同じ種族らしいけど、そもそもあんまり産まれないらしい。


 こういう世界お約束な種族差別が殆ど無いのは良い事だけど……やっぱり陰で少しは有るみたい。

 それはもう人の性なのかもね。



「人類以外の生物」

 亜人と魔法生物っていう区分けがされてるやつ。

 人類からすれば結界の意味が無い厄介な敵になるんだけど……これもまた今度其々詳しく話そうかな。

 簡単に言えば亜人はゴブリン、魔法生物はドラゴンとか。お約束だね。


 勿論ただの獣だって居る。一部は家畜や愛玩として飼われたりして生活にも密接に関わってるね。

 その辺りは地球と同じだけど、不思議な世界らしく変な生物も沢山居るよ。



「魔法」

 まず……世界に満ちる力、万物の根源とされるマナという物があるの。

 呼吸や食事なんかでマナを取り込んで魔力へと変換される流れだね。


 そして魔力をエネルギーとして様々な現象を発生させるのが魔法。

 生活の基盤になってる大事な物。


 魔法には『火、水、風、地、雷、氷、癒』の7つの属性があるんだけど、呪文や詠唱は存在しない。意思のままだね。

 だからこそ制御をしっかりしなきゃいけないよ。


 誰でも一通り使えるんだけど、個人の適性が1つあってそれ以外は殆ど成長しない。

 満遍無く高水準で使えるのは精霊だけ……そして満遍無く最低レベルなのが私。ちくしょう。



「魔法の種類」

 属性魔法とはまた別として扱われる物が身体能力の強化、魔力障壁、魔装の3つ。

 でも面倒だから纏めて魔法って呼ばれてる。


 これらがあるから武器は傷や汚れを抑えて使えるし、鎧なんかの防具が要らないんだ。

 これもやっぱりまた別の機会にしようかな。

 纏めて説明すると長くなっちゃうからね。



「魔道具」

 魔力を貯め込める石――魔石を使って魔法を使う道具。

 魔力さえ流せば誰でも同じ現象を発生させられるんだ。


 戦闘用の物も多いけど、生活の為の物が殆ど。

 分かりやすい例だと水道とか冷蔵庫とかだね。


 トイレ……下水もきっちり魔道具で管理されてたり。

 とにかく生活の基盤になってるとても大事な物だよ。



「魔物」

 魔力を使う事で負のマナっていう物が発生して、それが集まって何処かで生まれる人類共通の敵。

 街はこの魔物が入ってこれない様に、且つ中で生まれない様に結界を張っているんだ。


 この世界の様々な生き物の姿を模しているんだけど、真っ黒な影の様な姿が特徴。

 基本的には生まれてから時間が経つ程強く大きな姿に変わっていくらしい。


 血も肉も骨も無いし、種を存続させようともしないから生物ではないって認識がされてるよ。


 魔力を使えば魔物が生まれるとは言え、少しでも使ったら直ぐに生まれるって訳でも無いみたい。



「結界」

 魔物を退ける結界はずーっと昔から伝わる魔道具技術。

 壊滅してもこの技術だけは死守したからこそ、人類は生きてこれたんだ。

 結界が無い時代なんてどうやって生きていたのやら……


 結界は魔道具を中心に球状に展開される。

 膨大な魔力を消費しちゃうから、やたらと魔物が増えてしまわない様に街を少な目に点在させてるんだ。


 車や船なんかの移動手段だと一時的に展開するね。

 野外での休息用の物とかもあるらしい。



「ギルド」

 様々な職毎に人が集まって仕事をする……まぁ所謂会社だよね。

 よくある冒険者ギルドとは違うよ。


 基本的にはその街での物で、どれだけ大きくても近くの街と関わるくらい。

 ましてや他国にまで関わる事は殆ど無いんだ。

 そんなのは精々が物流関係くらいかな?



「ハンター」

 街を護る為に外敵を減らす、最も重要視される危険な職業だよ。

 戦いの対象は魔物だけじゃなくて、亜人や魔法生物、ただ狂暴な獣まで全て。


 見習いとして15歳くらいから働けるけど、しっかり保護されて鍛えられるらしい。

 同じギルドと言っても、ハンターは公務員に近いんじゃないかな。

 給料も街から支払われるらしいし。


 外を護るのがハンターなら、中を護るのが警邏隊って人達。警察みたいなやつ。

 こっちはまた今度ね。



「シーカー」

 国を問わず世界を自由に旅する人達の事をこう呼ぶんだってさ。

 危険だから高い実力と知識が求められるんだけど……その自由さに惹かれてシーカーになりたい人は多いらしい。


 どの街にも彼らの為のギルドがあって、所謂冒険者ギルドに近いのはこれかな?

 と言っても、旅の中でお金を稼げる様にちょっとした仕事を斡旋するだけの物だけどね。ランクとかも無いよ。


 当たり前だけど身分が保証されなきゃ他の街で出来る事も少なくなるし、他国でなんてそれこそ無理な話。

 出身地で申請すれば身分証は貰えるらしいけど、私ってどういう扱いなんだろう……



「街」

 魔物対策で結界の範囲内に、魔物以外の対策に壁で囲んで作られる。

 首都に当たる国の中心の街は、そのまま中央って呼ばれるね。


 街によって特色があったりなかったり。

 なんなら街同士の関わりが薄いからか、それぞれ違う文化が根付いたりしてるらしい。


 どの街も分かりやすく東西南北に門があって、そこから街道に出る。

 万が一門が崩れた時の為に、普段は閉まった小さな門もいくつかあるよ。

 これはアルピナの件があってから普及した対策なんだってさ。



「街道」

 街と街を繋ぐ道で、魔動車が走る為に広く大きく整備されているんだ。

 綺麗に石畳で作られててびっくり。


 そういう建築とかも、魔法や魔道具のお陰で地球とは全然違うからこそなんだろうね。

 流通に関わる大事な物だから重要視されてるよ。

 だから整備を仕事にしている人達も居るし、その時はハンターが護衛に就く。


 老朽化とは別で魔物と亜人と魔法生物の影響、それらとの闘いでの破損なんかが多いんだ。

 その所為で大きな橋はあまり無いみたい。維持が難しいんだとか。



「魔動車」

 街道を走る大きな魔道具。定期便みたいな感じで、街と街を往復して人や物を運ぶ仕事として使われるのが殆ど。

 元々は馬車で、街道の整備に合わせて作られたんだって。


 私はあんまり詳しくないけど、地球で言う軍用のトラックとかあんな感じじゃなかったかな?

 天井はあるけど壁は低くて布張りで、咄嗟に外に出れる様になってるんだ。


 個人で所有はされないから、私を保護した時のあれは団長さん達のギルドが保有してるんだろうね。





 さて、初回から沢山解説したって分かりづらいし、これくらいにしておこうか。


 一応言っておくけど、私の説明だって全部が正確とは限らないからね。

 この世界の事に関しては私だって勉強してる途中なんだから。


 今後もこうして、私が見て聞いて知った事思った事を、前世の感覚も交えてお話していくつもりだからよろしくね!

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